ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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石川遼とUSツアー 264 タイガーの復活???

2017-10-22 | 危うい日本のゴルフの世界

photo;Golf Channel

端的に判断してもらいたくない。

遼のゴルフが、試行錯誤の研鑽中にあり、いま 重荷から解き放されて、原点に戻り、深い洞察を実行している最中である。トップのジャスチントーマスが、4ラウンドで28のバーデイ、遼は27バーデイを記録したのは、表面的には、遼のゴルフが評価されるについて、なぜ、シードまでい足らないかというと、ボギーの数がトーマスは、4ラウンドで2個しかなく、遼は、半分以上のボギーが重なり、ゴルフのまとめが、できなかった事例がある。その原因は、ドライヴァーの安定と精密度にあって、ショートゲームに失敗したゲームで、スコアを落としているわけだ。日本の試合に、いま参戦しているが、試行錯誤のどん底を見ている遼は、自分の中では、手ごたえを感じているはずだ。日本での試合は、あくまでも、アメリカの試合を指標にした研磨である。来季のアメリカの試合は、10試合ほどになるが、試合をするのでなく、優勝争いができる準備をしなければならない状況にある。

記者は、今の遼は、リズムを外しているが、基礎的要因であるゴルファーの要素は、今の日本の選手にない優れた能力を持ってると考えている。遼のゴルフは、進化の中のそぎ落としと、引き出しの精密さを必要としている。記者は、アメリカで徹底的成績は、築いていないが、まだ、朽ちる段階にあるのではなく、伸びていく過程の段階を踏んでいるだけだと断じる。遼のゴルフを心配していない。だから焦らず、遼のゴルフ型を身に着けてほしいと進言する。平たく言えば、自信のあるゴルフをするために、獅子の会に入れるよう努めるマネジメントを確立することを忘れないでほしい。獅子の会(4X4=16)つまり、パー5では、少なくともワンラウンド4つのバーデイを取る。4日、続けるわけだから、16個のバーデイがものをいう。ツーオンツ―パットかスリーオンワンパットでいい、その時の事情でマネジメントせよ。記者が見るに、パットにもう少し、時間をかけて、四方八方から、グリーンを読め、読みすぎるくらい読め、徹底したパッテイングに集中せよ。アイアンのノックダウンをしっかり、身につけよ。タイガーの全盛時代は、見事にはまったスイングだ。

さて、タイガーのカムバックがささやかれている。ロサフォルテなど、タイガーの試合には、興奮が先に立つとも言っている。タイガーの全盛時代に、今のトップを走るプレヤーと腕を比較すると話にならないほど、開きがある。タイガーの域に達している選手などいないのだ。それほど、タイガーのゴルフは凄みが先にあった。まるで、魔法のようなゴルフでもあったと思う。記者がノスタルジアを感じているのではない。そのタイガーと遼はゴルフしている。その凄みが、遼には理解できているだろう。目指せ、雲の上のゴルフを。スポーツには、その人の時節がある。遼は、これからのゴルファーだと記者は思っている。

 

 

 スポーツマンは、すべて、活火山なのだ。体の中にマグマを蓄えて、いつ爆発させるか、待っているのだ。

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