ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

118 U.S. Open Championship 開幕まで秒読み

2018-06-11 | 危うい日本のゴルフの世界

US Open Championship いよいよ秒読み

Shinnecock Hills Golf Club

世界で名だたる難コースでの全米オープン選手権、昨年は、ケプカが豪打にものを言わせて初メジャーを獲得、今年も調子は良く、不動のゴルフイングを披露している。

補欠で星野陸也 出場決定 !!!松山英樹、小平智、秋吉飛翔  4名の日の丸団

 

何といっても、タイガーの復活劇であろう。タイガーの人気は、想像を絶する。むつかしいコース設定は、タイガーの望むところ、メジャ^14勝とツアー79勝は、説明の必要もない。

午後1時47分、アウトから、タイガーは、今週、Fedex St,Jude 選手権を長打で19アンダーで優勝、2位に6ストローク差をつけての優勝後、直接にシネコックに入るDJ事、ダスチン。ジョンソンと対峙する。

加えて一緒に回るのは、タイガーがほめていたナンバーワンランクのJ.トーマスと同じペアリング。USGAも粋な組み合わせをするので有名。

優勝候補にも記者連に挙げられている松山英樹は、8時13分 オーストラリアの実力者、マークシュリーマンと因縁浅からぬ田中豊の孫、リッキーファーラとペアリング、初日が勝負になる。

新鋭、小平智は、7時40分、スターダムのポールケーシー、そつがなくスコアを作っていくゴルフイングは、智と似通って妙である。それにチェンバーズベイで優勝の最前線にまで駒を進めた南アのブランデングレースとペアリング、初日から、熱い戦になるのは、間違いない。特別にGT のコレスポンデント菊池が小平の組を追う。

ミズノの逆転勝利で、その名をいっぺんで日本にとどろかした秋吉翔太は、全英の切符も取得、全米オープンも取得しリズムに乗ってる選手である。マッシュウジョーンズとライアンフォックス、ニュージランドの名選手とペアリング、豪打では、秋吉は、負けてはいない。

アメリカでは、無名に近い秋吉だが、失うものはない強さが、魅力だ。

            US Open 特別記者      古賀剛大

18 hole /photo: David Canon/PGA Tour/USGA/Shinnecock 

星野陸也、補欠で出場決定。日本勢は、4名、メジャー第2戦、世界一の座に誰がつくのか。世界最高の難度のコースをどう呑みこむか。

ラフに入れると、Penalty one stroke になる。天候加減では、優勝は5アンダーまで伸びるかどうか。

 

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間違っている日本のゴルフツアー組織と行動

2018-06-11 | 危うい日本のゴルフの世界

なぜ、プロアマ戦で苦情が出たか。片山晋呉選手の振るまいが、スポンサー側のプレヤーに不快感を与え、問題が表面化した現実を踏まえて記者なりの見解を述べたい。

まず、根本的に間違っているのは、ゴルフツアーが、独立性のある興行になっていない現実である。ツアー組織は、完全にスポンサーに頼り切っており、独自のツアー組織によるトーナメントの開催ができない。ツアーがスポンサーを呼んでいるのではなく、スポンサーがツアーを呼んでいる状況が長年続き、これが慣習になってしまって、主客転倒に落ちている。スポンサーがつかないと興行が成立しないのだ。

それは、ツアー組織が、スポンサー一極主義で、一般のギャラリーを粗末にして来た経緯から、間違いが生じているのだ。ギャラリーが集まるから、スポンサーがついているのではないか。しかし、パチンコ屋などのスポンサーで、税金を払いよりは、と税金逃れの対策のために、流れている噴飯ものの極悪質なトーナメントも存在する。社会的に汚名をきたすようなスポンサーでも、金を出すから、ツアー組織は、頼っていく悪癖がある。社会的にマイナスで一般人に嫌悪されている事実を忘れている。

ツアーが実際に面白くワクワクドキドキするよう興奮を呼び起こすトーナメントを我慢しながら、継続していけば、独立した興行がなりたつ。マスターズのように、スポンサーは必要ないのだ。冠むりを持たなければ、トーナメントが開けないようであれば、それは、魅力あるスポーツではない。

お金を払って見に行く、観に行きたい、現場にいたいと思うから、興行がなりたつのではないか。

現状は、スポンサーのわがままなプロアマ戦が幅を利かして傲慢すぎる態度がある

プロアマ戦などトーナメントに組み入れられないのだから、やめた方がいい

ゴルフ界のためになると、考えるほうがおかしい。プロアマ戦など、スポンサーのマスターベーションに過ぎないのだ。それよりも、もっと、ボランテイアを大事にすべきである。片山問題は、ツアー組織が、生きるか死ぬかの問題である。片山だけに、この問題を背負わさせるのは、錯誤であり片手落ちであろう。昔から、お客を大事して来なかった組織と選手自体が問われる今日である。お客を大事にしない習慣が当たり前になってしまった結果である。お客が神様である哲学をすっかり、忘れているのである。

スポンサーがいなければ、食えない輩が、スター気取でいるのは、片腹いたい。品性、品格、資質ともに。急降下している日本の現状はこれからMedia はどう伝えるのであろうか。スポンサーがいなければ、興行が成立しないのであれば、根本的な土台が狂っているのである。

すべて、金がないから、が原因になるのか。それならば、資金調達をなぜ、考えないのだ。

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