獣脚類を中心とした恐竜イラストサイト
肉食の系譜
ティランノティタン単品

ショップの全商品を見たわけではないが、ティランノティタンの全身復元のイメージはTシャツデザインしかなかったように見えた。もちろん公式ガチャにも入れてもらえなくてかわいそう。
ティランノティタンの完全なイメージはないので、描いてるうちにメラクセスにも似てくるのは仕方がない。しかしティランノティタンは南米大陸にカルカロドントサウルス類の覇権を確立した英雄であり、セノマニアンのギガノトサウルス、マプサウルス、メラクセスも偉大な祖先の墓参りに訪れたはずである。
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巨大恐竜展2024つづき

ヘレラサウルスは図録の中では竜盤類の一系統になっているが、ここではわかりやすく獣脚類としている。

モザイケラトプス

テチスハドロス
私の体重は4週齢のパタゴティタンと同じであることがわかった。成長したパタゴティタンは私の4400倍らしい。

この解説図は、首を持ち上げているのが基本姿勢であることを示唆していないか。
パタゴティタンの対決ゲームもやってみた。パタゴティタンを攻める動物を選びましょう。ゲニオデクテスが出て来るのはいいが、カメがパタゴティタンを襲うかな。ティラノティタンが勝ったところで次の親子に譲った。

うまく撮れなかったが、やはりカマラサウルスがいいですね。Haolonggoodのカマラサウルスが欲しくなります。

クライトンサウルス

初めて買ったMojoというメーカーのトロオドン。目がもう少し大きい方がそれらしい。
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中型ティタノサウルス類とギガノトサウルス族

合同展示会に来訪された方々、お買い上げ頂いた皆さま、ありがとうございました。
中型ティタノサウルス類は種類は特定せず、ディアマンティナサウルスのように14mくらいのものを想定。ギガノトサウルス族とは南米の大型カルカロドントサウルス類のグループで、ギガノトサウルス、マプサウルス、ティランノティタン、メラクセスが含まれるが、イメージしたのはギガノトです。
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巨大恐竜展2024
平日に行ったので比較的空いていたが、それでも夏休みなのでお子様の来襲は避けられない。まあ写真撮影にはそこそこ良かった。全体をまんべんなく紹介する気はないので、それを知りたい方は他の方の発信を見ていただきたい。



最初のセクションは、過去のギガ恐竜展などと同じで動物の巨大化について解説していた。ここで注目したのは、前肢で直立歩行するにあたって、ゾウでは橈骨と尺骨がねじれることによって手が前を向いている。トゥリアサウルスのような竜脚類では橈骨と尺骨はねじれていないが、何となく手は前を向いている(トゥリアサウルスでは若干内股か)。肘関節は軟骨のため正確な形状がわからないが、橈骨と尺骨の位置がずれていたかもしれないということだろう。パタゴティタンもこんな感じ。

恐竜の大型化に入ったが、ヘレラサウルス、スピノロボットなどはお台場で見たのでほとんど素通り。久しぶりにコンカベに会えたのは良かった。この後眼窩骨は「お岩さん」ではなくひさし状だと思うが。
テチスハドロスは、最近大型の個体が発見されて、「島嶼小型化」ではないという研究があったような。

ティラノサウルス類の大型化について、ディロン、ラプトレックス、ティラノの順に並べてある。白亜紀前期には小型だったが、後期には大型化したかのように見える。このうちディロンはジュラ紀のグァンロンなどより小さいわけだから、特に小型化したものであって初期のティラノサウルス上科が小型だったことの例としては今一つかと。じゃあ何がいいのかというと難しいが、ススキティランヌスなんかを見たい。ラプトレックスにしても、白亜紀前期の小型種としての扱いでここにあるが、解説にあるように現在は後期の大型種の幼体と考えられているので、これも今一つ。じゃあ何がいいのかはやはり難しい。ゴルゴの亜成体は亜成体だし。アリオラムス・アルタイは幼体だし。本当に中間的なグループはシオングァンロン、ティムルレンギア、アレクトロサウルスと、どれも調達が難しい。展示の構成もなかなか悩ましいところですね。
アンテトニトルスの復元模型は、初めてかどこかで見たかわからない。
第3章のパタゴティタンの部分は、大英自然史博物館の企画展をそのまま持ってきたので、ここだけ趣が異なる。随所にゲーム感覚や体験型の要素が取り入れられており、それが大好評となった理由でもあるのだろう。大人になると触ってみたいという感覚はないが、とにかく何でも触りたがる、いじりたがる小さい子の習性に合わせて、様々なガジェットが仕掛けてある。パタゴティタンの大腿骨の部分も触って回転させて説明を見るなどである。パタゴティタンの成長が早いということで、お子さんがオレンジ色のコーナーに入ると、生後1か月のパタゴティタンの体重はあなたの何倍ですとか、成長したパタゴティタンの体重はあなたの何千倍ですとか出る。
内臓器官についてもすべて触って操作するようにできている。呼吸のところは故障したのか調整中だったが、腸をにぎって消化物を押し出すなどはわかりやすい。ただ、心臓のところがわかりにくかった。押すと心臓に血液が流れ込みます、とあるが、どこを押せばいいのか全く説明がなく、スタッフの方に聞くと心臓全体がボタンになっているというが、いくら押しても全く動かない。これは、心臓全体がすでに目一杯押し込まれた状態だったので、引くことが必要だったのである。戻すような指示はないので、最初の見学者が押した時点で、押し込まれた状態になり、それ以後誰も押せなかったらしい。企画者はわかると思ったのだろうが、「心臓が血液でいっぱいの時は引いてみてね」とか説明しないとわからない。

パタゴティタンの全身復元骨格は大きすぎて、画角に収まらないことはわかっていた。
骨格図では首を少し持ち上げているのに、復元骨格は首も尾も妙に水平なのが気になった。かつてのセイスモサウルスなどのように、長さを強調した展示姿勢ということはないだろうか。そのためかカプセルガチャもレリーフモデルも完全に水平で、それ以外の姿勢はとれないかのようにみえる。ティタノサウルス類はもう少し首を持ち上げているのでは。

ティランノティタンは復元頭骨だけの出演で、特に詳しい説明もない。パタゴティタンが主役なのでティランノティタンの扱いはこのくらいだろうと予想していた。「カルカロドントサウルス類はアロサウルスの仲間で、南米では有名なギガノトサウルスやマプサウルスのように12mにも達した大型の肉食恐竜です。パタゴティタンと同じ白亜紀前期に生息していたのがティランノティタンです。」くらいは誰でも書けるでしょう。アルゼンチンにはティランノティタンの全身復元があるらしいが、この顔ということだろう。

パタゴティタンの次のセクションは、フクイティタンをはじめ、福井県立が持っているいろいろな竜脚類が並んでいる。バロサウルスとフクイティタンはロボットで、全身骨格はディプロドクス、アマルガサウルス、カマラサウルス、エウヘロプスである。頭骨はディプロドクス、カマラサウルス。最後のセクションは竜脚類以外の植物食恐竜ということで、デンバーサウルス、チンタオサウルス、ガリミムス、ブラキロフォサウルスなどであった。
アマルガサウルスは小柄で写真が撮りやすいので親しみが持てる。エウヘロプスもなにげに良いですね。

ショップは商品の品揃えが豊富でよかった。模型については、おなじみのシュライヒ、フェバリット、パポ、コレクタ、海洋堂のほか、今回はPNSOの商品が置いてあるのが目についた。PAPO社は立ち上がったギガノトを出しているが、モンスター的で感心しなかった。またニワトリのようにトサカと肉だれをつけたコンカヴェナトルも要らない。レリーフモデルは買わなかった。
横浜はもう一回くらい行くかな。



最初のセクションは、過去のギガ恐竜展などと同じで動物の巨大化について解説していた。ここで注目したのは、前肢で直立歩行するにあたって、ゾウでは橈骨と尺骨がねじれることによって手が前を向いている。トゥリアサウルスのような竜脚類では橈骨と尺骨はねじれていないが、何となく手は前を向いている(トゥリアサウルスでは若干内股か)。肘関節は軟骨のため正確な形状がわからないが、橈骨と尺骨の位置がずれていたかもしれないということだろう。パタゴティタンもこんな感じ。

恐竜の大型化に入ったが、ヘレラサウルス、スピノロボットなどはお台場で見たのでほとんど素通り。久しぶりにコンカベに会えたのは良かった。この後眼窩骨は「お岩さん」ではなくひさし状だと思うが。
テチスハドロスは、最近大型の個体が発見されて、「島嶼小型化」ではないという研究があったような。

ティラノサウルス類の大型化について、ディロン、ラプトレックス、ティラノの順に並べてある。白亜紀前期には小型だったが、後期には大型化したかのように見える。このうちディロンはジュラ紀のグァンロンなどより小さいわけだから、特に小型化したものであって初期のティラノサウルス上科が小型だったことの例としては今一つかと。じゃあ何がいいのかというと難しいが、ススキティランヌスなんかを見たい。ラプトレックスにしても、白亜紀前期の小型種としての扱いでここにあるが、解説にあるように現在は後期の大型種の幼体と考えられているので、これも今一つ。じゃあ何がいいのかはやはり難しい。ゴルゴの亜成体は亜成体だし。アリオラムス・アルタイは幼体だし。本当に中間的なグループはシオングァンロン、ティムルレンギア、アレクトロサウルスと、どれも調達が難しい。展示の構成もなかなか悩ましいところですね。
アンテトニトルスの復元模型は、初めてかどこかで見たかわからない。
第3章のパタゴティタンの部分は、大英自然史博物館の企画展をそのまま持ってきたので、ここだけ趣が異なる。随所にゲーム感覚や体験型の要素が取り入れられており、それが大好評となった理由でもあるのだろう。大人になると触ってみたいという感覚はないが、とにかく何でも触りたがる、いじりたがる小さい子の習性に合わせて、様々なガジェットが仕掛けてある。パタゴティタンの大腿骨の部分も触って回転させて説明を見るなどである。パタゴティタンの成長が早いということで、お子さんがオレンジ色のコーナーに入ると、生後1か月のパタゴティタンの体重はあなたの何倍ですとか、成長したパタゴティタンの体重はあなたの何千倍ですとか出る。
内臓器官についてもすべて触って操作するようにできている。呼吸のところは故障したのか調整中だったが、腸をにぎって消化物を押し出すなどはわかりやすい。ただ、心臓のところがわかりにくかった。押すと心臓に血液が流れ込みます、とあるが、どこを押せばいいのか全く説明がなく、スタッフの方に聞くと心臓全体がボタンになっているというが、いくら押しても全く動かない。これは、心臓全体がすでに目一杯押し込まれた状態だったので、引くことが必要だったのである。戻すような指示はないので、最初の見学者が押した時点で、押し込まれた状態になり、それ以後誰も押せなかったらしい。企画者はわかると思ったのだろうが、「心臓が血液でいっぱいの時は引いてみてね」とか説明しないとわからない。

パタゴティタンの全身復元骨格は大きすぎて、画角に収まらないことはわかっていた。
骨格図では首を少し持ち上げているのに、復元骨格は首も尾も妙に水平なのが気になった。かつてのセイスモサウルスなどのように、長さを強調した展示姿勢ということはないだろうか。そのためかカプセルガチャもレリーフモデルも完全に水平で、それ以外の姿勢はとれないかのようにみえる。ティタノサウルス類はもう少し首を持ち上げているのでは。

ティランノティタンは復元頭骨だけの出演で、特に詳しい説明もない。パタゴティタンが主役なのでティランノティタンの扱いはこのくらいだろうと予想していた。「カルカロドントサウルス類はアロサウルスの仲間で、南米では有名なギガノトサウルスやマプサウルスのように12mにも達した大型の肉食恐竜です。パタゴティタンと同じ白亜紀前期に生息していたのがティランノティタンです。」くらいは誰でも書けるでしょう。アルゼンチンにはティランノティタンの全身復元があるらしいが、この顔ということだろう。

パタゴティタンの次のセクションは、フクイティタンをはじめ、福井県立が持っているいろいろな竜脚類が並んでいる。バロサウルスとフクイティタンはロボットで、全身骨格はディプロドクス、アマルガサウルス、カマラサウルス、エウヘロプスである。頭骨はディプロドクス、カマラサウルス。最後のセクションは竜脚類以外の植物食恐竜ということで、デンバーサウルス、チンタオサウルス、ガリミムス、ブラキロフォサウルスなどであった。
アマルガサウルスは小柄で写真が撮りやすいので親しみが持てる。エウヘロプスもなにげに良いですね。

ショップは商品の品揃えが豊富でよかった。模型については、おなじみのシュライヒ、フェバリット、パポ、コレクタ、海洋堂のほか、今回はPNSOの商品が置いてあるのが目についた。PAPO社は立ち上がったギガノトを出しているが、モンスター的で感心しなかった。またニワトリのようにトサカと肉だれをつけたコンカヴェナトルも要らない。レリーフモデルは買わなかった。
横浜はもう一回くらい行くかな。
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