獣脚類を中心とした恐竜イラストサイト
肉食の系譜
2024 池袋ミネラルショー続き
戦利品の一つであるが、昨年は歯の形が違うということで見送ったもの。歯の形に難はあるが全体としてはいいので、カルカロ愛が勝って購入。
パーツの分割面を隠そうともしないのはともかく、頰骨や方形頰骨などに丸い穴のような窪みがあるのは何なのか、要らない。しかし化石風の塗装は上手い。歯以外でも博物館にある頭骨キャストと全く同じではない節がある。カルカロドントサウルスでは眼窩の上のひさしがここまで張り出していないような記憶がある。デジタル的に少しいじっているかもしれない。しかしまあミネラルショーでお買い物した満足感はあるのでいいだろう。
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2024 池袋ミネラルショー
コロナが明けて復活したはいいが、高くなってて。昨年に続き、買えるものは少ないといいますか。みんなそう言ってました。
今回ハートオブストーンはミュージアムインポートになっていたが、どっちでもいいそうです。
パレオサイエンスにはいつも通りの品々があり、メッセルものもいくつかありました。
ドイツのKrautworst Naturstein から始めると、ゴルゴサウルスの椎骨がいくつもある。神経弓がついているものは21万、ないもので12万。レアさを考えると欲しいが手が届かない。
ドイツのペルム紀の両生類のすばらしい全身化石、4万5千円で、お得だったので購入した。これはすごい。
Eldoniaへ行くと例の3Dプリンター模型が、百花繚乱のありさまである。アロサウルスの爪、ヴェロキラプトルの足、ダンクルオステウスなど、価格破壊が。もちろん昨年からのミクロラプトル、トリケラトプス、モササウルスなどもある。さらに壁沿いの棚には、新作マジュンガサウルス、ヴェロキラプトル、カルカロドントサウルス、アロサウルス、ケラトサウルス、ディロフォサウルスなどが所狭しと。
ティラノ幼体、ヴェロキラプトル、ケラトサウルス、カルノタウルスなど。カルノタウルスは1万5千とひときわ安いのはなぜなのか。サイズ?
なんというか、やりたい放題というか。。
そんな中でも実物化石の棚を見ると、ルゴプスの上顎骨がある。歯槽に置換歯が保存されていて、分離した歯も一緒に見つかっている。これは高くなければ買っていた(なんだそれ)。
Zoicでは買わなかったが、いいものはある。ボスニアの中新世のワニだそうです。
Paleo Pix Fossil というところにあるスピノサウルス化石。指もいいが顎の部分化石が5万とか、4万である。昔なら買っていた(なんだそれ)。
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Haolonggood ユタケラトプス
PNSOのロキケラトプスを買うつもりだったのが、つい手頃な価格のものを先に買ってしまうという、Haolonggoodの戦術に乗せられた。
元々、トリケラトプス展のときに、ユタケラトプスは正統派でかっこいいと思っていたのである。眼窩の角が短く額が角ばった感じもいいと思った。コレクタ社のも持っている。あのとき見た頭骨は、化石のマーケットで見たものだと思うが、論文の復元頭骨とは違うようだ。フリルの後端が左右に広がっていて、鼻角の位置も異なる。このHaolonggoodのは、論文の復元頭骨に合わせている。フリルの上端の切れ込みの形、ep2の位置(ちょっと正中よりのような気もするが)、鼻角は後方よりに位置している。
色はいかにもHaolonggoodらしい色使いで、ちょっと派手かと思ったがグリーンを購入した。カラフルさは限界だが、彩度やぼかし方で非常に美しくできている。グレーやベージュの棚に置くなら、これでいいと思える。草を食むように頭を下げたポーズもいい。
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第4回化石のマーケット
西葛西のTCA東京ECO動物海洋専門学校・第3校舎ダイナソーミュージアムで開催された、第4回化石のマーケットを見て来ました。
入口から入ると、いきなり吹き抜けの地下展示室のアクロカントサウルスが目に入り、テンションが上がります。
化石のマーケットというイベント自体は、ミネラルショーと博物フェスを足して小規模にしたようなものだった。1階はAtomic soul、文楽、パレオサイエンス、KASEKIYAさん等の化石販売でミネラルショーと同じ雰囲気であり、3階はグッズ販売会場でディノサンのようなプロの書籍、アーティスト、イラストレーターの作品、学生さんとおぼしき手作り感あふれる恐竜古生物グッズ、お菓子まで、楽しいグッズがいっぱい。
しかしむしろ興味深いのは、普段この専門学校の恐竜専攻?で行われている活動であった。地下の展示室以外にも、普段は一般公開されていない建物内部を見学できて有意義だった。3階にはプレパレーション室、3Dプリンター室、ペインティング室などがあり、いろいろ苦労もあるのだろうが、はたから見ると羨ましい限りである。
また2階には図書・標本資料室があり、様々な関連書籍の他、おなじみのフェバリットのスケルトンモデルやPapo, シュライヒ、PNSOなどの恐竜模型が並び、恐竜ファンにとってはなじみのありすぎる「恐竜部屋」となっている。ここで一日過ごしたい。
地下1階はミニ博物館となっていて、アクロカントサウルス全身骨格のほか、小規模の展示には欠かせないスタンの頭骨、歯や他の動物との比較、珍しいユタケラトプス頭骨、プロトケラトプス頭骨、タルボサウルスやアロサウルスの下顎、ステゴサウルス皮骨板、アンキロサウルス頭骨、パキケファロサウルスとエドモントサウルス頭骨、翼竜標本などが満載。奥の方の部屋には自然史博物館にあるような生命の歴史に沿って、解説パネルとおびただしい化石・レプリカ標本がぎっしりと敷き詰められていた。さらに博物館としては特徴的な生きた動物の飼育展示があり、水族館のように生きた化石カブトガニ、肺魚プロトプテルス、サラマンダーやカエル類が暮らしていた。スペースの制約で両生類までとなっているようで、上の階には爬虫類も飼育されている。エリマキトカゲ、サバンナモニター、ヤモリ類、マツカサトカゲ?のようなものもいた。確かにここを一般公開したら、多数の見学者で大変なことになるのは予想できる。セキュリティ管理の問題もあるでしょう。
全体として、限られたスペースの中で夢のような空間を築いていた。ぜひ恐竜・古生物に関わる若手技術者を輩出してほしい。
入口から入ると、いきなり吹き抜けの地下展示室のアクロカントサウルスが目に入り、テンションが上がります。
化石のマーケットというイベント自体は、ミネラルショーと博物フェスを足して小規模にしたようなものだった。1階はAtomic soul、文楽、パレオサイエンス、KASEKIYAさん等の化石販売でミネラルショーと同じ雰囲気であり、3階はグッズ販売会場でディノサンのようなプロの書籍、アーティスト、イラストレーターの作品、学生さんとおぼしき手作り感あふれる恐竜古生物グッズ、お菓子まで、楽しいグッズがいっぱい。
しかしむしろ興味深いのは、普段この専門学校の恐竜専攻?で行われている活動であった。地下の展示室以外にも、普段は一般公開されていない建物内部を見学できて有意義だった。3階にはプレパレーション室、3Dプリンター室、ペインティング室などがあり、いろいろ苦労もあるのだろうが、はたから見ると羨ましい限りである。
また2階には図書・標本資料室があり、様々な関連書籍の他、おなじみのフェバリットのスケルトンモデルやPapo, シュライヒ、PNSOなどの恐竜模型が並び、恐竜ファンにとってはなじみのありすぎる「恐竜部屋」となっている。ここで一日過ごしたい。
地下1階はミニ博物館となっていて、アクロカントサウルス全身骨格のほか、小規模の展示には欠かせないスタンの頭骨、歯や他の動物との比較、珍しいユタケラトプス頭骨、プロトケラトプス頭骨、タルボサウルスやアロサウルスの下顎、ステゴサウルス皮骨板、アンキロサウルス頭骨、パキケファロサウルスとエドモントサウルス頭骨、翼竜標本などが満載。奥の方の部屋には自然史博物館にあるような生命の歴史に沿って、解説パネルとおびただしい化石・レプリカ標本がぎっしりと敷き詰められていた。さらに博物館としては特徴的な生きた動物の飼育展示があり、水族館のように生きた化石カブトガニ、肺魚プロトプテルス、サラマンダーやカエル類が暮らしていた。スペースの制約で両生類までとなっているようで、上の階には爬虫類も飼育されている。エリマキトカゲ、サバンナモニター、ヤモリ類、マツカサトカゲ?のようなものもいた。確かにここを一般公開したら、多数の見学者で大変なことになるのは予想できる。セキュリティ管理の問題もあるでしょう。
全体として、限られたスペースの中で夢のような空間を築いていた。ぜひ恐竜・古生物に関わる若手技術者を輩出してほしい。
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巨大恐竜展2024つづき
ヘレラサウルスは図録の中では竜盤類の一系統になっているが、ここではわかりやすく獣脚類としている。
モザイケラトプス
テチスハドロス
私の体重は4週齢のパタゴティタンと同じであることがわかった。成長したパタゴティタンは私の4400倍らしい。
この解説図は、首を持ち上げているのが基本姿勢であることを示唆していないか。
パタゴティタンの対決ゲームもやってみた。パタゴティタンを攻める動物を選びましょう。ゲニオデクテスが出て来るのはいいが、カメがパタゴティタンを襲うかな。ティラノティタンが勝ったところで次の親子に譲った。
うまく撮れなかったが、やはりカマラサウルスがいいですね。Haolonggoodのカマラサウルスが欲しくなります。
クライトンサウルス
初めて買ったMojoというメーカーのトロオドン。目がもう少し大きい方がそれらしい。
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巨大恐竜展2024
平日に行ったので比較的空いていたが、それでも夏休みなのでお子様の来襲は避けられない。まあ写真撮影にはそこそこ良かった。全体をまんべんなく紹介する気はないので、それを知りたい方は他の方の発信を見ていただきたい。
最初のセクションは、過去のギガ恐竜展などと同じで動物の巨大化について解説していた。ここで注目したのは、前肢で直立歩行するにあたって、ゾウでは橈骨と尺骨がねじれることによって手が前を向いている。トゥリアサウルスのような竜脚類では橈骨と尺骨はねじれていないが、何となく手は前を向いている(トゥリアサウルスでは若干内股か)。肘関節は軟骨のため正確な形状がわからないが、橈骨と尺骨の位置がずれていたかもしれないということだろう。パタゴティタンもこんな感じ。
恐竜の大型化に入ったが、ヘレラサウルス、スピノロボットなどはお台場で見たのでほとんど素通り。久しぶりにコンカベに会えたのは良かった。この後眼窩骨は「お岩さん」ではなくひさし状だと思うが。
テチスハドロスは、最近大型の個体が発見されて、「島嶼小型化」ではないという研究があったような。
ティラノサウルス類の大型化について、ディロン、ラプトレックス、ティラノの順に並べてある。白亜紀前期には小型だったが、後期には大型化したかのように見える。このうちディロンはジュラ紀のグァンロンなどより小さいわけだから、特に小型化したものであって初期のティラノサウルス上科が小型だったことの例としては今一つかと。じゃあ何がいいのかというと難しいが、ススキティランヌスなんかを見たい。ラプトレックスにしても、白亜紀前期の小型種としての扱いでここにあるが、解説にあるように現在は後期の大型種の幼体と考えられているので、これも今一つ。じゃあ何がいいのかはやはり難しい。ゴルゴの亜成体は亜成体だし。アリオラムス・アルタイは幼体だし。本当に中間的なグループはシオングァンロン、ティムルレンギア、アレクトロサウルスと、どれも調達が難しい。展示の構成もなかなか悩ましいところですね。
アンテトニトルスの復元模型は、初めてかどこかで見たかわからない。
第3章のパタゴティタンの部分は、大英自然史博物館の企画展をそのまま持ってきたので、ここだけ趣が異なる。随所にゲーム感覚や体験型の要素が取り入れられており、それが大好評となった理由でもあるのだろう。大人になると触ってみたいという感覚はないが、とにかく何でも触りたがる、いじりたがる小さい子の習性に合わせて、様々なガジェットが仕掛けてある。パタゴティタンの大腿骨の部分も触って回転させて説明を見るなどである。パタゴティタンの成長が早いということで、お子さんがオレンジ色のコーナーに入ると、生後1か月のパタゴティタンの体重はあなたの何倍ですとか、成長したパタゴティタンの体重はあなたの何千倍ですとか出る。
内臓器官についてもすべて触って操作するようにできている。呼吸のところは故障したのか調整中だったが、腸をにぎって消化物を押し出すなどはわかりやすい。ただ、心臓のところがわかりにくかった。押すと心臓に血液が流れ込みます、とあるが、どこを押せばいいのか全く説明がなく、スタッフの方に聞くと心臓全体がボタンになっているというが、いくら押しても全く動かない。これは、心臓全体がすでに目一杯押し込まれた状態だったので、引くことが必要だったのである。戻すような指示はないので、最初の見学者が押した時点で、押し込まれた状態になり、それ以後誰も押せなかったらしい。企画者はわかると思ったのだろうが、「心臓が血液でいっぱいの時は引いてみてね」とか説明しないとわからない。
パタゴティタンの全身復元骨格は大きすぎて、画角に収まらないことはわかっていた。
骨格図では首を少し持ち上げているのに、復元骨格は首も尾も妙に水平なのが気になった。かつてのセイスモサウルスなどのように、長さを強調した展示姿勢ということはないだろうか。そのためかカプセルガチャもレリーフモデルも完全に水平で、それ以外の姿勢はとれないかのようにみえる。ティタノサウルス類はもう少し首を持ち上げているのでは。
ティランノティタンは復元頭骨だけの出演で、特に詳しい説明もない。パタゴティタンが主役なのでティランノティタンの扱いはこのくらいだろうと予想していた。「カルカロドントサウルス類はアロサウルスの仲間で、南米では有名なギガノトサウルスやマプサウルスのように12mにも達した大型の肉食恐竜です。パタゴティタンと同じ白亜紀前期に生息していたのがティランノティタンです。」くらいは誰でも書けるでしょう。アルゼンチンにはティランノティタンの全身復元があるらしいが、この顔ということだろう。
パタゴティタンの次のセクションは、フクイティタンをはじめ、福井県立が持っているいろいろな竜脚類が並んでいる。バロサウルスとフクイティタンはロボットで、全身骨格はディプロドクス、アマルガサウルス、カマラサウルス、エウヘロプスである。頭骨はディプロドクス、カマラサウルス。最後のセクションは竜脚類以外の植物食恐竜ということで、デンバーサウルス、チンタオサウルス、ガリミムス、ブラキロフォサウルスなどであった。
アマルガサウルスは小柄で写真が撮りやすいので親しみが持てる。エウヘロプスもなにげに良いですね。
ショップは商品の品揃えが豊富でよかった。模型については、おなじみのシュライヒ、フェバリット、パポ、コレクタ、海洋堂のほか、今回はPNSOの商品が置いてあるのが目についた。PAPO社は立ち上がったギガノトを出しているが、モンスター的で感心しなかった。またニワトリのようにトサカと肉だれをつけたコンカヴェナトルも要らない。レリーフモデルは買わなかった。
横浜はもう一回くらい行くかな。
最初のセクションは、過去のギガ恐竜展などと同じで動物の巨大化について解説していた。ここで注目したのは、前肢で直立歩行するにあたって、ゾウでは橈骨と尺骨がねじれることによって手が前を向いている。トゥリアサウルスのような竜脚類では橈骨と尺骨はねじれていないが、何となく手は前を向いている(トゥリアサウルスでは若干内股か)。肘関節は軟骨のため正確な形状がわからないが、橈骨と尺骨の位置がずれていたかもしれないということだろう。パタゴティタンもこんな感じ。
恐竜の大型化に入ったが、ヘレラサウルス、スピノロボットなどはお台場で見たのでほとんど素通り。久しぶりにコンカベに会えたのは良かった。この後眼窩骨は「お岩さん」ではなくひさし状だと思うが。
テチスハドロスは、最近大型の個体が発見されて、「島嶼小型化」ではないという研究があったような。
ティラノサウルス類の大型化について、ディロン、ラプトレックス、ティラノの順に並べてある。白亜紀前期には小型だったが、後期には大型化したかのように見える。このうちディロンはジュラ紀のグァンロンなどより小さいわけだから、特に小型化したものであって初期のティラノサウルス上科が小型だったことの例としては今一つかと。じゃあ何がいいのかというと難しいが、ススキティランヌスなんかを見たい。ラプトレックスにしても、白亜紀前期の小型種としての扱いでここにあるが、解説にあるように現在は後期の大型種の幼体と考えられているので、これも今一つ。じゃあ何がいいのかはやはり難しい。ゴルゴの亜成体は亜成体だし。アリオラムス・アルタイは幼体だし。本当に中間的なグループはシオングァンロン、ティムルレンギア、アレクトロサウルスと、どれも調達が難しい。展示の構成もなかなか悩ましいところですね。
アンテトニトルスの復元模型は、初めてかどこかで見たかわからない。
第3章のパタゴティタンの部分は、大英自然史博物館の企画展をそのまま持ってきたので、ここだけ趣が異なる。随所にゲーム感覚や体験型の要素が取り入れられており、それが大好評となった理由でもあるのだろう。大人になると触ってみたいという感覚はないが、とにかく何でも触りたがる、いじりたがる小さい子の習性に合わせて、様々なガジェットが仕掛けてある。パタゴティタンの大腿骨の部分も触って回転させて説明を見るなどである。パタゴティタンの成長が早いということで、お子さんがオレンジ色のコーナーに入ると、生後1か月のパタゴティタンの体重はあなたの何倍ですとか、成長したパタゴティタンの体重はあなたの何千倍ですとか出る。
内臓器官についてもすべて触って操作するようにできている。呼吸のところは故障したのか調整中だったが、腸をにぎって消化物を押し出すなどはわかりやすい。ただ、心臓のところがわかりにくかった。押すと心臓に血液が流れ込みます、とあるが、どこを押せばいいのか全く説明がなく、スタッフの方に聞くと心臓全体がボタンになっているというが、いくら押しても全く動かない。これは、心臓全体がすでに目一杯押し込まれた状態だったので、引くことが必要だったのである。戻すような指示はないので、最初の見学者が押した時点で、押し込まれた状態になり、それ以後誰も押せなかったらしい。企画者はわかると思ったのだろうが、「心臓が血液でいっぱいの時は引いてみてね」とか説明しないとわからない。
パタゴティタンの全身復元骨格は大きすぎて、画角に収まらないことはわかっていた。
骨格図では首を少し持ち上げているのに、復元骨格は首も尾も妙に水平なのが気になった。かつてのセイスモサウルスなどのように、長さを強調した展示姿勢ということはないだろうか。そのためかカプセルガチャもレリーフモデルも完全に水平で、それ以外の姿勢はとれないかのようにみえる。ティタノサウルス類はもう少し首を持ち上げているのでは。
ティランノティタンは復元頭骨だけの出演で、特に詳しい説明もない。パタゴティタンが主役なのでティランノティタンの扱いはこのくらいだろうと予想していた。「カルカロドントサウルス類はアロサウルスの仲間で、南米では有名なギガノトサウルスやマプサウルスのように12mにも達した大型の肉食恐竜です。パタゴティタンと同じ白亜紀前期に生息していたのがティランノティタンです。」くらいは誰でも書けるでしょう。アルゼンチンにはティランノティタンの全身復元があるらしいが、この顔ということだろう。
パタゴティタンの次のセクションは、フクイティタンをはじめ、福井県立が持っているいろいろな竜脚類が並んでいる。バロサウルスとフクイティタンはロボットで、全身骨格はディプロドクス、アマルガサウルス、カマラサウルス、エウヘロプスである。頭骨はディプロドクス、カマラサウルス。最後のセクションは竜脚類以外の植物食恐竜ということで、デンバーサウルス、チンタオサウルス、ガリミムス、ブラキロフォサウルスなどであった。
アマルガサウルスは小柄で写真が撮りやすいので親しみが持てる。エウヘロプスもなにげに良いですね。
ショップは商品の品揃えが豊富でよかった。模型については、おなじみのシュライヒ、フェバリット、パポ、コレクタ、海洋堂のほか、今回はPNSOの商品が置いてあるのが目についた。PAPO社は立ち上がったギガノトを出しているが、モンスター的で感心しなかった。またニワトリのようにトサカと肉だれをつけたコンカヴェナトルも要らない。レリーフモデルは買わなかった。
横浜はもう一回くらい行くかな。
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PNSOティランノティタン
PNSOはまた、なんでティランノティタンを出すかなぁ。カルカロドントサウルス類出し過ぎだ。
しかも保守的なブラウンやカーキが主体のPNSOにしては、異様なカラフルさ、これはHaolonggoodの色彩を意識したのか。頭部が赤、胴体が紫と黄褐色までは、意外となじんでいるが、尾が青いのはちょっと浮いているかもしれない。どうなんでしょう。形はいいから満足ではあるが、ギガノトやマプなど他のフィギュアを買った人は、あえて買わないかもしれない。普通のドロマエオ類とかを出して欲しい。
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プライム1新宿ギャラリーショップ
プライム1スタジオの新宿ギャラリーショップ(新宿マルイアネックス7階)でジュラシックシリーズの展示をしているので行ってきました。
1階のゴジラストアでアンギラスなどにお金を使いそうになり、危ない危ない。今日はプライム1だ。
7階に着くと懐かしいジュラシックの世界があった。限定オリジナルグッズもあります。
コレクタブルは基本的に在庫があるそうです。あとは予算さえあれば。。映画のスピノも一応持っていたいなどと思い始めると、キリがない。
ひねくれ者なので人気のブルーではなく、エコー。チャーリーもデルタも大体ブルーグレイなのに対して、エコーは緑がかった絶妙の色合いが気に入った。
1階のゴジラストアでアンギラスなどにお金を使いそうになり、危ない危ない。今日はプライム1だ。
7階に着くと懐かしいジュラシックの世界があった。限定オリジナルグッズもあります。
コレクタブルは基本的に在庫があるそうです。あとは予算さえあれば。。映画のスピノも一応持っていたいなどと思い始めると、キリがない。
ひねくれ者なので人気のブルーではなく、エコー。チャーリーもデルタも大体ブルーグレイなのに対して、エコーは緑がかった絶妙の色合いが気に入った。
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2024 新宿ミネラルフェア リベンジ編
いやいや、不満だ。十数年もミネラルフェアに通い続ける私が、このまま引き下がるわけにはいかない。恐竜展以上に楽しみにしている理由は、自分の探し方一つでオリジナルのお宝をゲットできることにある、と言っていた私が。円安に負けて引き下がるだと、あり得ない。
ということでまず台湾料理を食べて英気を養った後、真剣に探し回ることにした。
Zoicのシギルマッササウルスやスピノサウルスの棚は全く変わっていないが、これらはやはり難しい。
意外と穴場は東京サイエンスの売り場かもしれない。値上がりする前に仕入れたものは比較的安いと聞いた。またベルギーのRoland Juvyns は結構意外なものがあったのだが、今回は来ていない。出店料が高いためと聞いた。
結局エルドニアに流れ着いて、一つ一つ説明を聞いていった結果、買うものが見つかった。フランス産のヌテテスの歯で、ヌテテスとしてはかなり大きいものである。ご存知ない方は「イギリス恐竜図鑑」を見ていただきたい。価格は私が買えるくらいで、ようやく充実感が得られた。
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