11月29日(金)、東京モーターショーを見に行ってきました。前回(2年前)、日曜日に訪れて混雑にうんざりしたので、今回は平日に行ける日程をみつけることができました。
いちばん見たかったクルマが、このホンダS660コンセプト。なつかしいビートの後継車なのは間違いありません。前後のオーバーハングが切り詰められたデザインが、スポーツ感をたっぷりだしています。おとなりにはS360も並んでターンテーブルに乗っていましたが、このS360は復元されてあらたに作られたものなのだそうです。(←クリックすると、クルマが回ります)
全体的に展示が充実していたのが、スバルとBMW。
スバルは「25年目のフルモデルチェンジ」と称した、レヴォーグが登場しました。レオーネ→レガシィ→レヴォーグと系譜がつながっているそうです。レヴォーグは、インプレッサベースの日本向けスポーツワゴンでした。
スバルはもう1台、「クロススポーツコンセプト」という名の2ドアSUVが印象的でした。BRZベースの都市型SUVのコンセプトモデルで、2ドアの流麗な車体がかっこよかったです。これまでのワゴンにもSUVにも当てはまらず、こういうのは「シューティングブレーク」とカテゴリーされるそうです。
スバルは、ブランドアイデンティティとして、立体造形のヘッドライトが採用されていて、レヴォーグもクロススポーツコンセプトもハンサムな顔つきでした。
BMWは、とにかく展示車が多かったです。海外メーカーではいちばん充実していたようでした。3代目ミニも発表になりました。
日産は、IDxフリーフローとIDxニスモという2台のコンセプトモデルが目玉。こちらもスポーツ感がありつつ、ハコスカや510ブルーバードのようなかつての名車の雰囲気があります。宣材写真では街中で撮影したものがあり、風景に溶け込んでいて、市販されたら魅力的ではないかと思いました。
ホンダは4輪車50周年、日産は80周年になるのだそうです。ここまで紹介したものは、今回のショーの中心的モデルでしたが、いずれもかつての名車を範としたところが共通していたように感じました。