今夜もF1ハンガリーGPをTV観戦でした。昨年までの二強が力を発揮しだした印象だ。J.バトンはかろうじてポイントを確保したが、シーズン序盤の無敵っぷりは見られなくなった。バトンを追うはずのレッドブル勢も、マクラーレンとフェラーリには及ばなかったが、わずかにポイント差は縮まった。
ハンガリーGPは「意外な」ウィナーを生み出すことが多い印象がある。昨年はH.コバライネン、06年はJ.バトン(ともに初優勝)。そういえば、F.アロンソの初優勝もハンガリーではなかったか。シーズン半ば過ぎにスケジュールされ、チャンピオンシップの行方が気になる中、チャンピオン争いとはやや離れたドライバーが勝つことがある。オーバーテイクの難しいコースレイアウト等の要因もありそうだ。
今レースのマクラーレンとフェラーリの1位2位は力関係の変化なのか、それとも「ハンガリー現象」だったのか。次レース以降もこの2チームが好調を継続してくれば、シーズン後半のチャンピオン争いはいっそう混沌としてくるかもしれない。