小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

風太、奥歯をすべて抜くことに

2022-07-31 | 犬&猫との暮らし
風太の歯の手入れを少しサボっていたので、
7月中旬、歯磨きシートで奥歯をぬぐっていたら、
な、な、なんと、かなりの血でシートを染まった。

歯肉炎とか歯周病が悪化しているのかと、慌てて病院へ。


車内では助手席で本当にいい子にしている風太
運転席に来たり、飛び出さないように座席とハーネスを結んである。


病院ではやはりしっぽがさがりっぱなし

残された奥歯も歯石がいっぱいで、かなりひどい状態だけど、
昨年抜いてもらった上顎の左犬歯の跡に穴が開いていて、
いわゆる口鼻瘻管(こうびろうかん)という状態になっているので、
奥歯を抜歯するなら同時に、それも塞いでおきたいという。

歯周病の悪化によって、口腔と鼻腔を隔てる骨が溶けて、
貫通してしまった状態なのだそうだ。ひゃ~っ💦

酒井先生は「昨年、八王子の先生が犬歯を抜いた際、
穴を塞いだと思うけれど、再び開いてしまったのかもしれない」と
おっしゃった。再発しやすいのだそうだ。

でも、八王子の先生からは、ひと言もそんな説明はなかったので、
その処置はしていなかったと思う。

奥歯の抜歯はドリルで歯を割ることになるだろうなどと、
耳を塞ぎたくなるような話をされ、
さらに口鼻瘻管を塞ぐ処置も、再生力のある細胞が付いた皮を
剥がして引っ張ってきて、穴を塞ぐように縫い付けるという、
これまた震えあがるような内容だった。

でも、放っておけば進行はしても、よくなることはない。
そして、年を取れば取るほど、全身麻酔のリスクも高まる。

そこで、奥歯すべての抜歯と口鼻瘻管を塞ぐ処置をすることにし、
施術の日取りを決めたのでした。

ところが、手術の2日前だったか、先生から電話があり、
看護士さんがコロナの濃厚接触者になってしまったそうで、
手術のヘルプ要員がいないことから、
手術を延期してもらえませんか、というのだった。

風太の場合は急を要する手術ではないので、
延期することにしたけれど、
一刻の猶予も許されないケースもあるでしょう。
人間の医療現場の逼迫に、政府はどういう対策を打ち出すのだろう。
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6月なのに梅雨明けですってよ!

2022-06-28 | 犬&猫との暮らし
6月27日、関東甲信地方の梅雨明けが発表された。
この梅雨明けは観測史上最速だという。
約3週間早いそうで、なんだか恐ろしい。
異常気象ということでしょうか。

この夏、「予想外の」とか「数百年に一度の」などの
気象現象や自然災害が起こらないことを心底祈っている。

夏至が過ぎて数日は、朝6時前後でも
風がそよいでいれば、凌げる暑さだったのが、
24日ですよ! 5時45分頃の日差しがキツく感じ、
今年一番の早朝の暑さを体感した。

もっと早くに散歩に出なくちゃ💦と思っているうちに、
梅雨が明けてしまったわけで、
風太が💩ができない雨の日の散歩を心配していたら、
今度は猛暑の日々の散歩に気を配らなくてはいけなくなった。

雨では死なないけれど、猛暑では命が脅かされるので、
日が落ちても路面の熱が下がらない日の対策に
風太には濡れTシャツを着せて、時折水をかけてやるとか、
熱中症対策を考えないといけないようだ。


「あぢぃよ~」by 風太

小型犬は地面の照り返しをもろに受けるからか、
大型犬よりはるかに短い時間で、
ハアハアし始めることが分かった。


「暑いので何かください」by 風太

濡れTシャツ作戦はハルコさんに教わったのだけど、
そういえば、黒ラブの飼い主仲間が、夏の日の散歩時に
濡れTシャツを着せていたことを思い出した。

小型犬の熱中症対策グッズを調べてみるかな。


「調べておいてね、zzz…」
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アボカド育ててます

2022-06-23 | 犬&猫との暮らし
―ねえねえ、見て、見て。
 アボカドを水に浸けておいたら芽が出たよ。
妹がLINEで知らせてくれたことから、
アボカドが観葉植物として育てられることを知った。

まずは水栽培で発芽させるらしい。
小学校の頃にやったヒヤシンスの水栽培。
あの容器を手に入れたかったのだけど、
とりあえずネットで調べて手作りし、毎日水替えをした。

きちんと観察日記を付けておかなかったので、
発芽までの日数は定かじゃないけれど、だいたい1カ月弱かな。
種が割れて、発芽しました。

  
発芽:2021年7月26日、植え替えて1カ月半:9月6日


9月17日、2週間も経たずにぐんぐん成長していた!

それからは葉をつけていった。

冬は寒さに気をつけなければいけないらしいのだが、
暖房のきいた室内に置いていただけ。
特別に何かしたわけでもなく無事に越冬。

細い幹を伸ばし、パキラのような葉をつけて、
気がつけば、見事に観葉植物化していました。

5月に一回り大きく深めの鉢に植え替えて、
  
6月18日     →     6月23日
温かくなってきたので、数日でも葉が茂った。

別に実らせたくて植えたわけじゃないので、
実に関する情報はスルーしてきたのだけれど、一応調べてみると、
日本に輸入されているアボカドの多くは、
果皮がゴツゴツしているメキシコ産品種のハス種なんだそうだ。

アボカドの木は、放っておくとかなり大きくなるらしい。
チャレンジしてみるか。
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もう夏至ですってよ!

2022-06-21 | 犬&猫との暮らし
「年が明けました」と書いてから、早半年近く過ぎようとしている。
もう夏至ですって!!!


桜の時期のこんな日も過ぎ、


伊豆急下田で遊んだ、こんな日も過ぎ(兄と妹と風太)、

北半球で今日が、一年で最も昼が長い日。
これから夏を迎えるのに、
今日を境に、だんだんと日が短くなっていくなんて、
なんだか不思議な感じだ。

いやいや、月日が経つのが早すぎるよ。
ぼやぼやしていると「いつの間にかボケちゃってます」
ということになりかねないので、ちょっと危機感を持ったわ~。

もう少し「こまめな生活」を意識しないと、
ということで、ブログを開いてみたというわけなのです💦
こんなに手を付けていなかったなんて。なので更新。

さて、泊りがけで野外で遊び、マダニを付けてきた風太クン。
先月、短くカットしてもらい、すっきりしました。


そんな風太をハルコさんに見せに行ったついでに、
風太をハルコさんちの麦とシロップに、初めて会わせることにした。

他の犬が苦手な風太クン、散歩でもかなり好き嫌いが激しい。
一緒にいられるかどうか心配だったけれど、

  

なんと、杞憂でした。これなら一緒に出かけられそう。
保護犬3匹、仲良くなってね!



麦、いい顔してるなあ。風太がイヤがらないのが不思議。
小型犬だと、豪快にボール投げなどして遊べないので、
私としては、ちょっと物足りない。
また麦とがっつり遊びたいなあ、遠投できるうちにネ。
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2022年が明けました

2022-01-02 | 犬&猫との暮らし
明けましておめでとうございます。

      

風太にも長寿を願って、年越しそばを少しあげた。
いつも機嫌よく、誰にでも愛想のいい風太くん。
愛想の良さではこれまで共に暮らした犬の中でピカイチだ。

    
    囚人服のようなおニューの服を着た風太くん

風太を引き取ってよかったのは、風太の性格の良さだけでなく、
毎日朝夕、決まって外の空気を吸い、お日様の光を浴び、
知らない人とも挨拶を交わすようになったこと。

散歩の距離は短いので、運動不足解消にはならないけれど、
風太のおかげで、セロトニンもオキシトシンも分泌量増量。
心身のリフレッシュにも、自律神経の均衡にも一役買っている。

一緒に初詣に行きたかったのだけど、風太は寒さに弱く、
早朝はすぐに帰りたがるので、無理強いするのはやめた。

      

国内でもオミクロン株の感染が拡大し始めているようだけど、
昨年の初詣風景とは大違いで、どこも人出が多いらしい。

私が毎年詣でる氏神様は、昨年より若干人出が少なく、
御札やお守りの売り場も縮小傾向。

      

ガソリンや灯油をはじめ、さまざまな食品が値上がりしたが、
御札も値上がりしていた。
小さな神社だから経営も厳しいのだろうなあ。

しみじみした気分でおみくじを引くと、小吉だった。
「これまでの苦労がようやく解消して、
目の前が明るくなって来る雰囲気です。」と、よか、よか。

願い事:大きな望みは叶わぬ。地道な努力を
金運:身分相応なれば叶う

大きな望みとは? 身分相応とは?
ううん、判断が難しい。
とりあえず、高望みせずコツコツということか💦
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師走感ゼロ、大丈夫かいな

2021-12-28 | 犬&猫との暮らし
今年は何年かぶりにワンコと年越しだ。

去年の寒い寒い晦日の深夜、河川敷を彷徨っているところを
地域猫のエサやりさんが発見し保護された風太くん。
少なくとも今年は暖かい部屋で過ごせるね、風太。



風太は、膀胱炎が治まったかと思ったら、今度は血便をして、
毎晩未明に血混じりの下痢が続いて、難儀しました。

こちらも治まったと思ったら再発し、
カヤのように難治性の病だったら困ったなと思った。
幸い回復したけれど、腸内環境を整えてあげなきゃね。

拾い食いや草などを舐めるのは気を付けているのだけど💦


風太くん、こっそり白菜をかじって見咎められるの巻

2021年もあと数日、
年越し気分が、もう少し盛り上がってもいいはずなのに、
まったく盛り上がらない。なんでかなあ。

12月に入って、何となく街が急いた雰囲気になり、
それでも、それが息苦しいわけじゃなく、
少しの華やぎと高ぶりが混ざった、
終わりと始まりのつなぎの日々のにぎわいが好きだったのだけど、
年々それが感じられなくなってきた。

お正月の特別感が薄まったからかなあ。
歳を取って、鈍くなったからかなあ。

一応、お正月飾りは玄関の扉に飾ったけれど、
年賀状や鏡餅の用意もしていない。
まずい!と思って、焦ってもいない。大丈夫かいな。
普段と変わらない調子で、淡々と年末年始が過ぎていきそう。
まあ、いいか。

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風太の膀胱炎治療は未だ継続中

2021-10-07 | 犬&猫との暮らし
先週金曜日、そう、「黒犬の日」だったわね。
その日の風太の尿検査でも、細菌がけっこういることが分かり、
2つ目の抗生剤にも、耐性ができていることが判明。
オシッコの臭さが変わらなかったから、そうだろうと思っていた。

メジャーな抗生剤が効かないのは、
会陰ヘルニアの術後、それらを使っていたからかも。

まだいくつも抗生剤の選択肢があるということで、
感受性がある(有効な)抗生剤を調べるために、
尿を検査に出すことになった。

酒井先生は「できれば検査は避けたい派」。
というのも、外部に検査を依頼するとかなり費用がかかる。
先生は開業以来、飼い主の負担を考えての
「できれば検査は避けたい派」なのだ。

でも、今回はそうも言っていられないので検査に出し、
その結果、5種類ほど有効な抗生剤が見つかった。やれやれ。

検査の結果を待っている間、犬・猫に効く漢方薬の本を読んで、
体重から分量を割り出して「猪苓湯」をあげてみたけれど、
あまり効果はなかったみたい。オシッコは臭いままだったから。



有効な抗生剤を取りに行った際、検査結果報告書も渡してもらった。
風太の名前の下に「♂ 6歳6ヶ月」と書いてある。
これは検査に出す際に酒井先生が記入したものだろう。



一番初めに、風太にまだヒドイ犬歯があった頃、
風太を診察した先生は、口の中を見て
「10歳は過ぎているのではないか」とおっしゃった。
未去勢の会陰ヘルニア持ちだから、
「少なくとも、8歳にはなっているのでは?」ともおっしゃっていた。

それが「6歳」に下げられたのは、ここ何回か診察をし、
また先日お願いしたトリマーさんや看護師さんの見立てやら、
総合的に判断した結果なのだと思われる。

9月末に、初めて酒井先生の病院に通ってくる
専属のトリマーさんに、風太のシャンプーをお願いした。
酒井先生を受診しているワンコに限って、
そのトリマーさんの施術してもらえるシステムだ。

その子の症状も含め、性格や注意点などを、先生と看護師さん、
トリマーさんとで共有しているため、安心して任せられる。

そのトリマーさんもきっと、
風太はそれほどおじいさんじゃない、と思ったんじゃないかな。

では、なぜ6ヶ月なんだろう?

警察の拾得物の保管期限が過ぎ、
正式に風太が私の所有になったのが4月初旬だ。
風太の2度目の人生(犬生)の誕生日が4月だから、
それからちょうど6ヶ月経ったので、
「6歳6ヶ月」と記入してくれんたじゃないかな。
多分、だけど。

酒井先生は検査結果も本当に丁寧に話してくれた。
会陰ヘルニアの手術も、やっぱり酒井先生にしてほしかったなあ。


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10月1日は「黒犬の日」だそうです

2021-10-01 | 犬&猫との暮らし
今日は「National Black Dog Day」、
黒い犬を守り、感謝する日として、アメリカで制定されたとのこと。

保護施設などに収容されている犬たち中でも、
黒毛の犬は他の毛色の犬に比べて、
里親がなかなか決まりにくいことから、
黒犬たちに新しい家族を見つけるための日として
「National Black Dog Day」を設けたといい、
その経緯がpetokoto.comに詳しく書いてあった。

最初、アメリカで制定された「黒犬の日」があると知り、
「Black Lives Matter」に関係しているのかと思って、
ちょっとドキっとしてしまったけど、そうではないらしい。

うちの黒犬たちを思い出した。



私は黒毛の犬が好きなので、なんだか少しうれしかった。
覚えておこう、10月1日は「黒い犬の日」。

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犬も膀胱炎は手強い

2021-09-24 | 犬&猫との暮らし
風太の血尿に慌てて、9月10日に受診した時は
潜血反応もあり、1週間分抗生剤を処方された。



翌週17日、採尿して受診。
新品の惣菜用の小さなカップ片手に、
(そう、風太のオシッコを受けるために100均で買ったのだ)
風太が片足をあげるのを待ちかまえ、
うまくオシッコをキャッチして、シリンジに吸い上げた。

その日の検査では、潜血反応はなくなったものの、
細菌はまだ見受けられたため、今度は別の抗生剤が処方された。

前に処方された抗生剤の効果が、イマイチ芳しくなかった。
効果が薄いのに、そのまま使い続けると、
薬剤耐性菌が発生してしまう恐れがある。

そこで、別の抗生剤に変えたわけですが、
今日の「カップで採取→シリンジ吸入」からの尿検査では、
効果はあったものの、まだ完全に抑えきれていないという。
で、もう1週間、毎日抗生剤を飲ませることに……。

人間の場合も、犬の場合も、膀胱炎はなかなかしつこい。

20年以上にわたってお世話になっている、講談社発行
『イラストで見る犬の病気』の「膀胱炎、尿道炎」のページには

“一般に雄では前立腺が細菌感染に対する防御機能を果たしているので、
雌よりも上行性の膀胱炎はおこりにくい。
しかし慢性的な前立腺の感染症があると膀胱炎を続発することがある。”

と書いてある。

本来なら、前立腺が膀胱炎を防ぐ働きをしてくれるのか。なるほど。

前立腺は、人間も女性にはない組織なので、
実感として分からない。
男の人は、臓器として「あるぞ」と実感できるのかな。

犬の前立腺は、膀胱のすぐ後ろに、
尿道を取り囲むようにしてあるというのだけど、
犬の場合は、前立腺のさまざまな病気も
早い時期に去勢することで、かなり防げるというから、
やはり避妊や去勢は大事なんだよね。

長く未去勢だった風太は、どうも「下」方面に問題があるようね。
とりあえず、あと1週間の投与でスッキリするとよいのだけど。
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犬の糞お断り合戦

2021-09-17 | 犬&猫との暮らし
友人の歯科医・氏家先生と、蕎麦で熱燗を楽しんだのは、
去年の12月のことだから、もう9カ月も会っていない。

新型コロナの流行前は、毎月のように顔を会わせ、
勉強会や研修会の後に飲み食いを共にしていたので、
こんなに長く、親しくしていた先生方に会えないのは、
さすがに寂しくなってきた。

氏家先生は時々、愛犬のミニチュアシュナウザー
「アンジュ(フランス語で”天使”の意味)」君と
散歩に行った際に見つけた、面白いものや気のきいた
(コロナ収束後に行くつもりの)お店の写真を送ってきたりする。

数日前の朝、「はい、承知しました!」というコメントとともに、
先生が送ってきたのが、これ。



それに、私が返信したのが、これ。
「踏んでいるところが生々しい(笑)」と。

 

対して、先生からは「ゆげが、生々しい!」との返信が。
朝から犬の💩話で、笑いあったのだった。

こんな他愛もないやり取りさえ、貴重なことに思えてくる今日この頃である。
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膀胱炎の犬のオシッコは本当に臭い

2021-09-12 | 犬&猫との暮らし
風太のオシッコを採取して、病院に持参した。
早朝の散歩時と通院時に、カップに受け止めて採尿したのだけど、
人が見たら、なんと思ったでしょうか💦

風太の血尿は、膀胱炎のせいであろうということだった。
1週間、抗生剤を飲んでも改善しなければ、
膀胱結石が疑われるということだが、何とかこのまま治まってほしい。

犬の膀胱炎は、細菌感染が原因であることが多いといわれている。
人間の場合は、外からの細菌感染もあるが、ストレスなどによって
膀胱内の常在菌のバランスが崩れて、膀胱炎になることがある、
と漢方内科の先生が言っていた。

腸内でも細菌のバランスが免疫機能に関与しているように、
膀胱内細菌も絶妙なバランスで、機能を維持してくれているのだね。

人間の場合もきっと匂いが変わると思うのだけど、
膀胱炎の犬のオシッコは、とにかく臭い!!!
繁殖した菌の匂いなのだけど、「生臭い」とでもいうかなあ。
いつものオシッコ臭とは違うので、すぐ分かると思う。

膀胱炎のせいで頻尿だからか、今、風太はあちこちに粗相をする。
端から絨毯敷きの仕事部屋に粗相をされると、
なかなか消臭できないので、心底トホホなのだ。
黒犬たちと入居した際に、床をリフォームしておくべきだった(泣)

風太は、トイレのしつけがされていなかったのか、
預かりはじめの頃も、呆れるほどあちこちにしていた。
もちろん仕事部屋の絨毯にも、すでにされている。

決まって「かけション」をする場所があったので、
まずはそこに、かけション用のトイレシーツセットを設置した。

  

トイレパレットは敬遠されたので、
トイレシーツを床の直敷きすることにした。

粗相をされても、決して風太を叱ることはせず、
「ここにしてもらいたくなったなあ」とか「ああ、悲しいなあ」などと、
大きな声で嘆きながら、せっせと床掃除をしていた。

トイレシーツを置いた場所に、ちゃんとオシッコをした時は、
粗相された時の嘆きより大きな声で、盛大にほめちぎってご褒美をあげた。
そうしているうちに、オシッコしたことを教えに来るようになった。

外していることも多いのだけど、
本人はトイレシーツ目がけてしているつもりのようなので、
ちゃんとほめてあげることにしている。

今は、床置きトイレの規模がシーツ4枚から2枚に縮小。

 ⇒ 

室内のペットシーツにオシッコができるようになったからこそ、
オシッコ臭の変化にも気づき、すぐに血尿も発見できたのだから、
やはり室内でも、トイレができるに越したことはないと思った。
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風太、今度は血尿

2021-09-09 | 犬&猫との暮らし
やっと雨が止んだので、一昨日は荒川の河川敷に、
そして昨日は「朝霞の森」に風太を連れて行った。



本来はケージ車載が望ましいのだけど、助手席にハーネスで固定すると
大人しく乗っているので、よしとしている。
連れ出したのは、車に慣れること以上に、
広々とした場所で、思い切り駆け回ってほしかったからだ。

けれど、川の土手道は草ぼうぼうで、
風太にとっては視界が悪く、広々感なし!
草地の広場は初めての場所のせいか、心なしか緊張していた。

  

黒ラブたちのように、全身で「わあい!」を表現して走り回る、
ということもなかったが、細いロングリードなどを手に入れて、
一緒に走り回ったりすれば、いずれ外遊びも楽しめるようになるかも。

お天気の日にはなるべく連れ出そう、と思っていたのに、
今朝、風太くんはいきなりの血尿。
慣れない車での散歩がたたったの?

未明に、私の枕元や床に粗相をしたのだけど、
いつもと違って、臭いオシッコだったことが気になった。
ブナやカヤで経験した膀胱炎が疑われるような匂い…。

イヤだなあ~と思っていたら、早朝の血尿だ。
運悪く今日は酒井先生の休診日。
血の塊や薄く血が混じったオシッコを頻繁にする。
私は朝からずっと床掃除に追われている。

保護犬なので、病歴が分からないのが痛い。
腎臓病などの重い疾患じゃないといいのだけど。
明日は朝イチで、風太のオシッコ持参で通院しなくちゃ💦
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虹の橋を渡るとき

2021-09-06 | 犬&猫との暮らし
「寅です、ご無沙汰してます。」という方が
こんなtweetをしていた。

“ある研究者から聞いた話です。
犬や猫等の動物には体験した事への恐怖はあるけれど、
体験したことのない自らの死への恐怖は理解していないそうです。
最後のその瞬間は、飼い主が側に寄り添い
「ここに居るからね」と撫ぜてくれているだけで
恐怖もなく心穏やかに幸せを感じ生を全うできるのだそうです。”

「ここにいる」、それだけでいいんだよね。

「体験したことのない自らの死」というのであれば、
人間だって「自らの死」は体験したことはないはずなのにね。
人間の死への恐怖は「執着」からきているような気がするな。

もし、この「ある研究者から聞いた話」が本当なら、
そう、愛するワンコやニャンコが最期の瞬間に、撫でられるだけで、
恐怖もなく、心穏やかに幸せを感じて、生を全うできるのなら、
飼い主にとって、どんなに救われることだろう。
「苦しまないでほしい」というのが最大の願いだから。

どんなに尽くしても、
飼い主には「ああしておけばよかった」が残るから、
病の苦痛もなくなってくれるのなら、
それすら感じずに最期に迎えられるなら、本当にうれしいんだけどな。


仕事中の私の椅子に伸びあがって
「オシッコしたよ」の報告をする風太
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お散歩イヤイヤ期の風太

2021-08-31 | 犬&猫との暮らし
術後、歩けるようになってから、なぜか「お散歩のイヤイヤ期」が始まった。
早春の頃は、40分でも50分でも一緒に近所を歩き回っていたのに、
今はだいたい150メートルくらい歩くと、引き返そうとする。

  
むむむ、行くか、行くまいか。で、「もう帰る!」と踏ん張る風太

いきなり踵を返して「もう帰る!」という。
家からわずか100メートルくらいの場所のこともある。

「ちょっ、ちょっ、ちょっと、風太くん、ウンチ君がまだなんですけど」
私が逆の方向にリードを引っ張ると、踏ん張って動くまいとする。


  「帰るってば!!!」と頑固に動かず

排便が済んでいれば、そこで引き返しても「よし」とするのだが、
済まないまま帰宅してしまうのは、ヘルニアにはよろしくないから、
何としても排便だけはさせようと、こちらも頑張るわけです。

帰路にも排便の気配がない時は、強制的に散歩を続行させるしかない。
どんなに踏ん張って抵抗しても、そこは小型犬の悲しいところで、
ひょいっと抱かれて、やすやすと移動させられてしまうのだ。

抱き上げて、100メートルほど離れた場所まで行き、
そこからうちへ戻る間に、排便を促す。
たいていそうなるのだから、無駄な抵抗はよせばいいのに、
それでも風太には何やら意地があるみたいなのね。

本当はもっと長く一緒に散歩をしたいな。
今の状態はただオシッコ&ウンをするために
近場を歩いたに過ぎない感じなんだもん。
気候がよくなったら、河川敷や朝霞の森に、車で出かけてみようかな。
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再発しやすいワンコの会陰ヘルニア

2021-08-27 | 犬&猫との暮らし
風太は予後が悪かったので、最終的に抜糸できたのは、
手術から3週間以上経ってからだった。

抜糸してしばらく経ってから、傷口付近に触れると、
テグスのような固い糸が残っていることに気づいた。
妹に確認してもらうと、「確かにあるよね」とのこと。

あれ~っ? どういうこと?

そこで、酒井先生に診てもらうことにした。
その糸は残っていても問題はないだろう、ということだったのだけど、
他の獣医師を悪く言わないように、言葉をとても選びながら、
酒井先生は「処置としては、あまりよろしくない」ということと、
「触診したところ、肛門周りに便が溜まっている」と話してくれた。

えっ? マジですか! 便が溜まっているって……。

こうしてその日、早くも会陰ヘルニアの再発が分かったのだった。

弱く伸びきっていた筋肉に、いくら睾丸の皮を持ってきて縫っても、
処置次第では再び筋肉が伸びてしまい、ヘルニアになりやすいのだという。
もともと会陰ヘルニアは再発が多い病気ではあるらしい。

「排便の時に、力まないようにしてあげたほうがいい」
と酒井先生はおっしゃる。
力むとヘルニアを塞いだ筋肉の膜がもっと伸びて、
ヘルニア部分が大きくなってしまうからだそうだ。

だからね、やはり排泄介助が必要だということなのですよ。

散歩の時に風太がしゃがんだタイミングで
手を貸せばいいのだけど、雨続きで散歩を拒まれると困るのです。



風太は雨が嫌いなので、レインコートを着せて出ても、すぐに戻りたがる。
雨などものともせずに散歩を楽しむ、というわけにはいかないのだね。
雨でも「出すものは出す」というわけにも、いかないらしい。

室内でオシッコができるから、ということもあるけれど、
介助が必要なウンチ君は別なので、そこが困るところなのだ。

だから、自力排便ができるように手術したはずなのに!
と、雨の日はどうしても愚痴りたくなる。
室内で排便させるために、何かうまく習慣付ける方法はないかなあ。
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