小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

風太は雑種かダックスか

2021-08-25 | 犬&猫との暮らし
師走の河原を放浪していた風太は、年明けに警察の拾遺物として届けられ、
同時にKさんが懇意にしている動物病院で、いろいろ検査をしてもらえたわけだが、
その獣医さんの迷い(?)が手に取るように分かる書類が
私の手元に残っている。

保護された後、適当(?)に付けられた名前は「プー太」。
獣医さんは4歳くらいと見立てたようだ。
4歳はちょっと若すぎるような気がする。

まあ、それはいいとして、問題は記入された犬種名だ。
狂犬病の予防接種済証には「ミニチュアダックス」、
5種ワクチンの接種証明書には「雑種」と書いてある。

なぜ、統一しない? 不可解!

おまけに、その日に埋め込んだマイクロチップは
「ミックス」として登録しているのだ。



確かに、風太は捨て犬だから、純血種なのかどうかは分かりませんよ。
本当にミックスかもしれません。
でも見た目は90%、いや、99%ミニチュアダックスだ。



私は「ミックス」や「雑種」と書かれたことが
イヤで言っているのではないのです。

万が一、何かあって、
風太がマイクロチップリーダーで確認されたとしたら、
「あれ? ミックスと登録されているよ。
ミニチュアダックスみたいだけどねえ、どうしたんだろう」
という会話がなされるに違いない。

なぜ、その獣医さんは、バラバラの犬種名を記入したんだろう。
何を迷って、里親(結局、私になったわけだけど)を
混乱されるようなことをしたんだろう。

100歩譲って、別々の日に接種したなら、
まだ分からないでもない。(いや~、どうだろう、分からんかな)

風太を正式に引き取ることにして、譲渡代を支払った後に送られてきた
予防接種証明とマイクロチップデータ登録完了通知書を見て、
「なんでこうなるの?」と思ったわね。

すぐ再発した会陰ヘルニアの手術をしてくれた獣医さんも、
一番初めに風太を検診したこの獣医さんも、
今後、風太がお世話になることはないけれど、
まったく「なんだかなあ~」なのでした💦

コメント (6)
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最悪だった風太の予後

2021-08-23 | 犬&猫との暮らし
会陰ヘルニアと去勢と抜歯、
考えただけで、気が遠くなるようトリプル手術。
風太の小さな身体が、持ちこたえられるか、心配だった。

3泊の入院後、Kさんと一緒に迎えに行く。
会陰ヘルニアの手術は、男性が聞いたら震え上がるような方法で、
去勢して余った(?)睾丸の皮を使って、ヘルニアを塞いだのだとか……。

それから、歯石が鍾乳石のようになっていた犬歯も4本抜歯して、
確かに手術費用は格段に安く、一般的な費用の半額以下だった。

けれど、予後が悪かった。

その動物病院の院長先生は「うまくいった」的なことを言っていたが、
退院して3日くらいで、「なんで、ここがこんなことに?!」という
緊急事態が発生し、早朝から止血に大わらわとなり、
妹に仕事の時間を調整してもらって、立川まで車を飛ばす羽目に。

  

正直もう、酒井先生に診てもらいたかったのだけど、
あいにく木曜日で休診日だったのだ。

その後が、本当に大変だった、風太がね。
寝床からほとんど動けなくて、排泄もそこでするしかなく、
左後肢が使えなくなってしまって、本当に可哀想だった。痛々しかった。

  

今は、酒井先生が教えてくれたように、リハビリをして、
左後肢には筋肉がつき、4本足で走れるようになったけれど、
会陰ヘルニアは、術後2カ月もせずに再発してしまいました。

風太は、何のためにあんなに痛くて、大変な思いをしたのか、
排便が楽になるためだったし、
口腔内もよりよく維持するためだったのだけど、
全部抜歯したわけではなく、
歯石のついた奥歯は、そのまま残されていたのだ。

酒井先生は、奥歯まで抜歯するのは、
時間的にも難儀だったのだろうと、立川の病院をかばっていたけれど、
それでも風太の傷跡を見て「あまりよろしくない」と正直に言っていた。

  

安かろう、悪かろうではいただけない!
家庭犬だったら、飼い主さんに何と申し開きするのだろう。

でもね、細かいことは、もう言うまいと思う。

排泄介助は相変わらず必要だけど、要領を得ているし、
風太は今、とても元気だ。
私の妹にも可愛がってもらっている。

人懐こくて、愛嬌があって、
なんで、こんなにいい子が捨てられたんだろう。

高齢の飼い主の身に何かあったのかも、というのが
私や妹、友人の見立てだ。

まあ、とにかく我が家のワンになったのだから、
最期まで楽しく過ごしていきたいと思っている。
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預かり犬風太のその後

2021-08-23 | 犬&猫との暮らし
新型コロナウイルス感染症の拡大が収束する日は、
まだ遠そう……。先が見えないね。
持続化給付金を支給されてから
1年以上経っているなんて、ウソみたいだ。

ブログも更新しないままぐずぐずしていたら、
もうすぐ8月も終わってしまうよ、びっくりだ。

捨て犬だった風太君は預かり中の3月末に
急に歩けなくなってしまい、酒井先生に診てもらったら
なんと脊椎梗塞の疑いがあるということで、
その1週間後に予定されていた会陰ヘルニア&去勢&抜歯手術は延期に。

風太の口腔内はとんでもない状態だったから、
酒井先生は歯周病の影響も考え、抗生剤を処方してくれた。
1週間も経つと、何とか歩けるようになったのでほっとした。



風太は元飼い主が不明のまま、警察の拾得物保管期間も過ぎ、
保護活動家のKさんが、本格的に里親を探すことになったのだけど、
もし脊椎梗塞だったら、そんな子を人に薦められない、というか、
持病のある子の里親探しは心苦しくてできないよ、と私は思った。
なので、心の中では風太を引き取ることを、ほぼ決めたのだった。



風太の会陰ヘルニアなどの手術は、
Kさんが頼りにしている立川の病院で行うことになっていた。
なんでも、そこはTNR活動に理解のある獣医さんで、
手術は保護犬価格でしてくれ、リーズナブルなのだそうだ。

何かあったときに、うちから立川までは車で1時間強かかるので、
風太を連れて通院しなくてはいけない私としては、
近くの酒井先生にお願いしたかったのだけど、
Kさんの指定なので仕方ない。

で、5月半ばに風太は手術入院したのだった。
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手作りの刺繍入り手提げをいただく

2021-03-08 | 犬&猫との暮らし
テキスタイルデザインを修得し、
ステンドグラスの教室も持っていた友人のはるこさんは、
羨ましいことに、デザインセンスもあって、手先もとっても器用。

昨年の外出自粛生活中、
私もはるこさんに倣って、刺繍を始めてみたけれど、
毎度のことながら取り組み方が中途半端で、
上達の「じ」の字も望めませんでした。トホホ。

ところが、やはりテキスタイルの素養があるはるこさんは、
メキメキ腕をあげ、友人知人へのプレゼント作品を生み出しており、
とうとう私にまでステキな手提げ袋を作ってくれたのです!!!



びっくりですよ~。
黒ラブの名前になった樹の実をあしらって、
ワンコたちの差別化をするなど、もう、センス、良過ぎ!!!



もったいなくて、使えませ~ん。

ここのところ、ステキないただきものが相次いで、
コロナ禍のなか、心もポカポカ、豊かになっちゃった。
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風太の口の中は鍾乳洞

2021-02-17 | 犬&猫との暮らし
どうやったら、こんな般若のような犬歯になるのか。
根元についた歯石もかなりのものだ。



どうやったら、こんなにものすごい、鍾乳石のような歯石がつくのか。

 

歯がこんなだから、風太はお皿を舌で舐めるのが苦手。
舌はほとんど出さない。
人の顔も、人の手も、舐めない。

なのに、散歩では、よその犬のオシッコは舐める。
我慢ならないらしく、舐めてしまう。
思わず、コラ、やめなさいってば!!!と叱る。

風太はいったい、何を食べていたんだろう。
どんな飼い方をされていたんだろう。

膝に抱っこされて、人の食べ物を、飼い主と一緒に食べていたかもしれないな。
そんな欲しがり方をする。
私が食事中、膝に乗ろうと必死だ。

フードをあげる前に練習させたら、「お座り」ができるようになった。
無駄吠えもない、いい子なのだけどな。

可愛がられていたように思う。
どうして師走は晦日の夜に、河川敷をうろうろしていたんだろう。

飼い主さん、高齢の方だったのかな? 
飼えなくなった事情が、何かあったのかな。

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預かり犬・風太

2021-02-15 | 犬&猫との暮らし
預かり犬として、うちで暮らして1カ月と10日。

来た当初は、あちこちにしていたオシッコも
トイレシーツでできるようになり、
しかも、したことを教えに来るようになった。よしよし。



風太は便意をもよおしても、ヘルニア部に溜まった便まで
自力で押し出すことができないので、排泄に手助けが必要だ。

風太のヘルニアは肛門の左横にある。
そこに便が溜まると、手で触ってすぐに分かる。

お散歩中でも、風太がウンチングスタイルを取るやいなや、
ヘルニア部分から肛門に向けて、絞るように便を送りだしてやるわけですが、
これが、実に上手にできるようになったのですね、私が。



風太の排泄介助も、手際よくできるようになり、
風太のことで困っていることは、
人間の食べ物を執拗に欲しがること以外、ほとんどないかな。
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預かりのワンコがやってきた

2021-01-10 | 犬&猫との暮らし
1月5日、保護活動をしているKさんに連れられて、
捨てられていたミニチュア・ダックスがやってきた。



名前は「風太」君。3.7キロの痩せっぽち。
口の状態はかなりひどい。
犬歯は曲がっているし、歯石も鍾乳石のようだ。

お尻周りを見れば、知っている人なら
会陰ヘルニアであることは、すぐ分かるかもしれない。

ブリーダーが遺棄したのではないかと聞いていたけれど、
人懐っこいし、パピーミルにいたようには見えない。

不適正飼育だったことは明らかなのだけど、
リードをつけての散歩もできるし、
私が食事をしていると、欲しがるそぶりを見せる。
きちんと飼えない家の家庭犬だったのかなあ。



オシッコはそこら中にしてしまうので、マナーベルトを勧められた。
でも、それではトイレを覚えられないのではないかなあ。

初日と2日目は敷物にもしてしまい、洗濯物を増やしてくれたが、
ここ2日くらいは10回に1回程度、ペットシーツにかけたりしている。
気長に付き合っていけば、そのうちトイレの場所も覚えてくれるでしょう。

排便は自力で出さない場合は、ヘルニア部分に溜まった便を
うまく押し出す「摘便」をしてやらなくてはならない。
まったくやり方が分からなかったので、
うちに来た翌日、久しぶりにさかい動物病院に行き、
摘便のやり方を習ってきた。

カヤが低アルブミン血症で闘病中、
記録として、よくウンチ君の写真を撮ったものだが、
またワンのウンチ君を撮影することになろうとは……。
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年の瀬に捨て犬

2021-01-03 | 犬&猫との暮らし
暮れも押し迫った30日の早朝、友人のはるこさんから電話があった。
明るい声じゃなかったので、
「どうしたの? こんな朝から」と私。

その言葉への返事が、あるお願いだった。それが、
「捨て犬を保護したKさんが、その子の里親さんが決まるまで
預かってくれる人を探しているのだけど、だめかなあ」というもの。

Kさんはかつて、はるこさんと同じ保護シェルターで活動し、
今は介護の仕事に従事しながら、個人でTNRや保護活動をやっている。
その行動の積極的なことったら、本当に頭が下がる。

Kさんが見つけたのはミニチュア・ダックスで、
その子の状態から、どうやらブリーダーからの遺棄らしい。

師走の晦日だということ、また急であることなども含め、
はるこさんがいつも預かりをお願する人への配慮があって、
今回は私に声がかかったのだけど、
「里親さんが決まるまで」がどれだけ先かも考えず、
なぜか私は、つい「いいよ」と言ってしまった。

よく考えると、こんな年の瀬の遺棄なんて、
ろくなことじゃないんだよね。

病気がある子かもしれないし、
と思ったら、案の定、会陰ヘルニア持ちだという。
未去勢というから、繁殖犬だったんだね。

会陰ヘルニアは未去勢のオスがなりやすい疾病だ
ということも初めて知った。
犬の病気を予防する意味でも、
去勢や避妊は大切なことなんだと改めて思った。

生ませる道具に使うだけ使って、
もう生産性がなく、金儲けができないとわかったら捨てるって、
一体どんな神経をしているのかねえ。

爪は伸びっぱなしで、被毛は糞尿まみれだったという。
散歩もさせてもらえないから、肉球はふにゃふにゃ。
歯はボロボロで、アゴも少し溶けて曲がっているらしい。
見立てでは7、8歳とのこと。

カヤと一緒じゃない。

ペットショップでの生体販売がなくならない以上、
パピーミルはなくならないな。

一応「落とし物」扱いなので、警察への届けが必要で、
さらに血液検査などで、状態を詳しく調べておきたいということで、
その子がうちに来るのは5日の夜ということになった。

医療費はKさん持ちらしいのだけど、
当面、会陰ヘルニアの経過観察をし、手術が必要な場合に備えて、
体力をつけておいてあげてほしいとのこと。

動画を見る限り、陽気な感じの子だったけれど、
「どうなることやら」の1年の始まり。
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麦がウイルス性小腸炎に

2020-04-13 | 犬&猫との暮らし
友人の晴子さんから「麦が具合が悪い」とメールが来た。
食欲がなく、軟便。お散歩も行きたがらないらしい。
毎日、カヤのウンチくんを記録していた頃を、思い出した。

そうそう、麦は熱もあったって!
飼い犬の発熱って、これまであまり経験がないぞ。
獣医さんには「ウイルス性腸炎だ」といわれたとか。

えっ? コロナウイルス?

犬猫には特有のコロナウイルス感染症があって、
5種以上だったか、犬猫のワクチンには
コロナウイルスのワクチンが含まれている。

このとき私が「コロナ?」と思ったのは、
現在蔓延しているCOVID-19のことでもあり、従来の犬コロナのことでもあり…。

「お見舞い歓迎」とのことだったので、
先週、車でひとっ走り、麦を見舞ってきました。

麦はもともと、それほど大飯ぐらいではないみたいだけど、
飼い犬に食欲がないとか、下痢だというのは、堪えます。

自分に食欲がなかったり、ビールを飲みたくないとなったら、
確実にどこか悪いって考えちゃうもの、ハハハ。

外出自粛要請が発出されているし、営業車も少なく、
道路はすいていて、いつもより5~10分早く晴子邸に到着。

麦坊、具合はどう~?

   
      ちょっと元気がない麦(右)

いろいろな検査の結果、麦の場合、ウイルス性といっても
炎症は大腸ではなく、小腸に発生していたらしい。
機能からして小腸炎のほうが、治癒に時間がかかるのだそうだ。

気にかかる何ウイルスかは不明。
とりあえず投薬をしながら、経過観察。

「この数値が高いのは、子犬だからなんだって」と
説明してくれた晴子さんに、思わず「子犬って!」といって笑う。
もう子犬には見えないけど、まだ8カ月なんだよね。

室内でかまっていると、少し元気が出てきたのか、
ビスケットを食べ、おもちゃで遊んでくれとせがんだ。

その調子、その調子。ゆっくり早く、元気になっておくれ。

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初散歩へ

2020-01-05 | 犬&猫との暮らし
昨日は今年初のワン散歩。晴子さんちのシロップと麦のお伴。



麦(右)はただ今5カ月で、14kg。

麦は親犬が分からず、成長度の予測ができないので、
晴子さん夫婦は、麦が1歳になったら何キロになっているか、
という賭けをしている。

負けたほうが、ご飯を奢るというかわいい賭け。

予想は、晴子さんが20kg ±2kg
師匠(御主人)が25kg ±2kg

私も一著噛むことになりまして、
23kg ±1kgと、誤差1kgで勝負にでました(笑)。

「手がデカっ!」と思ったので、20kgは超えるだろうと……。

昨年11月末に1泊して麦と遊び、指符で「座れ」を教えたら、
あっと言う間に覚えて、指符だけでも完璧にできるようになった。

昨日は「伏せ」を覚えてもらおうと、公園でも家でもトライしました。



まだ完璧に、ではないけれど、かなりできるようになった。

賢いぞ、麦!

“座れ”から“伏せ”は比較的覚えやすいのだと思う。
今度は“伏せ”からの“座れ”に挑戦だね。


お疲れの2頭。ボール遊びもたくさんして、楽しかったね。
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新しい犬友、慣れてきた猫たち:Good by 2019

2019-12-31 | 犬&猫との暮らし
前回の更新から半年以上、間が空いてしまった。
ブログ開設以来、初めてのことかな。

「なぜ」という、明確な理由はなくて……。

でも、この間、人生で「初めて体験」がいくつもあったり、
気づきもあり、反省もあり、けっこう変化の多い時でした。

そんななかで、なんといってもうれしかったのが、
動物たちとのふれあい、特に新しいワンコとの出会いだな。

友人・晴子さんちの愛犬の桃太が、カヤの後を追うようにして、
昨年の夏、急ぎ足で旅立ってしまい、
その後、彼女は引き続き、保護シェルターでボランティアをこなし、
家では野良の子猫の預かりさんをしていたのだ。

ほいほい見に行った私は、チビ猫に「シャーシャー」威嚇されちゃって(笑)。

で、子猫にちゃんと里親が現れると、
今度は、保険所送りになる寸前に何とか救えた
福島県飯館村生まれの子犬の預かりさんをかってでた。

数匹いた子犬のうちの1匹。

「親は10キロぐらいだって聞いたよ」と言って
晴子さんが見せてくれた2カ月の子犬の写真……、



「うっそ~! この手の大きさからして、
親が10キロは、ないんじゃない?!」と私。

「だよねえ」「そうだよぉ」、
そんな話を何度もしながら、
里親希望の方といくどかのお見合いを重ねて、
「麦」と仮の名をつけられたそのオスの子犬は
もらわれる先を探していた。

探していたのだけど、麦のきょうだい犬たちが、
もらわれていっては戻されたり(結局、その方がよかったのだけど)、
なかなか思うようにいかないまま、何日か経って、

晴子さんはとうとう「麦をうちの子にする!」
と、決意をしたのだった。

ということで、車で20~30分も走れば着く晴子邸へ、
麦を見に行ったり、お散歩をしに行ったり、
家飲みついでにお泊りする楽しみが増え、ほくそえんでいる。

麦と、先住犬でこれまた保護犬のシロップとの攻防戦に、
ちょっぴりハラハラしながら、犬のいる生活を晴子邸で楽しんでいる。


晴子さんの陰に隠れて、のぞき見るシロップもかわいい。

2020年はきっと、もっと楽しくなりそう!

そして、うちに通ってくる“さくら猫”のリリィとクロ。



不意な動き方をすると、相変わらずビビッて逃げるけれど、
室内にも入ってくるほど慣れたし、ブラシもかけられるようになった。

早朝から外で「オバチャ~ン、おなかすいた~、開けて~」と
かなりしつこく鳴くのです、もっぱらクロのほうだけど。

2019年、公私ともにお世話になった皆様、ありがとうございました。
リリィにクロ、シロップに麦坊も、2019年はありがとう。
2020年もよろしくね~。
皆様に幸多かれと祈っております!
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カヤの一周忌

2019-06-19 | 犬&猫との暮らし
カヤが亡くなって1年目の祥月命日。

今日は取材の音源起こしをしようと思っていたのだけど、
どうもやる気が出なくて、ぼや~っと過ごしてしまった。



カヤ、かわいかったなあ。
会いたいなあ、もう一度会って抱きしめたい……。
カヤ、母さんはあまり泣かずにがんばっています。
と言って、今日は泣く。
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久々に犬まみれ、しかもボクサー犬

2019-05-22 | 犬&猫との暮らし
先日、知り合いの訓練士さんから、
「障害犬や高齢犬も楽しめるイベントをやるから見に来て」
と誘われて、あるペットショップのドッグランに足を運んだ。

ペットショップといっても、そこはしつけとホテルがメインで、
生体販売はせず、むしろ保護犬の譲渡などに力を入れている様子。

そして、その日やろうとしていたドッグスポーツが
「カニス・パシュート」と呼ばれるものだった。

簡単にいうと、ハンドラーとワンちゃんペアの2チームが、
アジリティー用のハードルを使ってレイアウトされたコースで競う
タイムレースなのだけど、途中にコングが置いてあるゾーンがあり、
そのコングを犬がくわえたり、ディスクに乗せてハンドラーが運んだりして、
障害物競走的な面白みもあるらしい。



小中学生向けに実施する予定で、コースも作ってあったのだけど、
ただ、告知が悪かったのか、参加者はゼロ!!!

仕方ないので、私はショップ専任のドッグトレーナーの飼い犬、
メスのボクサー犬やキャバリアたちと戯れた。

  

トレーナーが「この顔で“ハニーちゃん”です」と言って笑った。



確かに、ハニーちゃんって顔では……。

顔はこわいですが、キャバリアたちに何をされても怒らず、
大人しいワンでした。

大人しいけど、そこは大型犬。
よだれでおもちゃがべちゃべちゃになり、私の手や服も
久しぶりに犬のよだれにまみれたのでした。

ドッグスポーツを詳しく知りたい方は、
新ジャーナル社が運営している「ドッグスポーツのページ」をどうぞ。
http://www.dogsports.co.jp/

かつては『ドッグスポーツジャーナル』という雑誌媒体も
発行していたそうですが、今は休刊し、
デジタル版バックナンバーの販売や情報サイトの運営をやっているようですよ。
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母猫もさくら猫らしい

2019-04-20 | 犬&猫との暮らし
偶然、裏のうちのママさんに会ったので、
「リリィとチビの母親、来ていますか?」と聞いてみた。
「たまに来てるみたいよ」とママさん。

私が「母猫に避妊手術をしないと、まずいですよ」というと
「パパが言うには、よく見たら耳がカットされてたって」と
予想外の報告が。

それはよかった!

朝霞市内には「もめんいと」「にゃいるどはーと」
「しあわせねこの会」「そらとゆめ」など、
TNRを行っている団体がいくつかあって、
みな熱心に活動していると聞く。

リリィとチビの母猫も、
そんなメンバーのどなたかに捕獲され
手術してもらえたのかもしれない。

とりあえず、もうリリィとチビの同胞が増えることはない。
よかった、よかった。



猫は高いところが好き? 今日はチビが室外機の上に
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親猫の不妊が重要

2019-04-16 | 犬&猫との暮らし
我が家の庭にちょいちょいやってくる、さくら猫のリリィとチビ。
リリィとチビの名付け親はもちろん裏の家のおじさんだ。

なぜ2匹の子猫がおじさんちにやってきたのかを問いただすと、
なんのことはない、その親猫におじさんがエサをやっていたからだ
ということが分かった。

なので、子猫を捕獲して不妊手術をする際、
「親猫にも不妊手術をしなければ、また子猫が生まれてしまうから、
同時に親猫も捕獲してください」とお願いした。

すると、おじさんは「親猫は最近姿を見せないので、
捕まえようがない」というではないか。
そのうえ、このTNR活動に裏の家のおばさん、
つまり、おじさんの奥さんは、あまりいい顔をしていない。

「パパがエサなんかやるのが悪い。
なんで、うちが手術してやらなくちゃいけないの?」と
ご機嫌斜めなのである。
「パパ」というのはおじさんのことだ。
(傍目には「パパ」感ゼロなのだけど……)

避妊去勢手術はTNR活動に理解を示す獣医師が
飼い猫の手術代より、はるかに割安でやってくれる。

私はおばさんの説得を試みた。
「でもね、ママさん(ここは“おばさん”といわずに)、
親猫をそのままにしておいたら、また子猫を産んでしまいますよ」
私がそう言うと、ママさんは
「ない、ない、そんなこと、絶対ない」と手を振り振り言うのだった。

おばさんは取りつく島がないが、
おじさんは一応TNRに協力的だったので、
この先、もしリリィとチビの親猫が捕獲できそうなら、
「ぜひとも!」とけしかけるつもりである。
だってもう、ニャンコの恋の季節だもの!



まるでうちの猫であるかのように室外機の上でくつろぐリリィ
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