小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

カヤのオシッコ臭

2014-06-10 | 犬&猫との暮らし
 雨続きで湿度が高く、室内もじと~、どよ~んとした感じ。それは毎年この時期には仕方のないことだけど、今年はこれまでとは違う犬臭が……。

 入居時にリフォームしなかったので、仕事部屋の床はずっと建築当初のまま絨毯敷き。ボケてしまったブナがオシッコをしてしまったこともあったけれど、亡くなるまで数回のことだったから、そのつど丁寧に拭き洗いをして乾かしてきたので、オシッコ臭が気になることはそれほどなかった。

 しかし、今年は梅雨に入って、カヤのオシッコ臭が鼻をつくようになった。

 カヤはうちに来た当初から尿漏れがあったけれど、トイレが定まるまでおむつをしていたので、あまり気にしていなかった。ところが、おむつをはずせるようになると、エサを食べている時にポタポタと垂らしたりと、やはり尋常じゃなかった。

 一般に言われている尿道筋の虚弱による尿道括約筋機能不全なんだろうけど、これが先天的なものなのかどうかは分からない。

 卵巣と子宮の摘出手術前から尿漏れしていたから、エストロゲンの不足による尿道括約筋機能不全かもしれない。子宮がボロボロになるまで子どもを産ませられたのだから、それはあり得ると思った。


昨年8月、エサを食べながらポタポタとオシッコを垂らしていた

 冷静にオシッコを垂らしている写真を撮っている場合じゃないのだけど、カヤの病歴が分からなかったので、主治医の酒井先生と今後の対処を話し合うためには、異変があるつど目に見える形で記録に残しておく必要があると思い、糞尿の状態から吐瀉物まで、慌ててすぐに片づけず、しかと観察し、記録してから片づけるようにしているのだ。

 さすがに今は何もせずに立っている時に、オシッコをポタポタ垂らすことはなくなった。それは、運動(ささやかな散歩だけど)するようになったり、食事の内容であったり、複合的な理由によるものと思う。

 ただ、トイレで用を足した後の切れの悪さは相変わらずだ。先生が言うには、オシッコをした後、膀胱は完全に空になってしまうわけではないらしい。それは人間も同じで、どれくらいの量かは分からないけれど、膀胱にはたえず尿があるらしいのだ。

 普通は正常に尿道括約筋が働いていれば、漏れ出てくることはないのだけど、カヤはその機能が低下しているんだな。


姪っ子のベビーベッドに敷いていた防水シーツは重宝している

 尿道括約筋の働きが万全じゃないから、何かの拍子にちょろっと出ちゃう。敷布や絨毯にそれが付くから、匂ってくるのだ。

 敷いているタオルやカバーはすぐに洗えるからいいけど、絨毯はねえ、お天気の良い日に大々的に洗浄しないといけないなあ。

 だからといって、切れの悪い“ちょろっと”のためだけに、四六時中カヤにおむつをさせるのは気が進まないのだ。尿漏れの改善策をもう少し積極的に検討してもいいかな、まだ先があることだし。とりあえず赤ちゃん用の防水シーツも何枚か買い足そう。

 絨毯や床の洗浄・消臭・除菌には、定番の「オレンジエックス」のほか、有用微生物群蘇生型消臭液という「デオバイオスマイル」や、ユーカリオイルが入った「ユーカリプタススプレー」を使っている。消臭に効くと聞いて作ったミョウバン液は、あまり効果がなかったような気がする。

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