小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

パピーミル業者摘発

2018-03-03 | 犬&猫との暮らし
まさに芋洗い状態で、
コンクリートブロックの囲いに入れられているのは
全員、繁殖犬なのかしら。ひどい。



ここは福井県坂井市内にあるパピーミル。

3月1日、日本動物福祉協会が動物愛護管理法違反の疑いで、
県警に刑事告発するというニュースが流れた。

2017年の12月には犬猫合わせて385匹を飼育していたらしい。
写真の囲いの中には50匹以上が入れられていたそうだ。

ほかにも狭いケージで飼われている犬猫多数、
エサは1日1回、病気やケガをしてもほったらかし。
で、“虐待の疑い”が持たれているのだ。

こんな飼い方、明らかに虐待です。

昨年の11月末から県の指導が8回も入っていたらしい。
日本動物福祉協会の問い合わせに、県は
「一時は飼育員1人で400匹だったが、3人400匹になり、
現在は3人で250匹と、段階的に改善している」と答えたそうですが、
それでも1人で80匹の面倒を見ることになる。

尋常じゃない。80匹だって1人で世話をするのは無理!

業者は、今いる犬猫を「手放さない」と言っているらしいのだけど、
動物愛護管理法に、もう少し強制力をもたせないことには、
こういったパピーミルは撲滅できませんね。

パピーミルや量産ブリーダーから、不要になった犬猫を
可哀想だからといって引き取ってくる保護団体も
考え方ややり方(行政との連携も含めて)を変えていかないと、
パピーミル業者の飼育方法を改善させたり、
悪徳な業者を根絶やしにすることはできないと思うんだけどなあ。

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