小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

カヤの嗅覚

2015-05-02 | 犬&猫との暮らし
今朝は昨日の2倍の距離を歩いたカヤ。
けれど、まあ、何度も立ち止まるから、
短い距離でも長い時間のお散歩になる。


立ち止まっては振り返り、
鼻をひくつかせて、風の匂いを嗅いでいる。

マンションのエントランスに近づくと
自分の居場所が近いことが分かるらしく、歩みを早める。

そして、新しいスロープに降ろしてやると、
ひとりでグングン昇っていった。
ときどき、ゴンッ!と壁にぶつかる音をたてながら。


ここが自分の家の入口だということを
カヤは分かっているんだなあ。

エントランスを入ると、もう立ち止まることはない。
リードを持って先をゆく私について、
とぼとぼと、でも確実に部屋まで一緒に歩くのだ。

ねえ、カヤ、どの辺まで近づくと、
ああ、自分の居場所が近いなって分かるの?
私たちの部屋の匂いがすると、安心する?

犬が匂いを嗅ぎ分ける能力は、
人の5,000倍から1億倍あるといわれている。
倍数に幅があるけれど、それは嗅ぐ匂いによって、
能力が発揮される度合いが違うからだと思う。

鼻粘膜にある匂いを感じる細胞の総表面積は、
人が約5平方センチなのに対して、
犬は18~150平方センチもあるらしい。

おまけに、匂いを識別する神経も
人よりよほど優秀なのだそうだ。

目が見えず、耳が遠いカヤにとって嗅覚は命綱だから、
外でも慎重に風に混じるいろいろな匂いをキャッチしているのね。

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