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小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

緋玉マユミだったのか…

2014-08-05 | 植物
 マンションの外壁改修工事の足場を組むため、庭の植木を移動しなくてはならず、重労働だった。まめに手入れをしてくれるであろう実家の母に、10鉢くらい植木を預けに行き、そのほかやはり10鉢くらいは、近くに妹が仕事場として借りているアパートの前に置かせてもらうことになった。毎朝そのアパートに行って、植木に水をやっている。

 4種類のバラと名前が分からなくなっている低木は鉢が重いし、私の車に積めないくらい高さがあるので、庭先で面倒を見ることができるよう、足場の外側に何とか置いてもらえることになった。

 日曜日にはテラスに設置してある物置を解体し、収納していたものを運び出したのだけど、その中にあった園芸ボックスに、なんとたくさんの名札が……。

 これまで買ってきた花や草木の名札が保管してあったのだ。ああ、すっかり忘れていた。

 それによって、名前が分からなくなっていた低木の名前が判明。確か小さな赤い花が咲いていたのが愛らしくて、ポット苗を買い求めたのに、買った翌年から全然花を付けなくなり、葉っぱの形状だけでは名前を調べることもできずに、今日に至っていたのである。

 それが「緋玉マユミ」。赤い花だと思っていたのは勘違いで、白い花が咲いた後、濃い紅色の実をつけると書いてある。昔、弓を作るのによく使われたことから「真弓(マユミ)」の名前があるらしい。


 名札の裏に「雄木があると非常によく結実します」とある。そうか、うちの緋玉マユミは雄木がなくて、淋しかったのかな。というより、名前も分からなくなってしまったズボラな持ち主のために、実を付ける気もなくしていたのかもしれないね。

 緋玉マユミだけでなく、「メヌエット」だと思っていたバラが「マジックキャローセル」というミニバラだったことも分かった。

 メヌエットを調べてみると「四季咲きの中輪」と書いてあった。確かにピンクの縁取りがあって似てはいるけれど、私の目を楽しませてくれるピンクの縁取りのバラは中輪ではなく、いたって小さな花房だもの。

 怪我の功名というか、なんというか…。

 今、庭の中を、作業着姿の屈強な男性たちが足場のパイプを担いで、盛んに行き来している。何となく落ち着かない。目が合うとバツが悪いので、カーテンを閉めたのだけど、薄暗く秘密めいた感じの室内。ちょっと息苦しい。

 植木鉢の搬出も大変だったし、しばらくのびのびと庭に出ることもできず、窮屈な思いはするけれど、これを機に古い植木鉢やプランターを処分したし、庭木を整えることができた。不明だった植木の名前も分かったことだし、めでたし、めでたしなのである。

 ああ、だけど、まだ重労働が残っている。解体した物置をまだクリーンセンターに持ち込んでいないのだ。粗大ゴミとして収集してもらうにも、外に出さなくてはいけない。毎日暑いし、グズグズ先延ばしにしているのだけど、少しずつ運び出さなくちゃ。

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