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顔にもだいぶ白髪が目立ってきたクリ
神経過敏でてんかん持ちのクリが10歳の誕生日を迎えることができました。今年は1月14日に軽い発作を1度起こしただけ。とはいえ、今年は無発作の年にしたかったのでちょっと残念。でも年々発作の数が減っていることは嬉しいことだ。
クリが10歳になったことで、うちの3頭すべてが二桁台に突入。いよいよ高齢化に拍車がかかりました。
トチ、クリが外耳炎にかかりやすく、すぐ耳内がくちゅくちゅするので、洗浄のために通院しなければならないことや、トチがものすごく多飲多尿になり、ホントに半端じゃないオシッコをするため、トイレの対処にかなり配慮が必要になったことなどなど、細かいことをいえば多々あるのですが、それでもまだ3頭と一緒に散歩ができることは有難いといわなければバチが当たる。
へたっているのはトチ(14歳)。帰りはいつもお疲れです
最近は舗装された土手道より一段下がった、新河岸川沿いの砂利道を上流部に向かって、ゆるゆると散歩することが多い。そこは自転車もバイクも通らず、ウォーキングをしている人もほかの犬を散歩させている人もほとんどいないので、オフリードで3頭とのんびり歩いています。
その道をさらに上流に進むと、橋の下にホームレスの人たちの掘っ立て小屋やテントがあるため、敬遠されている道なのだと思います。
そこに寄り集まって暮らしている人たちは、家はあるので「ハウスレス」ではないのだけど、家族や家庭がないという点でやはり「ホームレス」なんですね。ただ犬を飼っている人がいる。一応家族もあるということか…。
私たちもその手前で折り返して帰ることにしていますが、その砂利道は犬の散歩をさせる人も少ないので、置き土産の糞も少ない。置きっぱなしになっている糞は、ホームレスの人の飼い犬のものかな。
今朝、自転車で散歩をしていたグラッシーのお父さんに声をかけられ、久し振りに会えてうれしかったのですが、グラッシーのうちも私も、土手道に残されている犬の糞の多さにげんなりし、散歩の場所を変えていたんですね。それでなかなか会わなくなってしまっていたのです。
舗装路にも平気で置いて帰る飼い主の気がしれない! グラッシーのお父さんが市の職員に聞いたら、河川敷の糞害についてはやはりすごい苦情が届いているらしい。どうにかならんかなぁ。
クリによく伝えておきます。
クリを引き取って、誰が一番幸せだったかというと、
やっぱり私自身なんだと思う。
クリのお蔭でいっぱい勉強させてもらったもの。
クリ、ありがとネ。そして、もっともっと長生きしてね。
と、殊勝なことを言ってますが、彼が食糞するたびに、
「こら~!何しとんねん!」と怒鳴っている飼い主なのでした。タハハ。
体の小さかったクリちゃんも、元気なようすでなによりです。
ニュースで、RCサクセションの忌野清志郎さんが亡くなったことを知りました。お気に入りの曲があるので、残念です。ご冥福をお祈りします。
クリはトチ母の家に来る前、酷い生活環境で、栄養不良とか、てんかんとか、心配事が絶えない子でしたね。本来なら長生きも難しかったかもしれないのに今のお母さんに育てられて本当にラッキーな子です。
これからも皆元気で長生きしようね。