誰もがいつ発症するかわからない脳卒中 受けたいのに受けられない“リハビリ難民”が急増 悩む当事者たちは…
こんなタイトルの記事をYahoo!で見つけました。
保険適用外の完全自費によるリハビリセンターも出来ているとか。
健康保険では180日が限度で、日常生活動作(ADL)の回復がGoalのように書かれています。
脳梗塞発症直後の急性期治療をしてくれる病院は本当に最低限の入院で、入院後数日で転院の話が出てきます。
これは、急性期を担う病院だけが悪いのではなく、机上の論理だけで医療保険の適用範囲を決めている厚労省に大きな原因があると思います。
「入院させてはいけない」とはなっていないので、入院期間はあくまでも医師の診断によるもの、ということですが、短期入院にしていかないと病院の経営が成り立たなくなるという状況をつくっている訳ですね。
で、リハビリ転院ということになる訳ですが、ここで脳卒中リハビリは180日までという健康保険のしばりが出てくるんですね。
私は、急性期に24日、回復期リハビリに約3ヵ月入院しましたが、MSWという仕事をしていたので、こういった現状はよく知っていたので、急性期入院数日で転院の話が出てきても慌てませんでしたし、仕方ないな、と思ったりしました。
ただ、リハビリは必ずしも180日で完結出来る訳ではありませんよね。
医師の診断、患者の想い、家族の想い、健康保険の適用範囲。
これらはすべてが同じということはなかなか無いかな、と思います。
特に健康保険の適用範囲が問題かな…。
退院後は、通院リハビリ、介護保険のデイサービスやデイケア、といったものにリハビリを委ねる事になりますが、通院出来る状況にない場合のことは考慮されていません。
また、通院も制限が設けられ、結局は介護保険、ということになります。
しかし、介護保険では現状、ADLは「拡大」よりも「現状からの低下予防」になってしまうかな、と思います。
だから今、保険適用外のリハビリセンターができ、機能しているんてすね。
私はデイサービスで頑張ってはいますが、どこまで、いつまで出来るか…。
不安は尽きませんね。
地方では保険適用外のリハビリセンターが成り立つか、需要と供給のバランス化がとれるか読めません。
少なくとも、都会よりはバランスがとれなそうです…。
今後、保険適用が拡大されるとは思えませんし、介護保険も制限が強化される危機感もあります。
あ~
考えるの嫌になってきた…。
この世は金ですかね…。