夕方と言っても時計を見ないと、本当の時間が分からないほど遅くまで明るいウィーンです。
その夕方にオペラ座の前を通りました。
本当に沢山の人たちが気軽な格好で、寝転がったりで、
中でやっているオペラの映像と音楽を聞いていました。
この時だけ、オペラ座の前に大型なスクリーンが出ていました。
オペラ座
こんなに気軽にオペラという物に触れるチャンスがあるなんて。
何度か見たり聞いたりしてるうちに、本物の生演奏のオペラを聞きに行きたくなると思います。
我々は通り過ぎにちょっと聞くだけで終わり残念でした。
代わりにウィーン・フィルの本拠地の楽友協会で、
ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏の演奏を聞きました。
私には、本当に久々のクラシックを聞く機会でした。それもウィーンで。
第一バイオリンの美しい音色に聞きいってしまいました。
第一バイオリンの ライナー・キュッヒル(1950年8月25日 )さんはウィーン・フィルのコンサートマスターです。
奥さまは日本人で、日本と係わりがあり、長野オリンピックの開会式に演奏されたそうです。
帰りに偶然、キュッヒルさんご夫婦とすれ違い、お顔を傍から見る事が出来て本当にうれしかったです。