☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

②修善寺温泉

2016年12月14日 | Weblog

ひと月前にNHK団塊スタイルと言う番組で、ひとり旅の巡り方やポイントをやっていました。
NHKのその場所が12月初めに宿泊を予定していた修善寺温泉でびっくりでした。
放送で紹介されていた時は11月で、モミジは青色でした。
12月のモミジはどうなっているかなと、修善寺温泉に着いた早々に修禅寺に行ってみました。
修禅寺のモミジは前の週には落葉していたそうで、赤い葉が足元に沢山散っていて残念です。
この放送では修禅寺の手洗い場が温泉とあったので、手洗い場に行くとちょっと熱めの温泉の湯でした。
暖かいお湯で、うれしくて手を何度も洗いました。手湯かな。
  
夕方の修禅寺と温泉街と足湯の明かりが素敵でした。

今日の宿は修禅寺近くのねの湯対山荘です。
部屋に入ると抹茶が出ておいしかったです。一緒に干した魚がついていました。
食事の時ビールの後に店で作った純米大吟醸酒「対山」と伊豆の「あらばしり」を飲みました。どちらも少し甘くておいしかったです。
 
      
主婦にとっては何もせずゆっくり座っておいしい料理が次々に出て来るのがうれしいね。
     

次の日は朝から修善寺温泉の町巡りをしました。
まず修禅寺のお隣の日枝神社へ。弘法大師が修禅寺の鬼門として作った神社です。
鎌倉幕府将軍 源頼朝公の異母弟、源 範頼が幽閉されていた信功院の跡がありました。
階段を登ると見事な老大樹が並び、参道をおおっています。
境内は天然記念物の一位樫の木と、根元が一つに繋がっている樹齢800年の子宝の杉の木がありとても立派でした。
途中で買ったわさびアイスクリームは大胆に横にワサビが張り付いてびっくりしましたが美味しかったです。家でやっても同じ味かな。
     

修禅寺と日枝神社で御朱印帳に記帳してもらって、それから桂川沿いを歩きました。
川沿いは紅葉が残っていて、とても綺麗でした。
赤い桂橋を渡って竹林の小径を通って、また赤い楓橋を渡るとまた静かな小径が続いています。
      
この小径沿いには落ちた赤色のモミジの葉がいっぱい詰まった場所がありました。
                指月殿                         

山道を登って北条政子が息子頼家の冥福を祈って建立した指月殿に行きました.   
下から登ってゆくと指月殿の中に光る物が見えびっくりしました。鎌倉時代作の釈迦如来像でした。
源頼家の墓と、頼家の暗殺の後すぐ謀反を犯し討伐された十三士の墓も同じ場所にありました。
     修善寺桂谷八十八ケ所の37番目 
さらに山を登ると修禅寺桂谷八十八ケ所の37番の石碑があります。
この山道を歩いていると桂谷八十八ケ所の石碑に幾つか出会いました。
その石碑巡りをしている方々にも出会いました。
        
岩を掘った奥にある岩屋観音さまと手前のおしゃぶり婆さん達です。
修善寺温泉は古い歴史ある場所ですね。かわいらしい石仏にも出会いました。
獅子に乗った源義経像は大正時代に菊屋旅館の依頼で修善寺温泉に滞在していた彫刻家によって天城山中から運ばれた軽石に彫られたそうです。
指月殿の山から下りて、反対側の山の風の小径を登って行った所に源範頼の墓がありました。
鎌倉から近い伊豆の修善寺は、鎌倉幕府の設立時にはいろいろな歴史的な動きがあったようです。

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①三島スカイウォーク、韮山の反射炉

2016年12月14日 | Weblog

末っ子と夫婦の3人で伊豆の旅に行きました。
最近夫は車の遠出すること無くて、久しぶりに娘の運転で東名を走りました。
東名からは富士山が見えたのに、目的地の三島スカイウォークを歩くときには全く富士山は見えずです。
薄く見える手前の愛鷹山の右横に大きく見えるはずです。残念。
スカイウォークは日本最長400mの歩行者専用の吊り橋です。
      
橋の中央ではすごい風で吹き飛んでしまうかと思うほどでした。
良い景色と山の紅葉がきれいでした。
      
スカイウォークの入口当たりで大根を干してあるのを見ました。
最近大きな大根の漬物を食べる事がないなと思いました。
夕暮れが早いのでここで食事をしました。三島コロッケと野菜が乗ったカレーです。

伊豆半島の真ん中の道を通って次の目的地の韮山の反射炉に行きました。
ボランティアの方が我々3人の為にいろいろ説明してくださいました。
説明を受けて質問する事で明治時代の下田を擁する伊豆半島の情勢に興味を持ちました。
幕末欧米諸国の植民地化や開国要請に対抗して江戸を守るために韮山代官江川江川 英龍が幕府に進言して築いた大砲鋳造炉です。
炉体と煙突が完全な形で現存している世界唯一の産業遺産だそうです。
反射炉は熱をアーチ型の天井に反射させて鉄の溶解温度1700度を得る構造になっています。
鉄枠は補強用に後世付け加えたものです。
      
反射炉の正面の丘に登るとお茶畑が広がっていました。良い場所です。

コメント (2)
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