40歳前後になった子供達が幼稚園の時に毎月取って読んでいた本が、結構たくさん家にあります。
今は孫が来た時に読めるように1階の本棚の端に並べています。
その中にチャイルド科学絵本ファーブル昆虫記が12冊あります。
孫達に人気無くて読まれていなかったのですが、
今回その中の1冊を5歳の孫に読んでみました。
「ミノムシ」は昔人が雨除けにしていたみのから名前が付いた虫で、
枯れ葉や枝で身を守る為にコートを作ります。ミノムシがどのように生まれ育ったか、
大切なコートを作る時に折紙をおいておくと折紙のミノムシが作れます。」
ファーブルが子供達の興味が行くように面白く書いています。
1冊読んでいるうちに私の方が本に引き付けられました。
孫も面白かったのか次に来た時にまた違う虫の本を読んでくれと頼まれました。
娘も久々にこれを読んで、孫と一緒に、本の虫を探して3種類見つけてきました。
1つはオトシブミという虫の幼虫が育つゆりかごです。
葉を折紙のように折り、最後はくるりと葉の端をひっくり返します。
このゆりかごに1つオトシブミの卵が入っています。
まだ卵が入っていて虫が出て来るかもしれないからと、虫かごに入れたそうです。
もう一匹は長い口を持つ事から名前が付いたゾウムシです。
この口を使ってゆっくりとドングリに穴を開けていくゾウムシさんですが、
穴をあけてもドングリの味が美味しくないとそのままドングリを放置します。
良い味のドングリに出会うまで同じ事をしています。
こうやってたくさんのドングリに穴の開けて、ドングリの増えすぎを防いでいると書いてました。
3匹目のアワフキムシは、住んでいる庭の草木に泡をふいているのを見つけたそうです。
その草木をそのまま取って水にさしたようです。
ファーブルの本では赤色の水に差しておくと、泡も水と同じ赤色に。
孫の何匹か泡をふいた虫さんの泡の色はどうなったでしょうか?
朝起きたら泡が赤くなる前に虫さんは達は逃走したようです。
また庭にいないか探すそうです。
3種類とも1cmぐらいの小さい虫さん達で、実際が見る事ができてうれしいです。
大きな珍しい蝶を捕まえたと東京に住む6歳の孫からの写真です。
奄美大島にいる絶滅危惧種の「アカボシゴマダラ」と言うチョウの亜種だそうです。
関東で飼育されたものが逃げ出したか、放出されて関東で増えているそうです。
温暖化で冬寒い関東でも奄美大島のチョウの亜種が増えているようです。
世界的にフロンガスの規制等をもっとしてゆかないと。
エゴノキが可愛らしい花を枝先いっぱいに咲いているのを見つけました。
木全体が可愛らしい花で覆われて「森のシャンデリア」と称されているそうです。
毎年傍の緑道にこの木があって楽しみにしてます。35年経つ緑道で木が大きくなり今年は豪華に咲いています。
朝の散歩で白色のツユクサを見つけました。その林の中はみんな白色でした。
私の中ではツユクサはブルーで、白色のツユクサがある事を知りませんでした。
朝咲いた花が昼前にしぼむことが朝露を連想させ、「露草」となったようです。
PS この白い花は葉が常緑のトキワツユクサと言う帰化植物で野生化したもので、
外来生物法により、要注意外来生物に指定されているそうです。綺麗なのに残念。
日本の可憐な一年草の白のツユクサが残って欲しいです。