戦後のまもなく農地解放された北海道には、「村社会」というものがあったらしい。そこにはがあり、みんなで農地を開拓してきた歴史があった。確かに個人情報もあったが、情報は共有化され助け合って生きてきた。連続テレビ小説「なつぞら」を見て、そのように思っていつも涙している。
しかし最近は、個人情報が尊重されて、「おせっかい屋」も少なくなり、人口も減少して孤独死が増えているようだ。そして町内会の加入率は低下し、助け合いもなくなり住みにくい社会になっている。すべて私たちが選んだことであり、仕方ないことだと思っている。
ただ、「十勝の活性化を考える会」としては、この現状を変えていきたいと思っている。なぜなら、このまま限りなく人口減少が進めば、十勝はおろか、北海道もなくなっていくように感じるからである。なお十勝の人口推計は、以下のとおりである。
出典:十勝毎日新聞
「十勝の活性化を考える会」会員
注)個人情報保護法
1 《「個人情報の保護に関する法律」の略称》 個人情報の適切な取り扱いと保護について定めた法律。平成15年(2003)に成立、2年の準備期間を経て平成17年(2005)に民間も含め全面施行。
高度情報通信社会の進展に伴い個人情報の利用が著しく拡大したことを背景に、個人情報の有用性に配慮しながら、個人の権利利益を保護することを目的とする。
氏名、住所、生年月日などの個人に関する情報を適正に扱い、個人の利益や権利を保護することを、国や地方自治体、事業者などに義務付けている。
2 「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律」(行政機関個人情報保護法)の略称。
3 「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」(独立行政法人個人情報保護法)の略称。
(出典: 小学館デジタル大辞泉)