十勝の活性化を考える会

     
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芽室町にある“新嵐山”

2021-02-01 05:00:00 | 投稿

 

京都にある嵐山は有名であるが、十勝の芽室町にも“新嵐山”がある。命名の理由は芽室町史によれば、私が見た京都の嵐山に似ていたからだという。京都の嵐山からの景色に比べ、芽室町にある新嵐山からの風景は別格で、十勝の観光スポットとしては1級品だろう。

先月、地域エコノミスト 藻谷浩介氏とオンラインで結び、コロナ禍における観光振興の在り方などの「地方創生フォーラム」が芽室町であった。

 

藻谷浩介氏は、全国3200市町村と海外114カ国を訪問し、地域振興などに関する幅広い分野で研究している人である。同氏は、十勝農業の魅力と素晴らしい田園風景を持つ芽室町の持つ観光資源、また芽室町長は、町の観光資源のひとつとして新嵐山を挙げて、十勝の活力にしたいとも語っていた。

 

また、パネラーの一人は、「皆さんにとって当たり前の風景には、よその人には価値がある。田舎は“何もない”のではなく“余計なものがない”素晴らしい場所である」と強調していたが、自分もそのように思う。

私は、東京や大阪、札幌から来た友人を必ず“新嵐山”に案内し喜ばれる。その理由は、①帯広市から車で2030分(20キロ)と近距離なこと ②日高山脈を背景とする十勝らしい田園風景が見ることができるからである。

 

芽室町は人口2万人弱の小さな町であるが、空気は美味しいし土地も安いし農産物も美味しいので、とても住みやすいところである。今回のフォーラム等をきっかけに移住者が増えることを期待しているのだが・・・。

「十勝の活性化を考える会」会長

 

注)新嵐山スカイパーク展望台

北海道芽室町、雄大な十勝平野を一望にする展望台が新嵐山スカイパーク展望台。初夏の緑あふれる田園風景、秋の紅葉のシーンと、十勝平野の四季の移ろいも実感できる展望地になっています(冬季閉鎖)。十勝晴れの日なら、大雪連峰、十勝連峰、日高山脈の山並みまで眺望できます。夜は満天の星空を満喫。

 

 

(芽室町観光物産協会の提供)

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