赤い水性の部屋

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第13回全日本中学高等学校管打楽器ソロコンテスト 浜松地区代表選考会

2009年02月09日 | Weblog
 いわゆるソロコン浜松予選。この運営を担当して4年目になる。この3年間はアクトの中ホールで行い、たくさんのスタッフをそろえるなど、運営としては、かなりレベルアップしている。全国を探しても一番豪華な地区予選ではないだろうか?この辺は、さすが『音楽の街浜松』である。
 管楽器を始めて(正確には音楽を始めて)1年半で中ホール。ピアノを個人で習って1年半で、中ホールでモーツアルトやヘンデルの個人リサイタルである。いくらお金をかけても無理だろう。いまどき幼稚園のうちのチビの体操教室でも4000円である。1年通って『でんぐり返し』程度である。そう考えると、せいぜい毎月3000円~5000円程度部費を払ったとしても、吹奏楽部の指導効果は恐るべしである。もちろん、講師の先生方のボランティアに近い熱心なご指導ぶりにも脱帽である。

 うちの部員も3名が参加。かなり惜しいところまでいった。優勝できなかったのは残念だが、長い音楽人生、まだ1歳~3歳である。この経験はとてもいいことだと思うし、一人であの広いホールで演奏しきった精神力と勇気、努力は練習では得られない宝である。会場で見学したみんなも、何かを感じてくれただろう。実際に自分の目で見たほうが、人から聞くよりも確かである。
 『百聞は一見に如かず』には続きがあり、その上を行って『百見は一行に如かず』という言葉があるらしい。百回見学したとしても、一回実際にやったものには追いつかないという。

 ソロコンの全出場者の皆さん、すばらしい演奏でした。これからも、この経験を生かして、より充実した音楽人生を送ってください。