やっぱり苫社協~苫小牧市社会福祉協議会日記~

社協行事の案内や報告、
職員が思ったことや感じたことなどを書いています。

原爆投下はやむを得なかった?

2009-08-06 08:15:14 | 雑件

64年前の今日、広島に原爆が投下されました。その年までに14万人が亡くなったと言われているそうです。

ある報道番組で、今日までの連日、広島での原爆投下を特集しているのですが、その中でちょっと気になったのが、アメリカ人の多くは、「戦争が早く終わり、多くの兵士や市民が死なずに済んだのだから、原爆投下はやむを得なかったのだ」と考えているそうです。

世界中のどこの国が核兵器を使用していたとしても、その国の国民はそのような言い訳をするでしょう。ただ、その後の被爆した人たちの苦しみを「やむを得ない」という言葉で終わらせることはできません。

 

アメリカは、世界で唯一核兵器を人間を攻撃対象に使った国です。そして、世界で唯一原爆の被害を受けたのは、日本だけです。このそれぞれの国が平和を訴えるために最大限努力しなければならないと思っています。

日本にとって、広島と長崎は、平和を願う象徴でなければならないと思っています。

オバマ大統領が、先日、核兵器を廃絶すると言ったそうですが、日本も、被爆国として、もっともっと核廃絶を訴えるべきではないでしょうか。

 

先程の報道番組で、広島に点在する慰霊碑に水を供え続けてきたおばあちゃんのことを放送していました。このおばあちゃんは、自分が広島で被爆した日のあるできごとから、このことを続けているそうですが、それを支援する若者がでてきたそうです。

また、オバマ大統領の出身高校の高校生が、核廃絶を訴えて、広島で署名活動をしている姿もありました。

戦争を知らない世代も、いろいろなところで動き出しているようです。

 

                                      ya

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする