今月5日から苫小牧市社協に実習生が来ていますが、その実習も中盤にさしかかりました。
地域活動の見学ということで、前日に第八区自治会のふれあいサロンを見学させていただいたのですが、それに引き続き、援護グループ活動の見学に行ってきました。
援護グループ活動は、見守りが必要な高齢者に対し、民生委員が中心となり近所の方とグループをつくり、近所の方々(協力員)が民生委員と一緒に安否の確認など、見守りをしていく活動です。
事前に民生委員から活動の紹介をしていただき、この事業の効果や課題について説明していただきました。
近年は、協力員がめっきり少なくなり、協力員が一人しかいないグループや、活動したくてもできないケースが目立ってきたとのこと、みんなで集まる機会を持ちたくても、そのような場所がなかなかなく、あっても費用がかかりすぎてしまうので、場所の確保が課題とのことでした。
当日は、対象者同士の横のつながりを広げようと、みんなでお昼ご飯を食べる日だったようです。
4人の対象になる方と、一人の協力員、民生委員の合わせて6人の参加でしたが、普段、一人で暮らしているせいか、話がなかなかつきず、予定時間を大幅にオーバーしての終了となりました。
参加者の方々は、「近所との付き合いがない中で、ここに集まることで横のつながりができ、安心感があるのよ」と言っていました。
また、この中で、振り込め詐欺のことや泥棒のことなど、普段の生活中で注意しなければならないことなども、お互いに話されていました。
この活動も時代のニーズに合わせてサロン的になっているのではないかと思います。
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