やっぱり苫社協~苫小牧市社会福祉協議会日記~

社協行事の案内や報告、
職員が思ったことや感じたことなどを書いています。

「家族のような地域」づくりに向けて

2011-08-01 16:40:04 | ふれあいサロン

7月29日(金)第2回目の地域の絆づくり講演会を開催しました。

社会福祉協議会では、みんなでふくし大作戦!」の一環として、ふれあいサロンの推進を行っております。
今回の講演会は、地域住民同士が自然に繋がり、絆を強めるための取組みとして「ふれあいサロン」等を紹介し、誰もが安心して暮らせるまちづくりの参考にしていただくことを目的に、市内3ヵ所で開催する、その第2回目です。



講師にNPO法人シーズネット代表の岩見太市様をお招きし、
民生委員、町内会、老人クラブ、地域包括支援センター、市民100名が参加しました。



また、NPO法人シーズネット さっぽろ孤立死ゼロ推進センター事務局長の杉谷憲昭様からも、札幌市における孤立死とサロンの状況についてお話をいただきました。







家族以外に自分の弱みを出せる友達がいますか?

 岩見先生はご自身のご病気についても触れられ「自分の弱みを見せることができ、自分の本音を言える人の存在があったおかげで、辛い気持ちが和らいだ、心の支えともなった。」とお話しされました。
 「家族以外に自分の弱みを見せられる場所」、まさにサロンがそのような場所となっていくのではないでしょうか。



男性は女性の2倍長い!?…孤立死してから発見されるまでの期間―

一人暮らしの方が自宅で一人で亡くなってから発見されるまでの時間は、男性は女性の2倍の期間、発見されるまでにかかるそうです。また、男性の場合は50代前半から孤立死が起こっているそうで、孤立の問題は、特に男性の場合の方が深刻となっているそうです。
地域のご近所さんと普段からお付き合いがあれば、お互いを何気なく見守りあうため、何かあったときの異変に気づきやすいですが、お付き合いが無い場合は、それが非常に困難となってしまします。

 

―サロンは家庭以外に気軽にふらっと行ける場所、みんなの居場所

 住民同士の結びつき、さりげない見守り合い、助け合い、何かあった時の対応など、「お互いにお互いを見守るシステム」
それがふれあいサロンです。
 サロンは「自分の居場所」があり、「気持ちを許せる仲間」を作ることができ、「自分の存在感」を見つけることができる場所です。

 昔はそのような場所は「家庭」にありましたが、これからは「地域」に作るべきなのです


 

社会福祉協議会では、サロンづくりに関する出前講座等を行っており、サロンづくりのお手伝いをさせていただきたいと思いますので、お気軽にご連絡ください。


第3回目の講演会は明日8月2日(火)のぞみコミュニティセンターで行います。




                                                                  (ささっち)

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