やっぱり苫社協~苫小牧市社会福祉協議会日記~

社協行事の案内や報告、
職員が思ったことや感じたことなどを書いています。

宮古市生活復興支援センター派遣報告(ささ・その3)

2011-10-21 11:54:03 | 事業報告

報告その3は番外編
出来ごと別にご紹介!!


【台風15号直撃!!】
派遣期間中、台風15号が上陸しました。



勢いよく降る雨…。川の増水は激しく、海沿いの道路でも冠水状態なところがあり、危険な状況。
海や川の近い仮設住宅の方や、屋根が壊れた住民が避難する事態となり、生活復興支援センターでも、避難送迎や物資の配達の対応がありました。

翌日、台風のつめあとです。

仮設住宅が立っている、ギリギリのところまで土が流されていました。



【津波の教訓を語り継ぐ】

朝のオリエンテーション前に、ボランティアさんに対し読み聞かせを行っている様子。
「つなみ」の絵本の読み聞かせです。市内の読み聞かせボランティアさんの協力により、ときどき行われています。


作者は 現在の宮古市田老地区ご出身の田畑ヨシさん。
ご自身のおじいさんからの教えや、昭和三陸地震の実体験をもとに、津波の怖さと教訓について、30年以上に渡り、手作りの紙芝居による読み聞かせ活動を行っています。

田畑さんのお話を聞いて、今回の津波から助かったという方もいらっしゃるそうです。

3月11日の震災時、田畑さんの紙芝居は、たまたま高台に預けられていたため、無事でした。
震災後に、英語訳等が加えられ、絵本化されました。 
監修を手掛けた、岩手大学の山崎友子教授のホームページから閲覧することができます。

リンク:岩手大学山崎友子教授のホームページ(クリック!)



【ペット達も元気だよ
仮設住宅を訪問する中で、たくさんのペットたちにも出会いました。
宮古市の仮設住宅では、原則室内飼育で、外ではリードを着けることで飼育OKでした!!



ペットと一緒に住みたくても、さまざまな事情で自宅で飼うことができないという方が、現在もたくさんいる状況ですが、
仮設で出会ったペット達は元気でした。


【最後に、生活復興支援センターのようすを…】

センター前の様子。復興、宮古の旗が


社協内に大きく掲示されていた、アンパンマン!

    私にとっても、小さいころからのヒーローです。



JAPAN GANBATTE 外国から届いたメッセージ



宮古市のみなさん、どうもありがとうございました。

                                             (ささっち)

クリックお願いします
やっぱり苫社協苫小牧市社会福祉協議会日記

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする