赤い羽根共同募金が、地域でどのように活用されているか、助成を受けている団体が「ありがとう」のメッセージとともに市民の方々に伝える場として、赤い羽根の集いを開催しました。
まず、オープニングは、手をつなぐ育成会の「心太鼓」です。
開会の緞帳があがるとテンポのいい、オープニングにふさわしい演奏からのスタートとなりました。
今回は、「遊び太鼓」という曲を最後に演奏いただいたのですが、奏者が移動しながら太鼓をたたく場面がありました。
これは、すごかったですね。
演奏の合間には、日の出作業所施設長の門内から、育成会について説明があり、メンバーに対してのインタビューもありました。
インタビューでは、メンバーから作業に使う機材の購入などについて「ありがとう」と市民のみなさんにお礼の言葉もありました。
次に、もなみ会の佐藤施設長が、精神障がいについて、まだ、理解が進まず差別が多いことなどを話され、もなみ会の支援内容を紹介や、ベーグル作成のための調理器具を共同募金の支援で購入したことなどを説明しました。
お話の中で、利用者からのメッセージを読みあげたのですが、本当に気持ちが伝わるメッセージに、心が熱くなり、施設長が言葉を詰まらせる場面もありました。
3番目に、社協でも福祉学習関連の事業でお世話になっている車椅子ダーツクラブ「Twinkle」の相原代表に、活動内容の紹介と、車椅子ダーツが将来、パラリンピックの種目になることを夢として持っていることなどを話されました。
開場では、育成会ともなみ会の授産製品の販売も行われ、当日限定の募金付商品も「ありがとう商品」として限定で販売されました。
この「ありがとう商品」は、当日オリジナルののもので、これからも、共募とコラボできればいいなと考えています。
商品は、すべて完売となり、売り上げの一部が募金されます。
たくさんの協力ありがとうございました。
募金ブースには、風船も用意しましたが、日本ハムファイターズのバッチやポストカードも人気がありました。
つどいの締めくくりは、和光中学校吹奏楽部の演奏です。
和光中学校は、以前より生徒会が中心となって募金活動を積極的に行っていただいています。
吹奏楽部は、日胆地区の代表として全道コンクールに出場するなど、実力校です。
最後に、アンコールで演奏した「Sing Sing Sing」が、練習中の曲ですと紹介にありましたが、そうは思えないほど、素晴らしかったです。
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