やっぱり苫社協~苫小牧市社会福祉協議会日記~

社協行事の案内や報告、
職員が思ったことや感じたことなどを書いています。

町内会について改めて考えるきっかけ

2012-09-14 20:00:06 | 雑件

明日から3連休ですが、皆さんは楽しい連休になりそうですか?

連休だから仕事だよ、と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらにしても天気が心配ですね。

苫小牧は今日まで天気が良かったんですが、明日から崩れるとか・・・予報外れろ!

先日、読んだ本です。

      

 東京都立川市の自治会長佐藤良子さんが書いた本で、その大山自治会の取り組みがすごいです。

 というか、町内会として取り組んでいる内容が、「加入率100%」「会費納入率100%」「自治会の窓口は24時間」「役員会出席率100%」「コミュニティビジネス」「人材バンク」と、徹底しているなという印象を受けました。

 やはりそこまで出来るのは、会長のやる気と根気と本気度がすごかったからなのではと思いました。

 もちろん、100%という数字だけではなくて、住民が自ら参加して「よりよいまちにしよう」という思いを共有していないと出来ません。と同時に、そうなるための仕掛けが考えられているなと思いました。

 地域福祉の推進を目的とする社協職員から見ると、理想の自治会です。

 いまは悲しいことに、住民の町内会への理解が薄くなってきているように感じます。

 それは町内会が理解されていないというよりも「地域福祉の必要性」が理解されていないのでは、と考えます。

 本にも「向こう三軒両隣の精神で」と、あったとおり、ご近所同士のお付き合いに理解がないと、地域福祉への理解は難しいのかもしれません。

 

   隣近所との助け合いの意識が希薄になっているように思います。しかし、それは近所づきあいが嫌だというより、

  きっかけがないだけなのかもしれません。自治会から呼びかけることで、意識を変えてもらうことができるのでは

  ないかと考えました。(『命を守る東京都立川市の自治会』佐藤良子著P136より引用)

 

                          この本を町連会長さんに紹介しよう。(さっく)

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コメント (2)
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