5月20日(金)
14:22 病院着 点滴2種 排尿800ml 鼻の管から栄養食の点滴(入れ終わっていた) 室温27℃
栄養食を入れていたのでベッドの頭が上がっていた。
オヤジさんは枕が落ちてくるのを直していたが、うまくいかない。
落ちないように直してやると「おぉ、いらね」と言った。
「お天気が続くな」 「横になって寝たい。」
ベッドを平らにしてやる。
「ああ、疲れちゃった。何かうまいもの食べたいなぁ」
ひざを高く立てている。
ミトンを取りたがっているが、今日は時間が無いので取ってあげられない。
今日は寒くないのだろう、布団はおなかまでしかかけていない。
14:50 退室する。
5月19日(木)
スポーク交換をしようと思ったら、ハブのグリスアップからチェーン清掃、ディレーラー調整、ブレーキ調整、振れ取りまでするはめになってしまった。
しかもオヤジさんの病院までテスト走行したら、何かが当たる音がする。
病院の駐輪場で1時間。 一からやり直しだ。
スポーク交換をしたことは無いけど、ネットで調べると別に難しくはなさそうだ。
振れ取りまでやって午前中で終わるだろう。
サイクルベースあさひの店員に見てもらったら、トンサンのメリダはボスフリータイプとのこと。
で、こちらのカセットフリー抜きシマノのTL-FW30 1280円
右のステンレスのスポークはニップル付きで52円
メリダ クロード9200SX のスポーク ステンレス
前 左右とも285mm 太さ2mm
後 左右とも290mm 太さ2mm
では作業に取り掛かる。
まず左右のブレーキ本体にかかっているワイヤーを外す。
ハブナットをゆるめる。
ひっくり返すとミラーやウインカーなどが壊れるので、横に倒す。
以前 スタンドを改造したので、両立スタンドは付けたままでもホイールが外せた。
カセットフリー抜きを差し込み、スパナで回そうとしたが、固くて回らない。
いらないシートポストをつぶしてスパナの柄を延長した。
外れた。
ついでにスプロケットもパーツクリーナーできれいにしておこう。
先端だけきれいになっていればいいや、といい加減な仕事。
ついでにハブもきれいにしておくか。
ハブシャフトを抜き取るとベアリングのグリスも劣化していそうだった。
ベアリングは左右9個づつ。ワッシャー類の順番を間違えないように外した順番で並べておく。
グリスを塗る前にワンをパーツクリーナーできれいにしておく。
いつの間にか、こんなに店を広げてしまった。
グリスを塗って、ベアリングを並べる。
ハブシャフトを挿入し、パッキングでふたをする。
反対側もベアリングを入れ、玉押しで押さえる。
完成。 あれ? 何か抜けたな。
肝心のスポーク交換だ。写真も撮らなかったので、文章で説明。
タイヤも外さず、空気も抜かず、ニップルは古いものをそのまま残しておく。
新しいスポークをハブに通し、ニップルに差し込んでニップルを回し締めつける。
メリダに取り付ける前にスプロケットにグリースをスプレーしておく。
ディレーラーのガイドプーリーをよけないとハブシャフトが当たる。
ブレーキワイヤーを元に戻す。
ブレーキシューとリムに隙間があるように傾きなくホイールを取り付ける。
ホイールをはめるとき、チェーンが邪魔だったので外してしまった。
ついでにチェーン清掃。
で、チェーンを元通りに取り付ける。コネクトピンなのでチェーン切りなどの工具は不要。
ディレーラー調整をしよう。あれ、やり方を忘れてしまった。
けーこさんには「ディレーラー調整の仕方も知らないで600kmも走るなんて無鉄砲」と言ったのに。
で、メンテナンス本のお世話に。
H Lのストローク調整をする。
続いてインデックス調整。スラム3.0にはディレーラー側にアジャスターが無いので、ハンドル側で。
やっと振れ取りまで来た。
一通り調整が終わったので、オヤジさんの病院まで試走。
どうもおかしい。何か当たっている音がする。
病院へついて点検すると・・・
ディレーラーのガイドプレートがスポークに当たっていた音だった。
えっ、ということは・・・
ホイールが曲がっているのでは。
後ろから良く見ると上が左より、下が右よりだった。
まっすぐ取り付けたはずなのにおかしいなあと思いながら、ハブナットを緩める。
ホイールの取り付け位置を修正して、ブレーキも調整する。
が、いくら修正してもリムにこすれる。
本体の戻りが悪いのではないかとバネを強くする。⇒ ダメ。
振れ取りをし直す。目視で0.5mm以下になっている。⇒ ダメ。
ハンドルにあるアジャスターを回す。⇒ ダメ。
しかたない。本体が少し広がるようにケーブルを伸ばそう。
しかし、リング錠の取付金具が邪魔をして六角レンチが入らない。
何とか苦労して広げる。
すると今度は、アジャスターを回してもブレーキが利かなくなってしまった。
狭くする。⇒ シューがリムに当たる。
うーん エンドレス。メビウスの輪に入ってしまった。
シューの位置や角度を調整する。
こうして40分ほど格闘する。
なんとかシューに当たらず、ブレーキも利くようになった。
今度はブレーキランプがつかない。ブレーキ本体の位置が変わったため、マイクロスイッチが働かないのだ。
うーん、ここでスイッチをON-OFFさせるのは無理があるかなあ。
マイクロスイッチの取り付け位置を調整する。
なんやかやで1時間近くかかってしまった。
このブレーキにはいつも苦労させられる。そろそろ値段の高いものに交換しようかなぁ。