トーネードの無職生活

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あの戦争という本

2015-09-14 07:02:22 | 日記
 今、あの戦争という本を読んでいます。産経新聞が連載していたものをまとめたものなのですが、太平洋戦争の一週間ごとの動きについて色々書かれています。戦争の経過についても書かれていますが、世相や庶民の生活にかかわることも書かれています。

 戦記や戦史では軍人、兵士としての経験したことだとか戦闘の経過などが中心になるので、世相や庶民の生活については触れられていませんので、知らなかったことも多いので興味はつきません。まだ読み始めたばかりなので、戦争の序盤で日本が勝っている状況での記事ですが、配給制になっただとか、衣料品が切符制になっとか、すでに庶民の生活が困窮していたことがわかります。

 戦争後半に入って、しかも空襲されるようになったら、さらにひどくなるわけですから、考えるだけで恐ろしいなあと感じています。上中下と三冊に分かれているので、下巻あたりはかなり悲惨な記事になりそうですし、例の大本営発表の架空の戦果の記事になりそうなので、どんな記事になっているか楽しみです。

 最初は、産経新聞とのことだったので、右側寄りの書かれ方をがされているのかなと思っていたのですが、読んでみるとそんなことはなく、公平な見方で書かれています。どうしても産経新聞や読売新聞は右、朝日新聞は左と考えてしまいますが、きちっと記事を読み取らないといけないなあと思ったのでした。と言っても新聞を取っていないのですが。

 ということで、読み始めるまではあまり期待して読み始めたわけではないのですが、しばらく読んでいるうちにこれは戦闘についてだけでなく、色々な面から太平洋戦争時の時代を知ることができそうだと感じたのでした。