今月発売された雑誌の丸に総合火力演習のDVDが付録についています。まだ見てはいないのですが、総合火力演習には陸上自衛隊の戦車をはじめとする装備が色々登場してきて実弾を使った演習を繰り広げます。見学するチケットは人気で競争率が高くて入手するのは相当幸運でないと無理なようです。
ということで、演習に登場する装備の一覧を見ていたら、当然ですが対戦車ヘリコプターもありました。陸上自衛隊の対戦車ヘリは昔に調達したAH-1SヒューイコブラとAH-64Dロングボウアパッチの二種類があります。
コブラの対戦車ミサイルはTOWというミサイルで、ミサイルを敵戦車に発射したら敵戦車に命中するまでミサイルを誘導しなければなりません。ところが、アパッチのヘルファイアミサイルは一旦敵戦車を狙ってミサイルを発射したら、ミサイルを誘導する必要はない打ちっぱなしです。ということで、アパッチはミサイルを発射してすぐ身を隠せますが、コブラはずっと身をさらしていなければならないという大きな違いがあります。
ということで、コブラは調達してからかなりの年数がたって旧式化していますので、数年前にアパッチの調達を始めたのですが、コブラと置き換えることなくなんと13機で調達をやめてしまいました。どうも理由としてはアメリカではAH-64DからAH64Eに生産が移行するようで、AH64Dの部品が手に入らなくなるからとのことのようです。
AH-64Dの調達を検討する段階でAH-64Eが開発されて生産されるであろうことを陸自は知らなかったのでしょうか。いやまあ、どう考えても税金の無駄遣いというか、新国立競技場とおんなじではないかと。
アパッチの調達をやめてしまったので、コブラはまだまだ現役ですし、アパツチも中途半端な機数しかありません。そして新しい対戦車ヘリを調達するという話もみえていません。
戦車にとって対戦車ヘリは天敵ともいえる存在なので、陸自の兵器体系のなかにも対戦車ヘリは必要だと思うのですが、なんかやることが中途半端です。
ただ、我が国は島国なので、戦車や歩兵戦闘車は船で運んでくるしかありません。そこで、我が国は高性能な空対艦ミサイルや地対艦ミサイルを開発しているので、敵戦車が上陸してくる前の船に積んであるうちに沈めてしまおうというのは間違っていないと思います。しかし、一旦上陸されたら対戦車ヘリは有効だと思うのだがなあ。
ということで、いったい陸自は対戦車ヘリをどうしようとしているのでしょうか。
ついでに、自衛隊の装備品はメーカーが開発段階にかかった初期費用を、装備品が調達される個数に割かけて回収するようになっています。しかし、アパッチは調達を打ちきってしまったので、メーカーである富士重工は初期費用を回収することができず、陸自も払わなかったので裁判に訴えているはずです。結果がでたかどうかはちょっとわからないのですが。
ということで、演習に登場する装備の一覧を見ていたら、当然ですが対戦車ヘリコプターもありました。陸上自衛隊の対戦車ヘリは昔に調達したAH-1SヒューイコブラとAH-64Dロングボウアパッチの二種類があります。
コブラの対戦車ミサイルはTOWというミサイルで、ミサイルを敵戦車に発射したら敵戦車に命中するまでミサイルを誘導しなければなりません。ところが、アパッチのヘルファイアミサイルは一旦敵戦車を狙ってミサイルを発射したら、ミサイルを誘導する必要はない打ちっぱなしです。ということで、アパッチはミサイルを発射してすぐ身を隠せますが、コブラはずっと身をさらしていなければならないという大きな違いがあります。
ということで、コブラは調達してからかなりの年数がたって旧式化していますので、数年前にアパッチの調達を始めたのですが、コブラと置き換えることなくなんと13機で調達をやめてしまいました。どうも理由としてはアメリカではAH-64DからAH64Eに生産が移行するようで、AH64Dの部品が手に入らなくなるからとのことのようです。
AH-64Dの調達を検討する段階でAH-64Eが開発されて生産されるであろうことを陸自は知らなかったのでしょうか。いやまあ、どう考えても税金の無駄遣いというか、新国立競技場とおんなじではないかと。
アパッチの調達をやめてしまったので、コブラはまだまだ現役ですし、アパツチも中途半端な機数しかありません。そして新しい対戦車ヘリを調達するという話もみえていません。
戦車にとって対戦車ヘリは天敵ともいえる存在なので、陸自の兵器体系のなかにも対戦車ヘリは必要だと思うのですが、なんかやることが中途半端です。
ただ、我が国は島国なので、戦車や歩兵戦闘車は船で運んでくるしかありません。そこで、我が国は高性能な空対艦ミサイルや地対艦ミサイルを開発しているので、敵戦車が上陸してくる前の船に積んであるうちに沈めてしまおうというのは間違っていないと思います。しかし、一旦上陸されたら対戦車ヘリは有効だと思うのだがなあ。
ということで、いったい陸自は対戦車ヘリをどうしようとしているのでしょうか。
ついでに、自衛隊の装備品はメーカーが開発段階にかかった初期費用を、装備品が調達される個数に割かけて回収するようになっています。しかし、アパッチは調達を打ちきってしまったので、メーカーである富士重工は初期費用を回収することができず、陸自も払わなかったので裁判に訴えているはずです。結果がでたかどうかはちょっとわからないのですが。