VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

歩生蓮を読み込もう その4

2024-12-21 21:56:07 | 永遠の桃花

今年の土曜日も  あと一日になりました。

今日の土曜日で 歩生蓮がNo87まで来ました。

辺境の地に和親のため嫁いでいく成玉の一行が

洪水に巻き込まれ  間一髪で成玉を助けたのは

李世子こと帝昭儀。祖てい神の神使いの一人で

古墳に眠っていた昭儀は 祖てい神の復活を待ちきれず

人の輪廻に入ってしまい、現在は麗川の世子 李明楓

として生きている。連宋に無理矢理覚醒させらて

すべてを思い出した帝儀。そして、祖てい神が

人間 成玉として生きている事を知る。今回

辺境の地に婚礼のために向かう儀仗隊の一員として

同行している帝昭儀こと 明楓。

一方、洪水で成玉の行方が分からない事を聞き 

居ても立っても居られない連宋は  儀仗隊を追いかけて

一行に追いつき  隊を再生させる。

 

一方、祖てい神に  叶わぬ恋心を抱いていた

帝昭儀は 連宋や朱とうの目を盗んで  成玉を拉致し、

古墳に 少かんが作っていた小世界へと成玉を連れ込む。

誰にも知られる事のない小世界で 成玉と二人  人間成玉の

人生が終わるまで 暮らしたいと願ったのだった。

しかし、成玉に断られたうえ、なぜか連宋がやってきて

成玉は  砂漠に連れ戻されてしまう。そして、その事を

知った朱とうは  成玉の目の前で 帝昭儀を切り殺そうとしたが、

成玉が身体を張って止めた。朱とうは  連宋が現れると

自分の正体がばれるのを恐れて  姿を消す。

連宋は 成玉に胸の内を告白して婚礼をやめさせようと

するが  長依の事が心に刺さっていた成玉は  連宋の

思いを受け入れることができず  頑なな態度をとった

ため、連宋はなすすべなく  帰って行く。

 

一方、儀仗隊の災難を知った  成玉の許嫁  敏達王子は

一行を迎えに来る事にして、成玉を喜ばそうと

花火まで上げて歓迎と好意を示した。

成玉は 花嫁衣装に着替え、迎合地点まで  粛々と

儀仗隊は進んで行く。

しかし・・・

 

といったところでクライマックス。  連宋が 天界の

ルール無視の大暴走を始めます。

ああ、土曜日が本当に待ち遠しい・・・

 


歩生蓮を読み込もう その3

2024-09-12 18:56:00 | 永遠の桃花

成玉が 祖てい神である事は 敏敏公主さんの訳 第66、67話

に 出てきます。

側近の朱とうによれば、祖てい神は去る前に 様々な

仕掛けを施して 自身の正体が漏れないよう、復活した

際に  自身の真の使命が果たせるよう万全を期した。

誰にも見破られぬよう  祖てい神の人間としての身体は

初代冥主によって提供されたものであり、誰もその

本体が神仙であると気付く事はできないようになっている。

全部で17体作られていたが、成玉で17体目。

人間としての生を受けたのは、神仙が知る事のできない

七情六欲を経験する為。

朱とうは祖てい神の劫を成就する為に悪役をも引き受け

 成玉の前世16回において 成玉を殺す役割をになっている。

祖てい神は元々性別がなかったが  未来予知の能力を

持って、自分が遠い未来に 水神との間に 重要な

使命を持つ子供を授かる事を知り  女性となった。

今回の劫は三つあった。病弱で  特別な養育を必要

とした。物心着くころに 両親を失い  孤児となる。

そして 政略結婚で辺境の地に赴き  そこで亡くなる

運命だった。

これを上手くこなす事が出来れば  神仙として

復活できるというシナリオという事らしい。

 

古来より  もし 復活した祖てい神を わが手に入れれば

四海八荒を手に入れられるという伝承があったので

魔族、鬼族、天族こぞって 祖てい神の献祭後には

密かに その復活の兆しを探る動きがあった。

連宋は 天族として 秘密裏にその任務を遂行していた。

しかし、成玉の正体には気付く由もない。

朱とうは 祖てい神の最後の劫を 滞りなく遂行すべく

全力をつくす。  連宋によって復活した、 古墳に

葬られていた帝昭儀(人主 阿不托  現世において

李明楓)に至っては  連宋に対する嫉妬と不信感

から  成玉が祖てい神である事を故意に伏せて

あたかも  長依がその化身であるかのように匂わせた。

 

一方、成玉は降りしきる雪の中  政略結婚の地へと

向かう。

 

といったところです。連宋は、どうやって

成玉=那蘭多=祖てい神  にたどり着くので

しょうか?


歩生蓮を読み込もう その2

2024-08-25 14:06:14 | 永遠の桃花

  長依の物語からスタートしたので、成玉とは

長依を憐れんだ連宋が  自分の修為を使って凡界に

誕生させた存在だと思ってしまった。

そして、長依の記憶を持つ姻蘭が登場した時  ?

これは・・・?と思った。が・・・

 

連載71話に至り  いろんな伏線が回収されてきて

おお!

そういう事?と 驚いている。

 

成玉の物語に差し挟まれるエピソード、

 麗川滞在中の古墳にまつわる伝承は  桃花シリーズ

の墨淵と少かんに繋がっている。

少かんが  わが身を犠牲にして人族を凡界に送る時

手助けをした祖てい神こそが  この古墳に伝説となって

残る 那蘭多神であり、阿布多(字が違うかもです)は

凡界に送られた人族の一人で  「帝昭儀」の名を祖てい

から頂き  人でありながら神使いとなった者。

若木之門を開けた後 羽化した少かんは  そのわずかに

残った仙力を 祖てい神に引き渡した。

そして、祖てい神が混沌に献祭した時には  わずかな

霊息が残る  という。

そして、その霊息は  一粒の紅蓮子に変わるのだ、と。

祖てい神は 神使いの 帝昭儀に  その紅蓮子を 神界に

持ち帰って 墨淵に渡すように言う。

「彼に伝えて、それは少かん神が命を引換えにして

彼の新神紀の為に残してくれた花主。蓮子を植え

崑崙虚の霊泉の水を与えれば  早くに形をなし、神位を

得て  花主の職を全うするでしょう」

「彼には  大切に・・・大事にして欲しい」

帝昭儀「その霊息は誰ですか?そして 誰になりますか?

尊上(祖てい)貴女ですか?それとも少かん君ですか」

祖てい「彼女は彼女。私ではないし、少かん神でも

ない。彼女は彼女自身になり、 新神紀の花主になる」

 

・・・なんと、それこそが  長依だった?

そして  成玉は・・・・祖てい神そのものの転生(?)

らしき事が出て来るのです。

 


歩生蓮を読み込もう その1

2024-08-10 19:09:32 | 永遠の桃花

このお盆休みに 本当は災害対策しなくてはならない

し、身体も鈍らないよう動かねばならないのに😁

歩生蓮を一話から読み返しちゃったりしてる・・・

結構 途中に  過去の補足が語られたりするので

話しが前後する事が多く、たまに混乱してしまう

ので、自分なりに話しの整理が必要でした。

 

序章 は   鎖妖塔の崩れた瓦礫に押しつぶされて

瀕死の重傷を負った長依の描写から物語がスタート

します。

なぜ そんなことになったのか?

彼女は 親友の桑籍が、恋人の少辛を助ける為に

鎖妖塔に突入する際 (永遠の桃花エピソードでは

長依は出てこない)助っ人として共に行動したが

瓦礫の下敷きになってしまう。瀕死の長依を助けようと

やって来た人は  桑籍の弟  三殿下 連宋だった。

紅蓮仙子  長依、四海ハ荒においては 花神として 

最高位にいる花主。

・・・彼女は最後まで話そうと尽力した「来世がある

なら・・三殿下・・・来世があるなら・・・」

そこで力が尽きた。

「来世があるなら、貴女はどうするつもり?長依」

煩悩海には蒼い波が高く立ち  白い優曇華が次々と

咲き乱れ  雨の中で揺れた。

来世があるなら・・・

  神仙には  来世があるはずもないのに・・

 

という所までで、二話からは いきなり 紅玉郡主

成玉の話しになっているのです。

 

長依と連宋の出会いは 連宋の飲み友達  魔君が

縁を繋ぎます。

普通の女性とは全く違う長依のキャラクターに

連宋は強く興味をひかれますが、自分の心に何が

起きたのかという自覚はありません。

そして、何気に  枕上書番外編に登場する祖てい神

と連宋との縁、  長依と祖てい神との繋がりや、

祖てい神と少かんが  人間を凡界に送る為に若木の門

を開けた際のエピソード、

凡界で祖てい神と関わっていた阿布太(字が違うかも)

と  麗川の世子、李明楓との繋がり等々

あれこれと想像が広がる事実が  ポツンポツン

ちりばめられています。

丁度、枕上書で東華帝君と鳳九の「影」として登場

していた阿蘭若と沈曄のような?

話しが進むにつれて  ますます好奇心がかき立てられる。

興味津々🤗

 

 

 

 

 

 

 


歩生蓮のおかげで土曜日が楽しみです

2024-08-03 10:01:04 | 永遠の桃花

敏敏公主さんが  毎週 土曜日に更新して下さる歩生蓮。

もう 本当に待ち遠しくて  ワクワクしながら  更新時間

近くなると 何度もページを訪れてチェック。

先週の更新で  成玉が 政略結婚させられるところまで

きました。

また、成玉と祖てい神との関係も  おぼろげにわかって

きました。  好奇心がかきたてられます🤗

日本では読めない  桃花三部作を こうして読めるように

していただき  感謝してもしきれないです💖

 

政略結婚は 成玉が経験しなくてはならない「劫」

の 最も最大のものであり、それによって命を落とす

という定め  らしい・・・

さて、 この最大の危機に  連宋が どう動くのか・・・

成玉は どういう存在なのか?

そして、五万年以上の時を経て 突如現れ  連宋のところで

閉閑している 祖ていと連宋は 結婚する運命なのか・・・

好奇心が膨らんで止まらないんです🤗

もう原文で読み終わっただろう方々の情報では、

阿離の名前が「白辰」となっているとかの情報を

読んだ事があるので  ああ、早く知りた~い!です~