VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

視える人…(*_*;

2012-06-30 16:02:40 | とんでも話?

彼女が働いていた事務所は 当時彼女の自宅のすぐそばにありました


 事務所は 出稼ぎの作業員のための宿舎にもなっていて

彼女は賄いのアルバイトでした


 ときどき ? と思うような事はあったけれど

働くのに忙しく

 気にも留めずにいたそうです


ある時 作業員の人が めずらしく早くに帰ってきたので

 ちょっとおしゃべりをしたら


その人が 「ここ、いるよね」と言う・・・

 「なにが?」「これ」「ええ~~~っ


「ここは 霊道だね」「おおいやだそうなの?」


その人から、道は、ずっと 川にそって 続いていると言われたのでした


 そのおじさんは、体質的に そういうものを視てしまうという人で

その話を彼女から聞いた時

 「視える人ってやっぱりいるんだね・・・」と私が彼女に言うと


「私も霊感はあるほうなのよ。なんか変だよ、あそこは。」と彼女


 まだ TVで江原さんとかを知るずっと前のことでした


なんて ただ恐ろしいだけの存在で 鳥肌がたった出来事でした


 話を聞いた時は、怖くていやだなぁ~~と感じながらも

生きている人間のほうが よっぽど怖いよと思うような地域だったので


 その件については、当時あまり気にすることもありませんでした・・・


それでも 彼女が次々と体の具合を悪くするので

 何か 関係あるの?とも思ったりしたのは事実



結局 彼女はその会社を辞め、家も引っ越したけど

 家は やはり その川沿いにある家を購入したので

時どき 何か気配がするというのです


 でもきっと 亡くなった父かもね~なんて言っていました・・・


ちなみに

 彼女は お姉さんが亡くなった時 お通夜の席で 彼女のとなりに

亡くなったお姉さんが すーっと来て座ったというのです


 「今までみた事もないくらいきれいだったよ。

ああ、成仏したんだなあって思って うれしかった」と言っていました



 本当にみたのか または 薄幸だったお姉さんへの望みだったのか・・


そのへんは知るよしもありません・・・


霊道の存在? 

2012-06-29 13:36:54 | とんでも話?

以前住んでいた地域 霊道があると言われましたが

 そういえば 私たちが あの土地を出てから

さまざまな事があり

 ある家では 優しい息子さんが 自殺をしてしまったり

一家の柱であるご主人が病気または亡くなる

 夜逃げもありました


統計的にみても なんか割合が高すぎるような


 集落のうち 実際に自治会に参加していた世帯は12~3世帯くらいだったのに

我が家のように 理由がそれなりの引っ越しは3件

 夜逃げ等で人がいなくなった または 主の病気、死亡、離婚で一家離散というパターンが

8件・・・(引っ越してきてすぐそうなって出て行った人も含めます)


 残っている家族でもご主人が病気で仕事ができないという家が2件

すでに死亡したけれど 奥さんだけ残った家が一軒


 何も問題なく 普通に夫婦そろって、とか 仕事を普通にやっているという家族は

あの地域に 1件くらいしかないのです


 私は 今の地域にきて すでに13年

あんな問題は・・そうですね

 お嫁さんが出て行ったとか 一家でひきこもってどういう生活をしているのか不明という

家は 1件づつくらいあるけれど あとは それなりに暮らしています


 あそこはやはり 特別だったんじゃないか・・・


現在 友達が 窪地ではなく 高台のほうに住んでいて

 あちらの情報を詳しく教えてくれますが

川にそって霊道と並んでいる家は 

 一家の主が急死したり 奥さんが倒れたり 精神的に病む人がでたり


どうも 統計的に ありえないほど数が多いと言っていました・・・


 彼女がもつ不思議体験については おいおい記事にしていきたいと思います

 

 


謎は解けぬまま・・・

2012-06-28 11:11:30 | とんでも話?

以前住んでいた所では

 本当にさまざまな事がありました


私たちが去ったあとも いろんな話を聞く聞く事になります



 「猫殺害事件」のときに一番疑われたEさん

なんの証拠もないのに

 Dさんが 「Eがあやしい。いつも家庭菜園を猫が荒らすとこぼしていた。

それに あの畑に どうみても毒を仕掛けたとしか思えない桜餅がおかれていた。

 あれは絶対そうだ」と決めつけるような発言をしたからでした



Eさんは 自分でも知らぬ間に 地域の人から「犯人」と思われてしまいました 


 Eさんの奥さんは おとなしくて優しい感じの人でしたが

働きもので 朝4時には起きて 家の掃除から畑の手入れ ご主人の仕事の補佐と

 休みなく動いていました



奥さんをあんなにこきつかって と近所では言われていました


 私たちが引っ越して一年くらいしてから

奥さんが 脳梗塞でたおれました



 お見舞いに伺うと あのご主人が なんとかいがいしく奥さんを介護して

顔の表情まで 柔和に変化していたのには驚きました



 うわさを本気にしていたけど こういう人だったんだ・・・


反省させられた出来事でした



 その後 ご主人は COPDという肺の病気を患い

奥さんを残して亡くなりました



 家はやはり競売にかかったらしく 住む人も決まらぬまま空き家になっています


あの地域の変わりよう すたれようは いったい何なのか


 友人が言うには


あそこには「霊道」が通っている  と



 そういえば 我が家で しょっちゅうピシンパシン音がしていたけど

あれって いわゆるラップ音だったのかしら?



 謎です・・・


身近にある「みすてりー」な話その③

2012-06-27 17:35:15 | とんでも話?

自治会を牛耳る人がいました

 Dさんは とても話上手で 人を引き付ける魅力があり

統率力も優れていたので 自然とみんなが 頼りにしたのです



 ところが だんだんと 自分の気に入った人だけを集めて

気に入らない人は みんなの前で

 ぐうの音もでないほど吊るしあげをするという態度をとるようになりました



ゴミの出し方が悪い みんなで決めた事に従わない 態度が気に入らない等々


 気に行った人が同じ事をしても許すのに

気に入らない人には徹底的にやりこめ しかも 何度も何度も同じことで

 罵倒を繰り返すのでした



CさんはDさんを恐れて 夫婦で一切逆らわず なんでもはいはいと言う事を聞いていました

 そのため、Dさんのターゲットに文句を言いに行く時

Cさんは 必ず同行させられました



 我が家もそのうちターゲットになりました


地域にいられないほどいじめをうけて、私は 外へ出るのも苦しくなりました


 落ち度のないよう細心の注意を払うのですが ある時Dさんから

「あんたが憎いわけじゃないんだ。でもあんたの亭主が気に入らない

 坊主憎けりゃ 袈裟まで憎いっていうあれさ。あんな亭主を選んだあんたが悪いんだよ」

と言われてしまいました



 我が家はちょうど 引っ越しの話がでていたので

本当に間一髪で その地域をはなれることができました



 Dさんは その後 夜逃げ同然でいなくなり 

家はあとかたもなく壊されて 更地になりました


 一回 偶然出会った時

Dさんは 他人ごとのように言いました


 「あんたも大変だったね。よくやってたよ」   って・・・


Dさんが なぜ夜逃げのような事になったのか

 みんなは きつねにつままれたように 何がなんだかわからないと言っていました


また 普通だったら 家は競売にかかったりするはずなのに

 なんで 跡形もなく撤去されてしまったのかも・・・


その後 Dさんから 一通のはがきが届きました


 「○○の地で元気にやっています」 というものでした


身近にある「みすてりー」な話その②

2012-06-26 11:45:41 | とんでも話?

その①で 車の下に息絶え絶えの猫がいたCさん宅


 Cさんは猫好きで 家にも猫を飼っていました

その猫が 子猫を産んでしまい 

 Cさんちには 元気な子猫が3匹!


Cさんちの障子は 障子紙が きしめんのように 桟から垂れ下がり

 猫も増えると 家がぼろぼろになっちゃうんだ~~

と 驚いたのを覚えています



 Cさんは 当時 育ち盛りの男の子を3人かかえ

家計のやりくりに四苦八苦していました


 ご主人は ちょっと遊び人だったため

Cさんの口癖は 末っ子が高校を出たら 私は家を出ていくというものでした


 食費が 家族5人で 一か月三万円しかとれないと嘆いていて

パートにも出ていましたが 家では 必要な事以外

 ご主人とは一切しゃべらないという事でした


年に一回 自治会でバーベキューなどをやっていましたが

 上の内容は バーベキュー会場で語られた内容です


Cさんのお母さんの事も話題になりました

 お母さんが亡くなり、お葬式でのこと


お母さんの霊(?)が叔母さんに乗り移り


日ごろ 恨んでいた人に文句を言った(!)のです


式場は 騒然となりました



 「おかあさんは成仏していないのよ」とCさんは言っていました



そうして 私たちが引っ越してのち

 本当に 末っ子が高校を卒業した年のある日


普段乗っていた車も 何もかも残したまま

 必要な手荷物ひとつで Cさんは

誰にも何も告げずに いなくなりました



 その後 家は 競売にかかり

ご主人は 隣町の借家に移りました


 ずっと引きこもって家からほとんど外に出た事がない二男は

アパートに移り、得意のパソコンで自活したそうです


 長男は 父親についていきました


末っ子さんは 母親の所に行って 一緒に住んでいるらしいという事でした


 いまでは ご主人は 外国の女性と結婚し、

年金で 結構優雅に暮らしているそうです


 Cさんは 近隣の都市に住む姉を頼って

それなりに心やすらかに暮らせるようになったと

 風の便りにききました