VOL2 わ・た・し流

おとぼけな私ですが 好きな本のことや 日常のなにげない事等 また 日々感じたことも書いていきます。

その時はその時で なんとかなる・・・?

2012-01-13 11:06:32 | 世見

いつも松原さんの記事をチェックして思うのだけど

 やはり、私たちの便利は 地球の今まで築いてきたものを

ことごとく破壊する方向に加速を加えているんじゃないか・・・って


 本当に 有り難く 暮させていただいているけれど

携帯やパソコン、TV その他の様々な便利用品に囲まれ

 今や、それのない生活なんて 考えられない私たち


だけど、震災が起きてみると ひ弱な部分が露出する

 
 先日も、朝暗いなか 起きて階下に降りながら考えた

電気のない生活って・・・ものすごく体力、気力つかうよなぁ・・・きっと


 母の子供時代は かまどに火をつける事から1日が始まった


お風呂なんて月に何度のものだった


 それも、川から水を汲んでくる

母はちいさかったから、おけが あちこちぶつかって

 水は 半分ほどに減ってしまうので 大変だった という

川に 洗濯にいったり、食器も川で洗っていたそうだ


 結婚して だいぶたってから

田舎では暮らしがなりたたなくなり

 父が都会にでてサラリーマンになった時は

あんまり楽になったので、こんな暮らしがしたかった~と思ったそう。


 もちろん お金がないのは相変わらずだったけど

台所で食事作りも片づけもでき

 風呂は 風呂屋に行けば入れたし

夫が会社に行けば 家で 内職


 農家は ほんとうにきつかったという


それから10年もたたずして電気製品に囲まれ、

 家も建て あっという間に便利な暮らしが手に入った


それでも、まだまだ 「アナログ」だった


 今の生活しか知らない人が増え

いきなりサバイバルのような状況に ほうり出されたら

 人は どうやって生き残るのだろう と思う時がある


「日本は地震によってできた島」と言った人がいた

 地層を調べると 出るわ出るわ

400年ごとくらいに繰り返される津波の痕跡

 1000年毎位の、度外れた大津波

また、噴火の痕跡


 便利は はかない砂の上の楼閣かもしれない


でも、悲しいかな、こんな話を耳にするのもいやだと

 主人も娘も言う


私はやっぱり変わりもんの少数派

 きちんと知っておきたいし

石臼とか 糸車とか  はた織り機とか

 足踏みミシン  そういったものを

伝統的に 一家に一台  せめて 地域に一台

 置いてほしい


その時は 20年しないでやってくる

 学者でも 警鐘を鳴らす人が多くいる


でも、なったらなったで

 なんとかなるんでしょうかね・・・


また、知恵もでるんでしょうね


 自分が老境に入ってから 被災者になるのは

身体が動けないぶん つらいなぁ・・・


 お世話かけてしまう側になるのか・・・と思うと


父を師匠に  サバイバル  教わっとかなくちゃね