未だに ボーっと桃花妄想の迷路で迷子になっている私。
今日は 十里桃花番外編3から・・・
長年の願いかなって、ようやく白浅に自分の愛が伝わり
洗梧宮で共に暮らせるようになった夜華。
ところが・・・思いもかけないライバルが・・・の巻。
次の天帝ともなれば 仕事は目白押し。
数日間 会議で白浅との時間も取れずにいた夜華、
やっとできた隙間時間に 白浅を誘い出して
九重天の 瑶池でお花見をする💖
(もちろん、夜華は 花より美しい白浅しか見ていない
でしょうが)
白浅はとても喜んで 夜華の手を取って言う
「数日間忙しく働いて疲れているでしょうに、
こうして私の為に時間を作ってくれて・・・
あちらの東屋に行って、私の膝枕で少し休む?」
夜華が嬉しそうに微笑んで 白浅の手を握り返し、
口を開こうとしたその時・・・
いったいどこから現れたのか「母上、母上。向こうに
大きな蝶々がいるの。なかなか捕まえられないんだよ
阿離を手伝って下さい!」と言いながら阿離参上。
阿離に手を引っ張られ、瞬く間に白浅は 前方の橋の
下へと消えていった・・・
・・・一人残される夜華君・・・
また ある日のこと、白浅が 思い立って、夜華に
寝間着を作ろうと 長昇殿で 夜華の身体の寸法を
測っていた。
いろんな色の布地を当てては、「どの色もよく似合う
わ・・・こんなに似合うなら 全部の色で寝間着を
作るようだわね・・・🥰」
夜華、少し微笑んで「その言葉は貴女にこそ言うべき
こと・・」
と、その時またしても阿離 登場。
「母上、母上。宿題が難しくて!手伝って下さい」
そう言うと 白浅の手を取り、 風のように去った。
一人残された夜華君の足元には、落ちた布の
サンプルが二枚・・・
またしても一人残された夜華君・・・
侍女たちの目には、夜華君の額に青筋が跳ねたように
見えた・・・
そして、ある夜、協議を終えて帰る夜華の目に
美しく咲く無憂花が止まる。この美しい花を白浅
に・・・💖
喜ぶ白浅の笑顔が胸に浮かび 心弾ませて
長昇殿へ向かう夜華。
しかし・・・白浅の寝台には、白浅の胸に
抱かれて いびきをかく阿離がいた🤷♂️
ええ、夜華が団子をつまみ上げて慶雲殿に
送り返し、青冥剣で門を塞いだのはまさに
この後でございます😅