雨の日は こころも濡れる（？）

もう１２時になろうとしているが


　　まだ父が目覚めない



むりに起こすことはせず　たまに確認に行く


　　月曜日に　訪問医にみてもらったが


もう半月もてばいいほう・・との所見だった



　　兄にメールするも

「了解しました」の返信のみ




　　とりあえず　心構えだけでもしてもらおう



弟からは　なしのつぶて


　　弟はメールをみないので　兄から連絡してもらう


こっちから電話して　あまりにそっけないのも　がっくりしてしまうので・・・




　多分　何かあれば　私から言ってくるだろう　と思っているんだろう



何も言ってこないのは　　大したことないからだ　　と


　　また　訪ねても認知症では　わからないと思ってのことかもしれない



でも　認知症になったからわからないという事はない

　　と、父をみていて思う




昨日は　初めて看護師さんが来てくれて

　父の清拭やおむつ替えを一緒に行い

声掛けもしてもらったが


　父のうれしそうなこと



顔色もよく　とても幸せそうだった



　　ケアマネがやっときて　　いよいよ最終の介護にむけて動き出す。



なんか　でも　事業所の訪問介護がいっぱいで

　希望の時間に　訪問できない　とのこと




私にしてみれば　　事業所を２件しかあたってないから

　そんなに少ないんだろう　　とつっこみたくもなるが


もう　仕方ない



　きてもらえるだけでも　ありがたい


人に頼むというのは　　分厚いゴム手袋で細かい作業をこなすのに似ている



　　人を責める気にもならない


げんに　今日だって　１２時すぎても　父はぐっすり寝ている


　あまり早い時間に　他人がやってきて

時間だからと　むりやり起こして清拭もいかがなものか？



　私の自由時間もぜんぜん取れないが


もうあと少しのこと

　父を納得いくまで世話できれば　私の気も済む



結婚して　出産してこのかた


　自分の時間なんて　どのくらい持てただろう


主婦なんてそんなもの


　　贅沢は言ってられない



たまのランチだとか　　パソコンやるとか


　　そのくらいはできたのだから　良しとしよう


父がいなくなっても


　　私が「自分」を生きるのには

ちょっとした発想の転換がいる



　　まだ　身体が動くのだから


あとは　終わってから考えよう・・・