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年寄りの独り言

沖の暗いのに白帆が見ゆる、あれは紀ノ国ミカン船

2012年01月17日 | 東日本大震災


紀伊國屋文左衛門は江戸の大火に材木を買占めて財をなした。被災地の復興住宅、瓦礫処理、そして除染で土建、建設業界だけは景気がいいという。だが岩手、宮城、福島は大破した難破船、野田船長はこの船を見捨て今度は日本丸という大船に乗り移ろうとしている。(実際にはこの船も沈没しかかっているのだが)

阪神神戸の震災から17年、地震対策、震災後の対応という反省が充分なされないまま今度の東日本大震災が起きた。人々の生活、悲しみ、痛みは一部の人たちには現実にはみえない。震災前の平凡な生活にもどれるかどうかが求められている。


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