昨日開催された大分市主催の “第21回 陶芸祭” で、・・美由紀さんが “審査員特別賞” を受賞しました。市の穴登り窯で1年に1回ですが薪窯焼成を行ってもらえます。160名の市民が応募しています。そして、その焼成作品による展覧会が、秋晴れのさわやかな日曜日に河原内陶芸楽習館で開催されました。子供作品も左右に180点ほど展示されています。優秀作品の表彰式も行われました。美由紀さんが “審査員特別賞” を受賞した作品は、果物や菓子などを盛る足付きのコンポートです。おめでとうございます!~!
美由紀さんは作品を搬入後に、他の作品の大きさに圧倒されて 「みんなの作品は大きい、私のは小さい」 とため息をついていました。公募展は、大きな壷などが大勢を占めるので食器類は見映えがしません。それだけに受賞できたのは本当に良かったですね。それも “審査員特別賞” ですからね! 浅めの器を深めの器に作り直した熱意なども伝わったのでしょう。本人もビックリしていただけに表彰式では嬉しさも倍増したことでしょう!
作品のフォルムや、縦横のバランス、口縁のカーブの流れもいい、そして、流れた釉薬が非常に幻想的な色調を奏でている。私の安物のカメラでは実物の釉調が出せません。写真よりも奥深く輝いています。螺鈿(らでん)の貝殻みたいです。放射状にできた七条の道筋もきれい。二つとない焼きものになりましたね!
一方で古田さんは受賞を逃し今回も涙を呑みました。私は本命になるのではと期待していただけに残念です。作品は壷ですが素敵な作品です。ゆったりとデフォルメされた壷にイッチンで網目のような模様を入れてます。少し懲りすぎたのかな・・・? 惜しいな・・・
お二人は夫婦・・・かみさんに先を越されましたね、次回に再リベンジですね・・・旦那さんも満足そうな笑顔でした。
旦那さんの昨年度の出品作品もアップしましょう。入賞するだろうと思っていたのですが、焼き上がりが思いのほか変化がなかったことと、少し割れが出てしまいましたね。また、偶然にも同じような作品が重なりましたね・・・。今回はそのリベンジだったのに・・・。また次回に期待です。
この作品は高層ビルの建物ようにも見えます。上から見ると前面が出刃の包丁のように張り出し、左面の柄の部分が奥まった形状になってます。花器なのですが紐づくりで編んだものではなく、一つひとつ削り出しています!
今回の陶芸祭には、11月に手づくり作品市のモノヅクリサローネなどもあって、生徒さんはお二人しか出品してませんが、次回は他の生徒さんも出来るだけ参加しましょう。
10年間ほどは教室でまとめて20人前後の生徒さんの作品を出品してましたが、去年から個人で応募してもらっています。
「審査員特別賞」 では思い出す作品があります。この作品もアップします。もう何年前になるでしょうか。安 ・ さんが 「審査員特別賞」 を受賞した作品です。この作品もすごく印象に残る素晴らしいものでした。教室で真夜中の午前0時までやって、自宅に持ち帰り明け方に完成させた花びらに白化粧土を象嵌させた花器です。教室では伝説の人と言われています。大阪に行かれてからも電気窯を買いマンションで陶芸を続けていました。上品な花器などの写真を送ってきてくれたことがあります。今はどうされてるのでしょう・・・。元気ですか ~
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