巻き上がった越冬レタスを支えるようにオオイヌノフグリが下草として生えています。
レタスの好適phは6.0~6.5なので、畝の土が野菜栽培に適したものになったかどうか判断する上で良い指標になります。
小松菜など水気の好きな葉物類はph5.5~6.0。ソラマメ、ホウレンソウなど乾き気味の土を好む野菜はph6.5~7.0です。レタスの位置するph6.0~6.5は中間の領域に当たり、この土壌phが維持できていればほとんどの野菜が健全に生育できます。
オオイヌノフグリは春を告げる野草です。当農園では2月下旬、雨水から啓蟄に移る頃合いに他の植物に先駆けて開花を始めます。オオイヌノフグリの開花は表土が凍らなくなったことを意味していて、土手などの水はけの良い場所ほど早く開花します。畝上でオオイヌノフグリが勢いよく繁殖しているということは、それだけ土が良い状態で冬越しできたということです。
これまで、畝に生える草はハコベが最適だと思い込んでいましたが、ハコベが繁茂する場所はじっとり湿っていて、こまめに草刈しないと草に飲み込まれる格好になりレタスがよく育ちませんでした。野菜の好適phについて学んだ感じでは、ハコベが元気に生える土壌はph6.0以下なのではないかと思います。
一方、オオイヌノフグリは風通しの良い形態の茎葉をしていて、葉裏や茎に毛もあり、いかにも乾いた土を好みそうな印象です。
オオイヌノフグリが生える畝では、レタスがぐんぐん大きくなる上、下草がレタスを飲み込むように暴れることもないので、草刈に入る必要がほとんどありません。未だ万全とは言えませんが、おぼろげながら草生栽培の理想形が見えてきた気がしています。
レタスの好適phは6.0~6.5なので、畝の土が野菜栽培に適したものになったかどうか判断する上で良い指標になります。
小松菜など水気の好きな葉物類はph5.5~6.0。ソラマメ、ホウレンソウなど乾き気味の土を好む野菜はph6.5~7.0です。レタスの位置するph6.0~6.5は中間の領域に当たり、この土壌phが維持できていればほとんどの野菜が健全に生育できます。
オオイヌノフグリは春を告げる野草です。当農園では2月下旬、雨水から啓蟄に移る頃合いに他の植物に先駆けて開花を始めます。オオイヌノフグリの開花は表土が凍らなくなったことを意味していて、土手などの水はけの良い場所ほど早く開花します。畝上でオオイヌノフグリが勢いよく繁殖しているということは、それだけ土が良い状態で冬越しできたということです。
これまで、畝に生える草はハコベが最適だと思い込んでいましたが、ハコベが繁茂する場所はじっとり湿っていて、こまめに草刈しないと草に飲み込まれる格好になりレタスがよく育ちませんでした。野菜の好適phについて学んだ感じでは、ハコベが元気に生える土壌はph6.0以下なのではないかと思います。
一方、オオイヌノフグリは風通しの良い形態の茎葉をしていて、葉裏や茎に毛もあり、いかにも乾いた土を好みそうな印象です。
オオイヌノフグリが生える畝では、レタスがぐんぐん大きくなる上、下草がレタスを飲み込むように暴れることもないので、草刈に入る必要がほとんどありません。未だ万全とは言えませんが、おぼろげながら草生栽培の理想形が見えてきた気がしています。