とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

ハンター現る

2018年06月09日 | 日記
いつものように通路を歩いていると、脇の茂みに怪しい影。
ん?と思って覗き込んでみると、大きなガガンボが肉食カメムシに捕まっていました。


クチブトカメムシと言う分類があるようで、昨年初めてその存在に気付きました。
カメムシと言えば、大豆などに取りついて樹液を吸う害虫だとばかり思っていましたが、クチブトカメムシの仲間は、野菜を食い荒らす蝶や蛾の幼虫の天敵だそうです。太い針のような口を突き刺して獲物の体液を吸います。

クチブトカメムシは、テントウムシと同様に成虫の状態で越冬します。昨秋、ケールの葉の上でモンシロチョウの幼虫を捕らえているのを目撃しましたが、きっとそのままケールの株元で越冬したのでしょう。最近よく姿を見かけるようになったので、畑に定住して数が増え始めたのかも知れません。
コメント
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