とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

ニンジン播種用 畝準備

2018年06月13日 | 日記
台風がもたらした雨により畝内部までしっかり水が入ったので、ニンジン作付の準備にかかりました。砂質土壌は乾くと岩のように硬く締まってしまうので、雨で土を膨潤させてから根菜の種を播きます。

ニンジン作付予定地には、イヌムギなどの冬草が腰の高さ以上に伸びていました。すき込むのはとても無理なので、従来のように、鎌で刈って畝間に敷くことにしました。


刈った草を一旦脇にどけ、切り株を刻みながら表土を耕します。


畝間の地表には、前作の際に刈り敷いた草が風雨に晒されてボロボロに朽ち、腐植として積み上がっています。腐植下には細根が回った団粒層が形成されているので、薄く削り取って、腐植と一緒に畝に混ぜ込みます。野菜の生育に欠かせない養分の源です。


畝を整形した後、どかした刈草を畝間に敷きました。
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