とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

タマネギ畝 嵩上げ

2021年11月02日 | 日記
活着したタマネギの株周りに枯草を敷き始めましたが、畝間の溝の湿り具合が想定していたよりも強かったため、手順を変更して先に土寄せを行うことにしました。乾燥を好むタマネギは、地下水面から40㎝以上離れているのが望ましいとされるため、土寄せによって畝を嵩上げし、冬期の地下水位上昇に備えます。

畝間表面の乾いた枯草を剥ぐと湿った暗色粘土が現れます。




暗色粘土を2㎝程の厚さで削り取り、地際の腐朽物を混ぜ込みながらポロポロにほぐします。混ぜた土を二等分して、両側の畝のタマネギ周りに広げます。タマネギの根の呼吸を妨げないように、覆土は厚さ1㎝以下にとどめます。




土を載せて一日経過すると白く乾いており、表土の通気性に支障は無さそうです。


霜害リスクのある時期なので、気温が高い日を選んで作業します。畝高がしっかり確保出来たところで、改めて枯草を敷きます。
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