列島を縦断し、各地で大きな被害を出した台風18号が過ぎ去って一夜。
今朝は寒気が流れ込み、畑の気温も10℃まで下がりました。
畑に向かう途中の家庭菜園では、収穫を控えたトウモロコシが無残になぎ倒されていました。
我が家では、今年、粉食用の硬粒種である「甲州もろこし」を栽培しており、3mをゆうに超える草丈に育っていました。
台風直撃でどうなることかと心配していましたが、何事も無かったように悠然と屹立。
広目の株間でがっしりとした幹に育っていたので、なんとか暴風にも耐えたようです。根も深く張っていたのではないかと思います。
一方、倒れやすいともっぱら評判の枝豆(大豆)を見てみますと、ほとんどの株がわずかに傾いた程度で無事でしたが、一部なぎ倒されているところもありました。
元々棚田だったものを畑に転換しているため、用水路からの浸み出しで、所々水はけの悪い場所があり、倒伏していたのは主にその辺りでした。
少雨地域出身の枝豆は根を深く張る能力を持っているのですが、雨が多い地域で栽培したり、土手下など地下水位が高い場所や、元田んぼなど水はけの悪い場所で栽培したりすると、簡単に水を得ることができるために根張りが浅くなりがちです。そこに暴風がやってくるとこのような結果に。
適地適作の重要性を痛感させられる台風でした。
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