とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

台風後

2019年10月16日 | 日記
台風19号が抜けて3日経ちました。当農園のある小諸市北東部(北大井地区)は浅間山麓の傾斜地に位置するため、幸い大した水害もなく、暴風でキクイモがなぎ倒された程度で済みましたが、東信から北信へ向かう千曲川流域(佐久市、東御市、上田市、千曲市、長野市、他)では堤防決壊による洪水、橋崩落や土砂崩れなどによる生活道路寸断などが相次ぎ、未曽有の被災規模となっています。このような状況において、投稿をどのように行うべきか大変悩みましたが、被災を免れた農業者が、被災された方々の分もしっかり生産しなければ、東日本全体で食糧難が発生してしまうので、やはり平常心を以って真摯に畑と向かい合わねばならないと思い直しました。

小松菜とその脇のターサイ。台風前はしばらくまとまった雨が無く土が乾き気味であったため、結果的に台風の雨が恵みとなり、再び勢い良く成長しています。




肥大期に入っている紅カブと大根。大根は湿害に弱いため、大雨の滞留による根腐れが心配でしたが、ジャガイモ後地で水はけが良く問題無さそうです。




残念ながら、遠方への発送でお世話になっているヤマト運輸さんの被災や、上信越道(群馬・長野県境)通行止めなどの影響で東信地区の物流が機能不全を起こしているため、当面は直売所への出品などで地元の方々に野菜を食べて頂こうと思います。
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