思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

めばるの刺身

2008年04月26日 | Weblog
昨日は馴染みのカラオケの店で刺身をいただいた。
「めばる」の刺身。

66歳の独身男、女房子供に家を追い出されずっと一人でアパートに住んでいる。
日本海に釣りに行った友達が持ってきてくれたという30センチほどの大きな「めばる」、昼ごろまでは海で泳いでいたと新鮮さを強調する。

カウンターの中に入って包丁とまな板を準備してさばき始める。
たちまち2皿ほどの刺身が出来上がった。
昔中華料理店で板前もやっていたというだけあって腕前は確か。

「めばる」の刺身は初めてだが鯛の刺身と味は似ている。
臭みがなくすっきりした味だ。

残った骨は澄まし汁にしてこれまた美味しい。
「あんたはいつもいい時に来るねえ」
と嫌味を言われながらいただく。

その彼は私と同い年だが現役で働いている。
建築現場で働き、毎年会社にいる税理士に2万円を払って税務申告してもらっていると言っていた。
年金もソコソコもらっている。
国民健康保険料を先日払ったが2000円だったといっていて、先日皆に「そんなハカな」とからかわれていた。

よほど癪に障ったと見えて、昨夜その通知書と2000円の健康保険料を振り込んだ領収書を持ってきた。
よくよく聞いてみると税務申告が面倒なので何もしなかったんだそうだ。
みんなが「後でバレたらえらいことになるよ」と忠告する。

ママも「私らまじめに申告したら損するんか」と怒る。