思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

望みは何と訊かれたら

2008年04月17日 | Weblog
小池真理子の小説のタイトルである。
女房が何ヶ月か前に図書館に購読を申し込んでおいたものだそうだが、やっと順番が回ってきたものである。

結構分厚い本だ。
5月の連休に読むと言っている。
読みたかったのなら早く読めばいいと思うのだが、今読み始めない理由がある。
新聞の書評に
「読み始めたら夢中になってしまった」
と書いてあるのだそうだ。

女房は次々と自分の用事を増やしていく名人で、スケジュールに縛られて暮らしている。
いま読み始めて止められなくなっては困るから、連休のスケジュールが空いているときに読もうと言うわけだ。

どれどれと私も2,30ページ読んでみた。
「別に~」
と言う感じで夢中になって止められなくなるという感じはない。

私は多分それ以上は読まないだろう。


カラオケ居酒屋

2008年04月17日 | Weblog
今夜は飲んで歌って過ごした。
「さくらの唄」も歌った。
しみじみした悲しい唄だが歌うと気持ちがいい。

見慣れた馴染みのメンバー。
同じような唄を歌いバカな話題に笑い転げ、同じように歳をとって行く。
時間がくれば「じゃ、またな」と言ってそれぞれ別れる。
帰り際に飛び込んできてまたママに叱られているアホ、3曲だけよ、と言われ歌う奴、聞いてあげる僕ら、似たような繰り返し。

こんな時間が好きだ。

新歌舞伎座

2008年04月14日 | Weblog
初めてナンバの「新歌舞伎座」に行ってきた。
前を歩いていた男女がいて男が女に説明している。
「ええ加減古い建物やけど新歌舞伎座言うねん」
もうひとつ付け加えるならば
新歌舞伎座という名称だけど歌舞伎をやってるのは見たことないな、ということだ。
出し物は
「元禄めおと合戦」
私が自分から見に行くことは絶対にないような芝居だ。
女房に誘われて。
出演は藤山直美と中村梅雀などだ。
京都の絵師尾形光琳とその妻多代の夫婦合戦だ。

合戦の原因は光琳の女癖の悪さみたい。

たくさんのきれいな着物姿の踊りが見れて良かった。
日本の着物は世界に誇れる衣装だなとあらためて思う。

芝居はまあまあ、ですね。

さくらの唄

2008年04月14日 | Weblog
今日のテレビで「さくらの唄」という唄を聴いた。
美空ひばりの隠れた名曲と言われているそうだ。
今日は誰が歌っていたかな、もう忘れてる。
女房は「なんか、うっとうしい歌やで」と言っているが、私はこの系統の歌が大好き。
覚えて歌わねばならぬと心に決めた。



  「さくらの唄」

  何もかも僕は なくしたの
  生きてることが つらくてならぬ
  もしも僕が死んだら 友達に
  ひきょうなやつと わらわれるだろう
  わらわれるだろう

  今の僕は何を したらいいの
  こたえておくれ 別れた人よ
  これでみんないいんだ 悲しみも
  君と見た夢も おわったことさ
  おわったことさ

  愛した君も 今頃は
  僕のことを忘れて 幸福だろう
  おやすみをいわず ねむろうか
  やさしく匂う さくらの下で
  さくらの下で さくらの下で


後期高齢者

2008年04月12日 | Weblog
世間の人たちは「後期高齢者」なる言葉を聞いてどんな印象を持つのだろうか。
「なにをっ、このっ」
と怒るのは高齢の方々であろう。
私もバカにされたような、邪魔者扱いされたような印象を持つのは、その年齢が遠い未来ではないからだろうか。

その「後期高齢者医療保険制度」といった言葉が歯医者のカウンターにも貼ってある。
制度の内容は良くわからない。

75歳以上の後期高齢者は全員単独で被保険者になり健康保険料が年金から天引きされる。
保険の上で今まで誰かの被扶養者で保険料を払っていなかった人も。

病院はお喋りしに来る場所ではありません、今後は保険料を払ってもらいます、という風に聞こえる。

漏れ聞くところによると医者の側も75歳以上の人を診察したり医療行為にかかる診療報酬の点数が低く抑えられるとか。
つまり、ジジババの医療行為は儲からない・効率が悪くなると言うわけだ。

医者の側に立てば、儲からん人はさっさと済ましてしまえ、年取ったら多少の病気は当たり前じゃ、辛抱せんかい、とまでは行かなくとも、おざなり診療に繋がる可能性は大である。

平成の「姥捨て山制度」が出現しそうだ。

ただ、ジジババ達は健康保険制度の恩恵を忘れてはならない。
殆ど医者にも行かないような健康な働き手によって制度が維持されていることに感謝する気持ちも必要だ。

凡人の戯れ

2008年04月10日 | Weblog


  インタホン夕刊取ったのと妻の声
  5割引弁当持って妻帰る
  歯医者行く予定だけでもあればいい

  雨降りはパジャマで過ごすこの気楽
  前座席3回も目線合ったひと
  わが目線察知されたかその姿態

  平凡な日常を厭う青臭さ
  雨の日に洗車をかねる天邪鬼
  脳トレと言われて向きになるクイズ

嘆きの母

2008年04月10日 | Weblog
女優の大空真弓さんの息子が覚醒剤所持で逮捕されたそうで、彼女がその謝罪会見をしている写真がニュースで載っている。
老いて涙を流して謝罪する姿は痛々しい。
彼女は1940年生まれだそうだ。

「母としてもう一度お腹の中に入れて生み直したい」
凄いことを言うと思う。
母である女にしかいえないセリフだが、育てたのも彼女だ。

育てたと言うより只溺愛した結果なのかもしれない。




白を切り通す

2008年04月10日 | Weblog
先日人生相談のコーナーに女性の回答者が面白いことを書いていた。
浮気がバレそうになった時に男は絶対に認めてはいけないのだそうだ。

あくまで白を切り通すのが鉄則だそうです。
たとえホテルの現場に踏み込まれても白を切れと書いています。

それも何となく分るような気がします。
「もしかしたら浮気なんかしていなくて私の勘違いだったかもしれない」
と言う妻の一縷の望みを叶えてあげるわけです。

しかし現場に踏み込まれた男性はどう白を切るのでしょうか。
しかも女と抱き合っている現場だったりしたら。

妄想でもして切り抜けるほかはなさそうです。

踏み込んだ妻に対して
「あれ、君はわが女房、だとするとこの女の人は誰?」
「やっぱり飲みすぎてる、それも意識が朦朧とするほど」
「やっと家に帰って久しぶりで君と抱き合ったつもりだったけど、えっ、ここは家と違うみたい、知らない女の人がいるもん」
「そういえば酔いつぶれたときに送ってあげると言った人がいたけど、その方?」
「あれ、俺裸だ、そうそう君が風呂に入ってくれといったもんな、俺風呂から出たとなんだ」
「ああ、飲みすぎた、何がなんだか分らないよ」

これじゃ通らんかいな。
勿論私はそんな心配する必要は無い。
そんな事はしないもん。

お花見

2008年04月09日 | Weblog
今日は英会話サークルのお花見。
教室の近くの公園に桜が咲いている。
平日の午前中ということもあって、空いている。
桜も先日の雨で散ってしまうかと思ったが満開を過ぎたところで持ち堪えている。
気温も暖か。
「願わくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ」
という心境になる。

酒はなし、英語でワイワイ言ってるから公園を散歩している人もチラチラと見ながら通り過ぎる。
取り留めないおしゃべりをして2時間ほどを過ごした。
満腹満腹。