岩手県山田町防潮堤、前代未聞・未検証プレキャスト工法の供用始まる
撮影:山田町織笠M.Kさん
あと、ここに添付致しますのは、先週の山田町の写真です。M.Kさんの撮影です。
地上からは茶色の空洞の筒が見えています。
(2014.12.9 K.F さん)
F さん。K さんには悪いけどこの写真で既に私の胸の辺りから悪寒が全身に走り出しています。墓標のような茶色の空洞の筒(鋼管杭)に、近くに見えている二つずつ穴の空いたコンクリートブロックを通して積み上げていく設計です。そのセットを今度はどうやって横につなげていくのか? 「上も下も横もレゴみたいな作りならぼよぼよして使い物にならないだろう」と勉強会のとき宮古土木センターのB 課長に言ったら「ぼよぼよの意味が分からない」と喰いついてきてました。ぐにゃぐにゃでもいいですが F 家のわんぱく坊主たちならその意味が分かるのに…と思いました。メーカーに汚染されただけのバカ課長です。さすがに K さんの写真はポイントポイントを写してくれました。このさわやかな山田湾の海を完全に見えなくする防潮堤は、津波の時はなんの働きもなく真っ先に倒れると思いました。 ああ山田町…
(2014.12.10 ブログ管理人)
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