zoom にて第3回公開検討会開催
(2月15日)
国際津波防災学会「津波防災対策検討分科会」
津波の予測の理解や防災対策の評価には専門的知識が必要となる。地区住民が防災計画を立案する際の参考となる「手引き」を、産学官、市民団体、その他の多様な関係者が分野横断的に協力して、2024年を目途に公表することを目指して、2019年10月に国際津波防災学会に「津波防災対策検討分科会」が設立された。
2021年7月9日に開催された第2回公開検討会では、「手引き」の骨子案についての意見を広く求め、今回の第3回公開検討会では、前回の意見を踏まえて「手引き」の目次の詳細と編集・公開・普及に関する意見を広く求めることを目的とした。
第1部 基調講演
13:05 講演1 津波浸水予測手法~設定条件の基礎知識~ 講演概要PDF
星上 幸良(日本大学理工学部海洋建築工学科准教授)
13:30 講演2 宮古市の津波防災対策について講演概要PDF
芳賀 直樹(宮古市役所危機管理監)
13:55 休憩
第2部 「手引き」の構成
14:05~15:05 説明 市川洋(津波防災対策検討分科会 幹事)
「手引き」全体の目次案とその詳細についての説明と質疑応答
15:05 休憩
第3部 総合討論
15:15~15:55 司会:浜田英外(津波防災対策検討分科会 幹事)
「手引き」の編集・公開・普及の進め方などについての意見交換
以上
岩手・宮古市危機管理監
芳賀直樹氏が宮古市の防災を講演
10数枚のスライドを駆使しての講演、zoom で質問、共感、感想が多数寄せられた。
──以下、講演に使用された何枚かのスライドサンプル(雰囲気)
宮古市の津波の歴史
大震災以降の対策(8)防災士の養成
宮古市の津波の歴史
本年度以降の防災計画(1)最大クラス地震・津波への対応
本年度以降の防災計画(1)一人の犠牲者も出さない避難訓練の創意工夫
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