小樽市 迫(はざま)俊哉市長
双日の風力発電に NO !
記者会見で アセス「準備書」を実質反故(ほご)に
小樽市長臨時記者会見 令和5年6月13日
ユーチューブ(小樽市)(北海道小樽余市風力発電所環境影響評価準備書に対する小樽市意見について)
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⚫︎ 記者会見後の質疑応答では報道各社の短慮、浅慮が目立った。比較して迫市長のあくまでも慎重、現実的な市長の立場が際立っていた。住民の意見書などへの配慮には一部をのぞいて取りこぼしがないのでは?
記者会見自体は建設反対に長く関わってきた小樽市、余市町、赤井川など後志管内の地域住民の文字通り愁眉をひらく政治発表でした。道民の多くも拍手を送ったと思う。自分で現地の山々とその尾根を踏破し、広く深く地域住民の真意を探り情報を集め、庁内で慎重に検討した結果の市長自ら開催した記者会見だったと思います。
しかし、不備不満もありました。洋上風力発電は市長側の完全な情報不足でした。石狩湾を囲む後志管内市町村のほか石狩市、当別町など石狩管内の住民への配慮を欠き、情報収拾も不十分でした。これからの市長、住民の対話が続きます。
小樽市長を皮切りに小樽市長の意見書を受ける北海道知事をはじめ「話せばわかる」市長村長の出現が継続的に出現することを期待します。
<直近の住民スタンディング>
6月11日 余市町 勤医協診療所前
6月10日 小樽市 長崎屋前
2月13日 小樽マリーン会館 双日「準備書」市民説明会