左:タヒチ博物館のポスター。このような石像がこちらでは盛んであった。館内は撮影禁止であったので、写真は何もない。
右:島のジャングルに入ると、聖なる領域(マラエ)があり、先祖を祀っていると言う。それを護っている石像は女である。
マラエの入口にある標識。日本語でも「立入禁止」と書いてある。横にある二段重ねの像が面白い表情である。門番に当たる男の像。
正面奥の石積みのひな壇のようなのが、先祖の眠っているところ。周囲は森に囲まれている。
ピラミッドとまでいかなくても、死者の霊を祀る祭壇である。
霊地の周囲は花で美しく囲まれている。
周りで育っているマンゴーの木は、果実が色づいている。甘い。
色鮮やかな花たち。
アボガドがぶら下がっている。果肉は森のバターと言われる。
左:パンの木である。巨木になって大きな実が出来る。昔、奴隷の食べ物として栽培が試みられたりした。一本のパンの木の鉢植えを、帆船で持ち帰ろうとする話が映画にもなった。感触がパンの口当たりであるが、腹は膨れても美味しくない。
右:夏蜜柑より大きい。メロンくらいか。味がないのだからほとんど食べないらしい。
ドリアンだろうと思う。店頭で見かける。大きな果実である。
マラエの周囲は聖なる場所であり、樹木も自然のままに残っている。