昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

震災の記憶

2008-01-17 | 話題
平成7年1月17日午前5時46分。
 その1分前から目が覚めた。
 「揺れてる、地震だ」うとうとしながら、次に「ゆっさゆっさ」は東西方向に、もう終わるか、もう終わるかと思うのに、長い。
 そして一瞬治まって「やっと終わった」と、次の瞬間今度は南北に揺れる。
 「ゆっさゆっさ」
 布団の枕元の本棚から、本がばらばらっと落ちてきて、やがて本棚が倒れると思って、布団に潜った時にどさっと倒れてきました。
 布団の上に乗っかった本に埋もれながら、何が起こったのかと考えた。

 実は、この揺れ方は優しいのである。震源地に近いところでは、いきなり、どーんと上下の振動だったと聞きました。おもちゃ箱をひっくり返したとの表現でした。


伊丹の昆陽池であるキャンドルを点けての追悼会、今年は行けなかったので、過去のアルバムからの写真です。昨夜から今朝にかけての催しでした。








近所のお宮の鳥居は復元しているが、石燈籠はまだ不思議な形のままである。






左:本の下に埋もれる。布団の足元が見える。もうこの家も本もありません。
右:自宅から2-300mにある山陽新幹線のガードの柱がなくなってしまった。撮影は家族の者による。






地震の3日後の神戸三宮駅西口南。建物の何処が崩れているかよーくご覧ください。非常階段の位置も変ですね。