昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

一門の襖絵など(応挙寺last)

2012-10-03 | 歴史・文化遺産
円山応挙が、この寺の住職に世話になったことが縁で、わざわざやって来て、暫くはここに滞在したと言う。

彼の門弟たちが、後を追いけて来た時に、多くの絵を残して行ったと言う。




襖絵は、寺のパンフレットや、サイトの写真からなので、ピントが甘いものがあります。

円山応挙筆「郭子儀童子図」襖八面の部分。国重文。




八面全図。





同、部分図。この繊細な筆のタッチは柔らかい。

この絵は少しからくりがあり、右からと左から見ると、子供の向きが左右に代わると言う。






応挙筆「老松孔雀図」襖十六面の部分。(国重文)






孔雀の羽根のクロスする細いラインの緻密さが、柔らかい表現になる。






応挙筆「遊鯉図」襖八面の部分(国重文)。

この絵にもからくりがあると言う。左右から見るとそれぞれ鯉の体が真っ直ぐになったり、曲がったり。






門人の一人、藤守礼筆「梅花狗子図」襖十一面の部分(国重文)






門人の一人、長沢芦雪筆「群猿図」障壁十一面の部分(国重文) 小猿の目線が…。








門人の一人、呉春筆「四季耕作図」襖十に面の部分。窓から覗いている人は…。







竜虎の図






狗子と朝顔。





客殿の部屋の見取り図、解説の人が付くが、拝観する絵が多くて、その後でゆっくりと全部廻りたい気がする。



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2 コメント

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どうも(^o^)丿 (アガリ)
2012-10-03 05:30:41
応挙の名前は何度か聞いたことがあります
凄い絵師なんですね
特に孔雀の絵は迫力がありますね
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アガリさんおはよー (tetu)
2012-10-03 11:01:12
円山応挙の絵は各地にありますが、ここには多いですね。しかも門人たちが寄寓していたと言いますから…。
 彼らは日本海の魚をたくさん食べたことでしょう。但馬の奥の漁師町に残っているのが嬉しいですね。
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